http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/170.html
Tweet |
民主党代表選(14日投開票)で初の週末、所属国会議員は地元に散った。菅直人首相と小沢一郎前幹事長が激戦を展開する中、両陣営が標的に定める中間派の若手議員たちは、支持者の声に悩みながら、判断を迫られた。
「私は小沢一郎さんを支持したい」
佐々木隆博農水政務官(61)=衆院北海道6区、当選2回=は4日夜、北海道士別市のホテルで開いたパーティーで、支持者約600人を前に小沢氏支持を初めて明言した。
所属する旧社会党系グループ(約30人)は支持候補を一本化しておらず、佐々木氏は菅首相に近いとみられていた。首相側近の荒井聡国家戦略担当相から祝電も届いた席上での「決断」に、複雑などよめきが広がった。
佐々木氏は小沢氏にとくに近い存在ではない。しかし、09年衆院選マニフェストの完全実施や政治主導などを挙げて「より確実に実行できるのが小沢氏」と「実行力」を支持理由にあげて説明した。
しかし、「政治とカネ」問題を抱える小沢氏への批判は強い。テーブルを回ると、「なんで小沢なんだ」「3カ月前に(幹事長を)辞めたばかりだ」と厳しい声を浴び、「世論では菅さんの支持が多いのは重々承知しているが、この国を何とかしないといけない」と説得。終了後、「賛否は半々だね。覚悟したうえだから」とつぶやいた。
結論を出せず苦しむ議員も多い。「政権のリーダーにどちらがふさわしいかで選ぶ。一両日中には決断したい」。5日昼、茨城県笠間市のバーベキュー場で、福島伸享衆院議員(40)=茨城1区、当選1回=は支持者約60人との親睦(しんぼく)会に「態度未定」のまま臨んだ。待っていたのは「菅か、小沢か」の選択を迫る質問攻めだった。
福島氏は経済産業省の官僚出身。後援会の高野政夫事務局長(74)は「政治とカネで辞めた人が出馬するのは違和感がある」と菅首相を支持したが、別の女性(61)は「『闇将軍』でなく表で一度やらせて評価したい」と小沢氏に期待をかけ、支持者の声は割れる。党員・サポーター投票については「自由に」と言うしかなかった。
稲の研究者で農政通の石山敬貴衆院議員(40)=宮城4区、当選1回=は同じ日、宮城県松島町と大崎市で開いたミニ集会で「皆さんに聞いていいですか」と意見を求めた。菅首相支持が多かったが、「あと1週間ほどじっくり考える」と決断には踏み切れなかった。【岡崎大輔、笈田直樹、青木純】
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100906k0000m010063000c.html
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK94掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。