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今年の長引く猛暑は、アイスランド火山大噴火の影響か。…乾燥による火災等の政治的動機テロ(国家意思背景)発生を警戒すべき
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/272.html
投稿者 新世紀人 日時 2010 年 9 月 06 日 23:00:32: uj2zhYZWUUp16
 

長引く猛暑です。

この影響で既に少なからざる人々が亡くなっています。

稲の生育には好都合であったようで、例年より稲刈りが早く始まっているようです。

しかし、これは地球温暖化?によるものでしょうか?

今年の春は例年より暖かいという事ではなかったと記憶しています。

地球温暖化の理論はでっち上げで破綻が示されつつあったと考えられるのですが、
では何故、猛暑なのでしょうか?

それは今年4月に起こったアイスランドの火山大噴火によるものではないでしょうか?

この時には飛行機も運休となりました。しかもそれは短期間ではなかったのです。

◎この時に高く舞い上がった火山灰がかなり広い範囲で上空に漂い、夏を迎えて強い日差しを受けた地表に対し、「温室の効果をもたらした」のではないでしょうか。
つまり、一旦上がった地表の温度が密封されて拡散されなくなり、毎日の太陽光を受けていつまでも熱が下がらなくなってしまったのではないでしょうか?
例えれば、農家のビニールハウス栽培の現場や植物園の熱帯植物の温室の様な有様なのではないでしょうか。

私は気象学者ではありませんから、理論的な解明は出来ません。

先にロシアの猛暑と広範囲な大火災の報に接していたので、私は今年の日本の猛暑はロシアの有様と関連があるのではないか考えてきていました。

ロシアの有様は、アイスランドでの火山大噴火の影響によるものではないかと考えています。

糟塵(マスコミ)は何故か、猛暑とこの噴火とを関連付けた報道を全く致しておりません。

一般的な話題として提供しても良い筈ではありませんか?

過去の大噴火が飢饉などをもたらしたから、社会的不安を煽る危険性があるとして報道規制が行われているのでしょうか?

もしもアイスランドでの火山大噴火が実は気象環境へのテロリズムであったとすれば、これに触れることは好ましくなく、出来れば関連性を封殺したいのかもしれません。

猛暑の今後の影響について警戒と注意を払う必要があると考えます。

山野が乾燥しています。道端や分離帯の植物も乾燥しています。

容易に火災を狙ったテロリズムを起こせる環境になりつつあります。

また、この大噴火は秋から冬に掛けては暖かく作用するのか、又は寒く作用するのか、それが判らない状況にあります。

世界経済の危機的状況がより深化進行するでしょうから、この気象の変動を目くらましに利用する勢力も居るかもしれません。


アイスランドでの火山噴火と猛暑との関連性を論じたものを検索しましたが、大変に少ない現状です。

短時間ながら検索できたものを以下に紹介いたします。

http://oda1031.blog117.fc2.com/blog-category-4.html

(前略)

1783 年6月8日、地下水がマグマに触れて水蒸気爆発が発生し、130もの火口が誕生した。しかし噴火規模は次第に収まり、プリニー式噴火 (en)、ストロンボリ式噴火 (en)、そして溶岩流を主体とするハワイ式噴火へと変わっていった。

この噴火はスカフタ川の炎(Skaft醇@reldar または S醇^遵bueldur)と呼ばれ、約15 km³の玄武岩溶岩と0.91 km3のテフラ(火山灰など)を発生した[1]。溶岩噴泉 (en) は高さ800-1400mに達したと推定される。溶岩の噴出は5か月で終わったが、噴火自体は1784年2 月7日まで続いた。

ラキ火山近郊のグリームスヴォトン火山でもまた1783年から1785年の間に噴火が起きている。双方の噴火により、800万トンのフッ化水素ガスと1億2000万トンの二酸化硫黄ガスが噴出し、付近の50%以上の家畜を殺し、住民の21%の命を奪った飢饉が発生した。

