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民主代表選:米国による選挙介入を打破せよ (植草一秀の『知られざる真実』)
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/215.html
投稿者 明るい憂国の士 日時 2010 年 9 月 06 日 11:46:36: qr553ZDJ.dzsc
 

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-d134.html
2010年9月 6日 (月) 09:45

民主代表選:米国による選挙介入を打破せよ 


民主党代表選が終盤に差し掛かる。民主党代表選は主権者国民対悪徳ペンタゴンの闘いである。
 

 昨年8月30日の総選挙を通じて主権者国民政権が樹立されたが、本年6月2日の政変(「6.2クーデター」)により、政治権力が対米隷属勢力=悪徳ペンタゴンに奪取されてしまった。
 

 9月14日の民主党代表選は、主権者国民が政治の実権を奪還できるかどうかを問う選挙になる。
 

 菅直人氏の基本政策は、
@対米隷属
A官僚利権温存
B市場原理主義
C財政再建原理主義
D景気よりも財政再建が第一
であると理解できる。

 これに対して、小沢一郎氏の基本政策は、
@対等な日米同盟
A官僚利権根絶
B共生重視主義
C財政の無駄排除の徹底
D国民の生活が第一
であると理解される。
 

 この政策路線をめぐって、極めて重要な代表選が繰り広げられている。
 
 気をつけなければならないのは、戦後一貫して日本を支配し続けてきた米国=CIAが、当然、今回の代表選に介入していると考えられることである。
 

 CIAは日本のマスゴミに対する締め付けを一段と強化していると見られる。インターネット上の世論調査では小沢一郎氏支持が完全に圧倒しているが、マスゴミは、情報操作によってねつ造した虚偽の世論調査結果を流布して、情報工作を展開している。
 

 月刊誌を発行する出版社の週刊誌なども情報工作の手段として多用されていると見られる。
 

 民主党内では小沢一郎氏陣営と菅直人氏陣営による国会議員の支持者獲得競争が激化しているが、まだ、基本姿勢を明確に示していない旧社会党系議員、旧民社党系議員の取り込みがひとつの焦点になっている。


 ここで、注意が必要なのが旧民社党系議員の動きである。
 

 春名幹男氏の名著『秘密のファイル CIAの対日工作 下巻』(共同通信社)には、CIAと民社党との関係を示す記述がある。一部を転載する。

「民社党発足の陰に、未中央情報局(CIA)の秘密工作の影がある。
「CIAは一九五八年以来、西尾や全労の指導者に資金を提供し、社会党からの分裂を働き掛けた」
 米アリゾナ大学のマイケル・シャラー教授はそう言う。
 

 シャラーは国務省の「歴史外交文書諮問委員会」の委員を務め、未公開・非公開の秘密文書にも目を通した。この委員会が「公開すべきだ」と答申しても、国務省が「非公開」と決定すれば、委員といえどもその内容を明らかにすることができない。
 シャラーは、CIAによる民社党支援の具体的な証拠を示していない。だが、シャラーは自著で、CIAから民社党への資金提供の事実は「秘密の情報提供者」から得た情報だとしている。」

「穏健労働運動を育成する米秘密工作については、第六章「日本改造」で詳述した。民社党へのテコ入れ工作は、同じ方針に沿って行われたとみてよい。「適切な措置」には、深い意味があるのだ。」
 

「このほか、米外交電報の中に、民社党への資金援助に言及した米秘密文書一通がある。一九六〇年六月二十一日付で、マッカーサーニ世大使が国務省に送った秘密電報だ。」
(転載ここまで)
 

 直嶋正行経産相が菅直人氏支持を表明するとの憶測記事が流布されている。直嶋氏はトヨタ労働組合の出身者である。小沢一郎氏とのつながりは本来強かったはずだが、菅直人氏支持を示すと伝えられている。
 

 米国のトヨタに対する圧力が背景に見え隠れしている。
 

 春名氏の著書には詳細が記述されているが、戦後日本政治史は、米国による内政干渉の歴史であると言っても差支えないだろう。
 

 敗戦から65年の時間が経過して、日本はそろそろ、対米隷属から脱却するべき時期に来ている。この課題を実現できる唯一の人物が小沢一郎氏であると思われる。
 

 日本国民は結束して米国による内政干渉を打ち破り、小沢一郎氏を当選させなければならない。日本国民の自主自立の精神が問われている。

 

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コメント
 
01. 江藤淳の同期生 2010年9月06日 16:07:24: wvW/mqmbRrjhc: FfYrDONfcA
太平洋戦争(米国占領軍の検閲により出版物、放送でこの名称が義務づけられた)の後、米国占領軍は出版物、新聞、ラジオの強力な検閲を行い、この知られざる検閲によって戦略的に日本を無力化してきた。CIA,CIE等の情報機関も日本の言論機関各省庁を蔭でコントロールしてきたが、日本人の大多数はこれを知らない。
この環境下で育ったエリート達は皆「対米従属者」に成長して今日の日本の中枢にはびこっている。この事は、下記の研究論文に詳しく書かれているので一読を勧める。
江藤淳著『閉ざされた言語空間』---占領軍の検閲と戦後日本---文春文庫(¥550+税)

02. 2010年9月06日 16:37:20: zJKdX4BSmo
「対米隷属から脱却するべき時期に来ている」

その第一歩が、小沢首相誕生、というわけですね。
植草氏がんばってくださいませ。


03. 2010年9月06日 21:14:29: Q7PIIuT1Es

谷亮子氏が、頑張ってるのを見ると・・いつも「トヨタ」が浮かんでしまう。
彼女も世界を知ってる金メダリストですから・・
今の日本の状況を把握しつつ、自分の夢よりも国益を選んでいる姿に
尊敬しております。
絶対に小沢総理大臣誕生のため、みんなで応援していきましょう!!

04. 2010年9月06日 21:52:31: RZAYuPFngk
米国は、ある国の指導者が、己が意志に従わない場合は、荒っぽい手法を用いる。
イタリアのアンドレ・モロ首相が共産党との連立を模索していたときに、当時の国務長官であったキッシンジャーは、直接イタリアに出向いてモロ首相に警告を与える。警告に従わず、自分の信念を貫こうとしていたモロ首相に待ち受けていたものは、極左グループによる誘拐、殺害であった。しかし、実際は極左過激派に名前を借りた、CIA、イタリア情報当局、極右組織が協力した暗殺であった。

マスコミの歪んだ世論調査による世論誘導、何らかのスキャンダル(衆議院議員 たかまつ和夫に関する事実無根報道)は予測通り出て来ました。
これは予測したくなかったのですが、大阪の公開討論会で小沢氏に詰め寄って警官に阻止された人物がいたことが、集会に参加した人によって報告されています。十分に警戒すべきだと思います。
小沢氏は、自らの命も顧みないと言明しました。菅氏との迫力の違いは一目瞭然です。


05. 2010年9月06日 22:19:49: tb80TpBt9M
06 三浦梅園 2010年09月06日 22:10:20 
小沢一郎氏は覚悟の闘いをしていることがひしひしと伝わってきます。労働組合やユニオンなどで小沢氏支持を表明できるところはないでしょうか。
逡巡している議員やサポーターへの後押しが欲しい。そして小沢氏支持の議員には、達増岩手県知事の定例記者会見での発言が支持者への説得資料になるのではないでしょうか。

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