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2010年09月06日
9/5 民主党代表選 大阪街頭演説リポート
9/5(日)午後3時より、大阪駅前にて民主党代表選街頭演説があるということで、傍聴&取材を兼ねて現地に出向いてきた。
なるべくいい場所で演説を聞こうと早めに現地に行ったが、このくそ暑い中(大阪最高気温36度超、体感温度40度!)にも拘らず、1時間近く前からもの凄い聴衆の群れであった。
現地でのTV局各社や新聞各社のスタッフやアナウンサーの数もまた尋常ではなかった。
現地に向かう途中、警備につく警官の数が尋常ではないことに驚くと共に、現地を通り過ぎる学生風のお兄ちゃんが演説を待つ群集をみて「(通行の邪魔に苛立って)どうせ誰でも一緒やろ」と吐き捨てるように口にしていたことに”今の日本の現実”をみた気がした次第である。
そして3時を少し過ぎたところで今回の主役2人が登場した際、前日(9/4:新宿)も同様であったとのことであるが、「オーザーワー!オーザーワー!」の大コール・大声援が沸き起こった。
これには”身震い”を感じると共に、小沢一郎への国民の期待の大きさというものを身をもって実感した次第である。
小沢陣営の差し向けた「さくら」ではないのかと揶揄する声もあるであろうが、前日の新宿での小沢コールをみて、慌てて「さくら」を段取りしたのはむしろ菅陣営ではなかろうか?
いずれにせよ、その小沢コールは一般の人間も巻き込んだものとなった。
対照的に菅直人の人気のなさは目を覆わんばかりで、菅コールはおろか、演説中を含めても菅の名前を声に出しての声援はほとんど聞こえなかった。
この時点で、新聞・TVでマスゴミが報道する「互角のたたかい」ということが完全に捏造された偏向報道であるということを実感した。
そしていよいよ両名による演説開始。
公正を期すためという苦しい説明と共に、前日とは逆に菅・小沢の順ではじまった。
(恐らくは「小沢さんの後では喋りにくい」とでも菅がゴネたのであろう。どっちが現職の総理かわかったものではない。)
菅総理の演説内容は前半はやたらと「雇用、雇用」と雇用の創出を声高に叫ぶもので、後半に入ってからは財政建て直しの具体策として海外の途上国への新幹線等の交通インフラの普及(売り込み)を叫んでいた。
しかし、演説途中での「官僚主導からの脱却」発言で、一瞬にして演説内容すべてが”薄っぺら”なものに聞こえた。
この発言は、「この3ヶ月、”官僚ベッタリ”の政治運営をおこなってきたお前が言うか!」と思わず苛立ちを感じるものであり、実際、基本的には大人しく黙って演説を聞いていた他の聴衆も我慢ならなかったのであろう、「嘘をつくな」との野次を飛ばされていた次第である。
それに加えて交通インフラの売り込み話にて、「前原国交相と共に」というコメントが出た瞬間、”売国奴政権”の継続を宣言したも同然であり、「やはり菅政権では何も変わらないどころか、日本はますます悪くなる一方である」との思いを強くした。
そして菅総理の”薄っぺら話”も終了し、いよいよ小沢一郎の登場である。
演説のはじまる瞬間から、会場の雰囲気が一変、「オザワァー!」という絶叫と共に、会場全体がなんともいえない”空気”に包まれた。
実際、菅総理とでは”醸し出すオーラ”が丸っきり違うのである。一言で言って”格の違い””カリスマ性の差”であろう。
まずは「官僚主導からの脱却」についての演説があったが、菅総理がそれを「すべて自民党政権(政治家)の責任」と”他人の責任”としたのに対し、小沢前幹事長は「それを許した政治家の責任」として”自身を含めた政治家の責任”とコメントした。
小沢前幹事長の演説中、話の節目節目で、拍手喝采と「そうだ、そうだ!」という”合いの手”が渦巻いていたが、特にこのコメントに対するそれは一段とすごいものであった。