噴煙は噴火対流によって高度15kmにまで達した。この粒子の影響で、北半球全体の気温が下がった。ヨーロッパでは「ラキのもや」と呼ばれた。イギリスでも火山灰が降り、1783年の夏は「砂の夏」(sand-summer)と呼ばれた。

この噴火は火山爆発指数 (VEI) で8段階(8が最大規模)中の6と評価されている。

アイスランド国内への影響

この噴火は、アイスランドには壊滅的な被害をもたらした。噴火後の飢饉で21%の住民が死亡した。そして羊の約80%、牛の50%、馬の50%が、放出された800万トンものフッ素化合物により歯のフッ素症と骨のフッ素症が原因で死んだ。

教区聖職者J醇pn Steingr醇^mssonは「eldmessa(火の説教)」で有名になった。溶岩流が襲った時、小さな町キルキュバイヤルクロイストゥルの全住民が礼拝中だった。人々が教会に留まっていると、溶岩は町の近くで止まった。この事件をSteingr醇^msson自身が次のように伝えている。

数週間前、空から多くの毒が降って来た。灰、火山毛、硫黄と硝酸カリウムを含んだ雨が混ざり合い、地面に吸い込まれていった。家畜が牧草地、草の上を歩き回るだけで、口、鼻、脚が山吹色に染まり、赤肌となった。水は生暖かくなり、水色に染まり、底の砂利は灰色になっていった。あらゆる植物は枯れ、腐り、灰色になり、その範囲は燃え広がるが如く広がり、居住地域に迫ってきた。

ヨーロッパへの影響

空気中に1億2000万トンもの二酸化硫黄が放出された。これは、1991年のピナトゥボ山噴火に匹敵し、ヨーロッパにおける2006年工業製品生産量の3倍に相当する。この二酸化硫黄粒子は西ヨーロッパ全体に広がり、1783年から1784年の冬までの間に何千もの人が死んだ。

1783年の夏は記録的な猛暑で、アイスランド上空に巨大な高気圧が発生し、南東方向に風が吹いた。毒の雲はデンマーク=ノルウェーのベルゲン(スカンディナヴィア半島先端)に到達し、6 月17日にはボヘミアのプラハに、6 月18日にはベルリンに、6 月20日にはパリに、6 月22日にはル・アーヴルに達した。6 月23日にはイギリスに達した。あまりに霧が深かったため、船が港から出られなかった。また、太陽は「血の色 (blood coloured)」と呼ばれた。

人々は硫黄化合物のガスを吸い込み、肺の柔組織が腫れ上がったため、呼吸困難になった。フランス中部のシャルトル市の死者数は8月と9月に40人ずつ増加し、局地的死亡率が5%ずつ上昇した。一方イギリスの記録では、屋外労働者の死者が増加し、ベッドフォードシャー州、リンカンシャー州など東部沿岸の死亡率が2〜3倍になった。8 月、9月にイギリスで中毒死した人は23,000人と推測されている。

このもやは雹を含んだ激しい雷雨を引き起こし、秋に収まるまでに多くの牛が死んだ。さらに1784年の冬には寒波をもたらした。ハンプシャーのセルボーンに住むギルバート・ホワイトは、氷点下の気温が28日間続いたと記録している。この寒さでイギリスの死者数はさらに8000人増えたと推測される。さらに春の雪解けで、ドイツと中央ヨーロッパでは激しい洪水被害を記録した。

ラキ火山の影響は、その後数年にわたってヨーロッパに異常気象をもたらした。フランスではこの影響で、1785年から数年連続で食糧不足が発生した。その原因は、労働者数の減少、旱魃、冬と夏の悪天候であった。1788年には猛烈な嵐が起こり、農作物が大被害を受けた。これにより生じた貧困と飢饉は、1789年にフランス革命の大きな原因の1つになった。

なお、ラキ火山の噴火は異常気象の原因の1つにすぎない。グリームスヴォトン火山もまた1783年から1785年にかけて噴火しているし、最近の研究では1789 年から1793年にかけてエルニーニョが発生したとする説もある。

(後略)

http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-524.html

(前略)

