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全く事実無根の新聞報道
2010/09/05
http://kazuo-takamatsu.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-ce99.html
毎日新聞(9月5日付)が「投票用紙回収を指示」という見出しで、私が自身の後援会に所属するサポーターに対し、民主党代表選の投票用紙を提出するよう求めた―とする内容の記事を掲載しました。しかし、これはまったく事実に反しています。
記事によれば「高松議員は『回収を秘書が指示した。白紙とは言っていない』と依頼を認めた」となっておりますが、9月4日午後6時頃、野口記者の電話取材に対し、私は「投票用紙回収の依頼の事実は一切ない」と答えております。したがって、この記事は私の回答を捻じ曲げた捏造記事であります。それに野口記者は第3者の伝聞を基にこの記事を書いており、私の後援者の取材を行っておりません。
さらに、私の秘書が数枚の投票用紙が事務所に届いたとし、投票用紙の取りまとめを認めたとも書いてありますが、これも秘書に確認したところ「まったくそのような事実はない」とのことであり、これも同様に捏造されたものと判断します。
今回、この記事を書いた毎日新聞の野口記者は首相官邸詰めの記者だそうですが、なぜこの時期に私が小沢一郎前幹事長を支持していることを十分承知し、何らかの意図をもって記事を書いたのか。私や小沢一郎前幹事長のイメージダウンをはかろうとしたのではないかとの政界筋の見方がもっぱらです。
今回の代表選は、「政治とカネ」のイメージが付きまとう小沢幹事長を「脱小沢」の看板を振りかざし、徹底して追い込み世論を沸騰させその迫いで菅総理の再選を狙うとした戦略だったと思います。
私は、同じ党内の政治家をこういうやり方で追い込もうとした菅首相の非情なやり方に恐ろしさを感じます。しかし、菅首相のこうしたやり方が少し度を過ぎること、また、各テレビ局にこのところ連続して小沢前幹事長が出演するにつれ、小沢前幹事長の自信に満ちた様々な発言が国民に好感をもたれ、「やっぱり小沢さんにやらせてみたい」と考える国民が多くなってきているのも事実でないでしょうか。
菅首相には最近、軽々しいというイメージと共に、消費税10パーセント発言や比例定数の80人削減など、代表選を意識した発言が多過ぎると思います。
いずれにしろ両陣営の過熱気味の選挙で、同志を落としいれようとする勢力に対してはこの原稿を通じて強く抗議をします。なお、毎日新聞に対しては、訂正記事の掲載と謝罪を強く求める予定です。
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