特に、来年度予算の概算要求基準が一律1割削減方針となったことに関して、「これからでも直す気になれば直せる」「腹を据えて、自分の決意でやるんだという決意を固めればできる」と強調して語った時はもの凄い拍手喝采と小沢コールが沸きあがった。
そして小沢前幹事長の演説も終了し、菅・小沢両名の退場の際、またしても小沢コールが沸きあがり、そんな「小沢一色」のムードの中、両候補が姿を消した。
何せ暑い中での傍聴であったので、菅・小沢両氏の詳細な演説内容はYOUTUBE等の動画にて確認いただければと思う。(後述するが、新聞・TVでは真実や空気感はわからない)
恥ずかしながら、ここまでじっくり政治家による街頭演説というものを聞いたのは初めてであったが、途中、暑さで気分を悪くして会場を後にする人や、熱中症と思われる症状で死にかけの顔をした人まで出る程くそ暑い中、現地で小沢前幹事長の話・オーラを肌で感じて本当によかったという思いである。
その一方で、新聞・TVでマスゴミが「互角のたたかい」と偏向報道を繰り返していることに改めて怒り・憤りを感じた次第である。
演説終了後、新聞・TV各局による聴衆へのインタビューがあったが、小生も、読売・TBS・NHKの3局のインタビューに応じさせていただいた。
どの局共にやり取りした内容は以下のような内容であった。
●「どちらがよかったですか?」
⇒「聞くまでもなく小沢さんですよ。会場の雰囲気でもお判りでしょう。」
●「今回の演説の前後で支持は変わりましたか?」
⇒「変わりません。というか菅政権への支持など今後共ありえません。」
●「具体的に小沢さんの演説のどこがよかったですか?」
⇒「官僚主導からの脱却という部分での説得力が丸っきり違ってますね。実際、小沢さんは何年も前からブレずにそうコメントされてますからね。菅さんのそれは言葉面だけでしょう。」
●「民主党のサポーターの方ですか?」
⇒「何故ですか?小沢さん支持をその一言で片付けるのはやめてくださいね。あなた方マスコミにも言いたいことがたくさんある。」
その後の各局の様子を見ていると、どうも「菅さん支持」の声を必死に探していたようである。
あの現地の雰囲気をみる限り、なかなか菅支持の声を拾うのは大変だったことであろう。
そんな折、日経新聞の同記者に対して、大声で詰め寄る聴衆の姿があった。
「お前ら嘘ばっかり書きやがって!」
「ネットでは小沢圧勝なものを、なんであんな(菅圧倒的有利の)世論調査の数字が出るねん!」
「日本をダメにしているのはお前ら新聞屋やろ!」
この聴衆の方々、恐らく「ネット言論」を普段からよくみているのであろう。
対する日経新聞の30代前後の記者は、薄ら笑いで話を受け流すのみである。
顔には「この程度のことを言われても自分たちの姿勢は変わらない」とハッキリと書いてあり、敵もさるもの、少々のことでは”折れる”ようなタマではない。
色々と脈略もなく書き連ねたが、実際はこんな感じである。
夕方、自宅に戻ってテレビ各局のニュースを確認したが、「小沢コール」や圧倒的な小沢支持の色はうまくアレンジして完全に消し去っていた。
「菅支持の声」もどうにか、いかにもB層っぽい母娘などから拾って形にしたという感じであった。
今回の現地リポートで改めて、マスゴミによる偏向報道の酷さを思い知った感である。
ちなみに、小生が確認した限りでは、予想通り、小生のインタビュー映像はカットされたようである。
圧倒的小沢支持のコメントをした上、マスゴミ批判まで展開したのであるから採用されようがないであろう(笑)
兎にも角にも、今回、「小沢総理の誕生より外、今の日本に道はない」という思いを一層強くした次第である。
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