最も重要なこと
 最も重要なことは食料問題という意見に賛成です。というか過去のコメントで常連の統一見解ですよね。
 森林破壊が異常気象を呼ぶというのを聞いたことがありますし、ヒートアイランドも地球全体の気象を歪めているのかもしれませんね。気象はカオスだそうですので、この春のアイスランドの噴火のせいかもしれませんし。

 あと数年したら地球温暖化論争に決着がつくかもしれないそうですね。ただ問題は、地球が寒冷化したら、食料問題が一気に人類の生存に脅威(資源としての食料の争奪戦争)となるかもしれないのが心配です。
2010/08/23(Mon) 23:56 | URL | guyver1092 #-[ 編集]
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>食料問題
 やはり食料問題は最も深刻な問題でしょう。そしてこれこそ成長主義の弊害、限界の代表例でしょうね。生態系の破壊とも密接な関係にあります。

>気象はカオスだそうですので、この春のアイスランドの噴火のせいかもしれませんし

確かにその可能性も否定出来ませんね。一般には火山の爆発は寒冷化の原因とされていますが、火山の放出物が空気中を漂って遠くに行った場合の振る舞いはどうなるかよくわからないでしょう。

>森林破壊が異常気象を呼ぶというのを聞いたことがありますし、ヒートアイランドも地球全体の気象を歪めているのかもしれません

同感です。はっきり言える事は、異常気象は色々な要因があるのに、CO2に矮小化してはいけないと言う事ですね。

>数年したら地球温暖化論争に決着がつくかもしれないそうですね。

複雑系カオスですから、はっきり断定までは難しいでしょうが、今のとんでも対策は早く止めないと地球環境はますます破壊されていきますね。
2010/08/24(Tue) 07:05 | URL | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
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確かに欧米では日本と異なりマスコミ自身が慎重になっているようです。

 各地点の気温の捏造もひどいものでしたね。ヒートアイランドの影響もさることながら、明らかに測定していないものや、測定箇所の作為的な選択、測定の補正と称したデータ改変など、科学とは程遠い政治的な寝技そのものです。今後はIPCCに名を連ねた学者がバッシングされるのでしょうが、彼らも名を語られた被害者でもあるようです。ただ世界の趨勢とは逆に日本では独法)国立環境研究所 江守氏を初めとした洗脳機関がいまだに強固であるようで、何故なのなるのかそのあたりの分析も必要になってきますね。

 特に、IPCCでシュミレートに使われた地球シュミレーター
は、何故か独法)原子力研究開発機構も開発に加わっていたようです。原発勢力がCO2温暖化政策の推進に加わっている疑いが強くなってきました。
2010/08/28(Sat) 22:24 | URL | y.suzuki #-[ 編集]
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Climategate事件
>確かに欧米では日本と異なりマスコミ自身が慎重になっている

日本のマスコミでも、今年の猛暑を二酸化炭素地球温暖化の責任にしているのを見受けませんでした。マスコミは兎も角、気象庁は慎重になっているのかも知れません。短期の猛暑現象を温暖化と結び付けて論じるのはまずいと思ったのっでしょうか?どうなのでしょうね?
 当方も、Climategate事件のレポートはいくつか読みましたが、これが現実だとしたら本当に酷いものです。
おっしゃるように

>明らかに測定していないものや、測定箇所の作為的な選択、測定の補正と称したデータ改変など、科学とは程遠い政治的な寝技そのもの

ですね。

 二酸化炭素地球温暖化説を陰謀説と結び付けてはいけない・・・とか盛んに言う方がいますが、それを原子力推進派等が利用している事は明らかですし、原発推進派が尽力しなければここまで大きくはならなかったでしょう。二酸化炭素が放射能よりも悪玉にさせられているのですから、笑うしかないですね。狂っているとしか思えないくらい愚かです。

 複雑系カオスの地球の気候の変動をコンピューターでシミュレートしても殆ど不確実です。地球シミュレーターが信じるに足る筈が御座いませんね。
 二酸化炭素が地球温暖化に寄与している事は事実でしょうが、それを主因と言ってしまっているところが駄目ですね。あくまで要因の一つです。水(水蒸気)の寄与のほうが遥かに大きいけど、水は測定不可能で人間が制御出来ないから水でなくてより測定と削減が可能な(・・・って現在の対策では全然削減してないどころか増やしていますけどね。・・)二酸化炭素が主因・・・ってすり替え的発想が詐欺的です。


2010/08/29(Sun) 13:55 | URL | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
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(後略)


http://homepage3.nifty.com/sukegawa/blog/081023.htm

助川公認会計士事務所 毎日のビジネスのブログ 08/10/24
2008年10月23日 アイスランドの国が破綻する 金融危機

人口31万9000人の小国アイスランドは、『金融立国』として、世界のマネーを集めていた。

アイスランドは、小さな国だか、その国には、大きな銀行システムとなっていた。

 アイスランド政府は、大手銀行が破綻し、深刻な状態に陥っているので、大手3行を国有化した。

しかし、アイスランドの経済が銀行もろとも波に呑まれ、国が破産する危険性が現実にある。

 アイスランドには選択肢がある。納税者に巨額の負担を強いて銀行を救済するか、または銀行の破綻を容認し、各行の債権者に多額の損失を負わせるか、だ。

アイスランド中央銀行によると、同国の銀行が外国から借り入れている負債は、GDP(国内総生産)の6倍の水準まで積み上がっている。

 単純計算すると、納税者が同国銀行システムの対外債務を1%肩代わりするごとに、GDPの6%相当のカネが納税者の負担となるわけだ。

これでは、国が破綻する。

 アイスランド経済はその他の国にとってはどうでもいい存在だ。

しかし、アイスランドの銀行にカネをつぎ込んだ人々――アイスランドの銀行の対外債務は800億ドルに上る――にとっては相当大きな損失を生む恐れがある。

金融危機に陥っているアイスランドが、国際通貨基金(IMF)主導による60億ドル(約6100億円)規模の金融安定化策をおこなうらしい。

IMFや北欧諸国の中央銀行に加え、日本も支援に加わる可能性があるという。

 アイスランドでは金融危機を受けて国内大手3銀行が政府管理下に移行。通貨の急落で政府の外貨建て債務が膨張し、対外債務の支払いに支障が出るとの懸念が市場で強まっている。

アイスランド最大手銀のカウプシング銀行などは円建て外債(サムライ債)も発行している。

アイスランドの失敗は、国が、投資銀行のようなことを、おこなっていたことが原因だ。『金融立国』として、高金利で世界から、お金を集め、それを、高い運用利回りで運用する。・・・・しかし、リーマン・ブラザーズのように 破綻してしまった。

  

http://blog.zaq.ne.jp/shibayan/article/52/

2010年04月19日(月)
アイスランドの火山爆発と天明の大飢饉アイスランド南部のエイヤフィヤトラヨークトル氷河の火山が14日噴火し、火山灰が風に乗って南東方向に広がり16日には欧州北部の上空を覆ってしまった。

ジェットエンジンが火山灰を吸い込むとエンジンが停止する危険性があるため、英国をはじめ欧州各国で空港が閉鎖されたり、旅客機の運航が停止されたりしている。

4/17(土)の日経新聞朝刊に気象庁・火山噴火予知連絡会の藤井敏嗣会長のコメント欄が目に入ったのでなんとなく読んでみると、すごく気になることが書いてあった。

「… アイスランドでは1783年に大きな噴火が起き、8ヶ月ほど続いて酸性雨や冷害などの影響で凶作になった。牧草が枯れ家畜が死んだり世界の気温が下がったりした。」「日本で天明の大飢饉が起こったのも、この噴火が影響と言われている。今回の噴火も、仮に(噴火口の)割れ目が広がるなどして長く続くと、日本に同様の影響が出ることも考えられる。」(引用終わり)

天明の大飢饉がアイスランドの噴火の影響だったとの記事は初めて読んだ。浅間山の噴火が原因だという説明を何度か読んだことがあるが、日経新聞の藤井氏のコメントが正しいとすれば、今回のアイスランドの火山爆発が長引けば日本の農業にも深刻な影響を与える可能性があるということになる。地球の裏側の出来事がそんな影響を及ぼすものだろうか。

天明の大飢饉をネットで調べてみると、いろんな記事が見つかった。確かにこの時期は火山爆発の多い年だ。


Wikipediaなどの記事をまとめると、まず1783年6月8日にアイスランドのラキ火山が爆発し溶岩の噴出は5カ月続いた。次いでアイスランドのグリームスヴォトン火山も1783年から1785年にかけて噴火している。噴煙は高度15kmまで達し成層圏まで上昇した粒子が地球の北半分を覆い、日射量を減少させて、北半球に低温化・冷害を生起しフランス革命の遠因になったといわれている。影響は日本にも及び、浅間山の噴火とともに東北地方で天明の大飢饉の原因となった可能性がある、と書かれている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E6%98%8E%E3%81%AE%E5%A4%A7%E9%A3%A2%E9%A5%89

ところで天明の大飢饉は天明2年(1782)から8年(1788)の7年間にかけて発生した飢饉である。
日本では天明3年3月12日に岩木山が噴火した記録があるが、浅間山は天明3年5月9日から8月5日まで約90日間活動し、7月28日には江戸で降灰があった記録や、8月3日には銚子の降灰があったなどの記録があるようだ。


ここまで調べてみると次の疑問点が浮かび上がる。
<疑問点1>天明の大飢饉はアイスランドや浅間山の噴火の1年前(天明2年)から始まっているのにもかかわらず、なぜ火山の噴火が飢饉の原因だというのか。
<疑問点2>なぜアイスランドの噴火が地球の裏側の日本にまで影響を与えることになるのか。
<疑問点3>浅間山やアイスランド噴火が終わってから、飢饉がそれから何年も続いたのはどう説明できるのか。

<疑問点1>は火山以外の原因なのだろうが今のところよくわからない。<疑問点2>は、いろいろ調べていくと「エアロゾル」と「日傘効果」という言葉に辿り着いた。

この点についてたとえばWikipediaの解説によると、
「エアロゾル」とは大気中を漂う塵や埃などの微粒子のことを言うが、エアロゾルが多いほど地表に届く太陽放射の量を低下させるのと、エアロゾルを凝結核として作られる雲が増加し、同様に地表に届く放射量を減少させると考えられている。

「火山の噴火の場合、二酸化炭素などの温室効果ガスがエアロゾルとともに放出され、気温の低下が著しくなる。また、火山の大噴火の場合はエアロゾルが成層圏まで達し、成層圏の強い風によって地球全体にエアロゾルが拡散するために、地球規模で地上気温の低下が起こる。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E5%82%98%E5%8A%B9%E6%9E%9C

また、次のサイトではアメリカに影響が出たのは噴火の翌年であったことが分かる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%AD%E7%81%AB%E5%B1%B1

「北アメリカの1784年の冬は、長く、寒かった。ニューイングランドでは大雪になり、チェサピーク湾では氷点下の日が記録的に続いた。チャールストン湾 (en) ではスケートができるほどだった。南部も雪雲に襲われ、ニューオーリンズではミシシッピ川が凍りつき、メキシコ湾にも氷が浮かんだ。」
と影響がアメリカ大陸にも及んだことが記されているが、これはひょっとするとアイスランドのラキ火山よりも浅間山の噴火の影響の方が大きかったのかもしれない。

<疑問3>についてはたとえば気象庁の解説によると
http://www.data.kishou.go.jp/obs-env/cdrom/report/html/4_1bis.html

「通常、対流圏のエーロゾルは発生から1〜2週間で雨により大気中から除去される。しかし、激しい火山噴火によって火山ガスが成層圏に入り込み、そこで火山ガスがエーロゾルに粒子変換されると、対流圏に降下して降水によって除去されるまでに1〜2年間を要する。すなわち、この間の気候に影響を与えることとなる。最も新しいところでは、1991年にフィリピンのピナトゥボ火山が噴火して、気候に大きな影響を与えた。近年、この百数十年間において、大規模火山噴火によりしばしば大気が数年にわたり混濁したことがわかってきた」と書いてある。

成層圏に入り込んだエーロゾルの除去にはかなりの年数がかかるのである。
1783年のアイスランドのラキ火山の噴火はその後数年にわたってヨーロッパに異常気象をもたらし、フランスでは1785年から数年連続で食糧不足が発生したらしい。
アイスランドと日本の2か所で起きた大きな火山爆発が大量のエーロゾルを長期間成層圏に送り続け、それが次第に広域に拡散していき、長い間太陽の直射日光を弱め、それが原因となって世界中に異常気象をもたらしたということなのだろう。

ということは、今回のアイスランドの火山爆発が長引けば、いずれは日本の農作物にも影響がくる可能性が高いということになる。

このまま火山活動が長引けば、間違いなく欧州は食糧不足となるだろう。もしそのようなことが起こると世界各国は自国民のための穀物を優先することは確実である。

ところが我が国の穀物自給率は28%しかないのだ。もし今年は我が国の農業に火山の影響がなかったとしても、有り余る農業適地を持ちながら減反政策で休耕地だらけにしている我が国が、市場から穀物を買い漁ろうとすれば世界中から非難を浴びることになるのではないか。いくらお金を積んでも買えないということが起こらないだろうか、などと心配になってくる。

江戸時代に何度か飢饉があったが、南部藩などでは人間の肉まで食べたという悲しい記録が残されているそうだ。本来自国民の食糧を他国に依存しすぎることは非常に危険なことなのだが、その怖さが忘れられてしまっている。

根拠のあやしい温暖化対策や子供手当などに税金を投入するべきではないだろう。今年は、国民の安心安全のために食糧自給率を引き上げる手を打つチャンスの年ではないのか。

****************************************************************************

[参考投稿]

やはり「ゴールドマン訴追」はオバマ政権を守る目的で、核安全保障サミット終了後に行われた。開催中に株価暴落では面子丸潰れ。
http://www.asyura2.com/10/hasan67/msg/664.html
投稿者 新世紀人 日時 2010 年 4 月 19 日 13:43:28: uj2zhYZWUUp16

ゴールドマン詐欺訴追の波紋、欧州に伝播 Moral Bankruptcy …注意深く、核安全保障サミット終了後に。
http://www.asyura2.com/10/senkyo84/msg/682.html
投稿者 新世紀人 日時 2010 年 4 月 19 日 21:16:18: uj2zhYZWUUp16

チェルノブイリ原発事故とメキシコ湾原油流出事故は共通目的で引き起こされた可能性を考える。…ソ連とUSAの解体再編を促す為
http://www.asyura2.com/10/senkyo89/msg/226.html
投稿者 新世紀人 日時 2010 年 6 月 25 日 01:13:17: uj2zhYZWUUp16


 2 81 +−  

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コメント
 
01. 2010年9月06日 23:33:32: S6FYDPmLzg
新世紀人よ。板違いだ。空耳板にでも投稿しろ。投稿も長すぎる。偏屈爺か?

それにしても、火山の噴火が日本の熱波の原因とは。火山噴火は地球気温を下げる方向に作用するのは常識だろうが。日本の熱波という「気象」は地球温暖化という「気候」変動とは直接関係ない。地球の他地域では寒波が襲っているところもあるんだよ。地球温暖化陰謀論者は、この日本の熱波を恐れる必要はない。基礎からやり直せ。

これから、とても寒い冬が来る。その時になっても、今度jは「地球寒冷化だ」とか決して政治版には投稿するな。阿呆をさらすな。


02. 2010年9月07日 12:07:09: qO8Uc5G3lg
マ!欧米人には、自然を征服する、観念を、持ってます。これは、確かです。ひきかえ、東洋人には、ありません。これは、宗教の、違いからです。実相・天地一杯・自然崇拝・また、自然に、畏敬さへ持ってます。要するに、『自然には、かなわない」ですネ。これから、自然からの、シッペ返しが、来ますヨ!『科学』『科学」では!

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