http://31634308.at.webry.info/201009/article_5.html
代表選において、いわゆる大手新聞が菅氏と小沢氏の獲得の票を報道している。議員の票は、わずかに小沢氏がリードしていると報道している。一般人に対するマスコミの世論調査では代表に相応しい人は、菅氏が６０％以上で小沢氏は１０数％と報道されている。

今日の我が家の新聞には、地方議員（約３０００人）の６５％が菅氏を支持、小沢氏は３５％と出ていた。国会議員ですら、まだ支持のパーセントが確定していないのに、国会議員の約７倍の数である地方議員の支持率だけがなぜきっぱりと65％もなっているのか摩訶不思議である。

さらに言えば、国会議員の方が小沢氏の方が有利と言っている。その下部組織である地方議員が国会議員の支持率とかけ離れていることは納得できない。私はこの調査については眉に唾を付けている。

国会議員票の獲得のため、日刊ゲンダイの記事に『菅首相　姑息な多数派工作http://gendai.net/articles/view/syakai/126255』と出ている。この中に菅氏側は新人等にポストを与えるような撒き餌までして票を掘り起こしていると書かれている。もう必死である。昨日の新宿での街頭演説を両者較べると、小沢氏が一段も二段の格が上であることがわかる。

特に、菅氏は自分は政治家の子でなく、学生運動の延長で市川房江氏の選挙を手伝って、苦労してこの世界に入ったことが余程言いたいらしい。国民はそんなことはどうでもいい。政治家の子であれ、要するに日本の将来を託せるかの中身の問題である。菅氏が演説で手を振り上げて１２月の予算を見ていてくれと絶叫していたが、菅氏が絶叫して頑張るほど何か壊れているような感じで白けてくる。

今問題にしているのは、その予算の策定が官僚主導に戻ってしまっているから、小沢氏は手遅れにならないように自分がやると言っているのである。多くのブログでは演説に対する聴衆からの小沢コールが圧倒的であると書かれているが、マスコミの報道は見事にその声援は消されていた。

これからの代表選挙の関心は、党員サポーターの投票動向に集っている。マスコミはどうやって調べたかわからないが、党員サポーターは菅氏が優勢と伝えている。これは単にマスコミの世論調査から推測しているのであろう。とてもきっぱりとした数字は出せないと思われる。なぜならわが地方の地方議員の動向ですら、まだかなり未定が多いと地方新聞で報道されているからだ。

一方、ネットによる総理に相応しいかの調査では丁度数字がマスコミが調べた世論調査と全く逆の数値が出ている。読売オンラインではもうその調査結果は消されていたが、小沢氏が７０%以上で菅氏が１０数％であった。読売もこの数字は一切報道しない。また、「きっこ」さんのブログ（http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/）のアンケートでは、小沢氏７１％：菅氏１３％であった。

昨日「にこにこ動画」に小沢氏が生出演して最後にどちらが総理大臣に相応しいかかが投票された。小沢氏78.5％：菅氏21.5％であった。解説者自身がこの動画サイトは元々自民党系の支持者が贔屓にしていると述べが、それでもこの数字である。今回の小沢氏の動画出演で、小沢氏のイメージが変わったか？というアンケートに61.5％の視聴者がイメージが変わったと回答した。明らかに公の場に登場してきて、小沢氏の政策、考え方、性格などが明らかにされてきた。

また「カナダde日本語」さんのブログでもアンケートを始めたが、小沢氏９８％：菅氏３％で圧倒的に小沢氏支持であった。上記のネット社会の調査はマスコミの世論調査と真逆の数字となっている。あまりにも違い過ぎる。上記の「にこにこ動画」の小沢氏の支持の数字が出た後に、ここに出席していた上杉氏からマスコミの数値は設問や聞き方でいかようにも操作出来るのであまり信じてはいけないと締め括った。まさにその通りである。

今のマスコミは、特に政治絡みのテーマは、マスコミに都合のよいストーリーを暗黙の了解として書かれる。明らかにマスコミの操作である。その最たるものの出来事が先日の記者クラブでの小沢氏への何様かと思われる質問であった。記者が、自分たちのストーリーにするために検事のような聞き方になる。

上記の「にこにこ動画」に小沢氏が出演した中で、小沢氏が首相になったとき、取材は記者クラブだけのクローズにさせないと明言した。小沢氏のマスコミに対する積もり積もった怒りの反撃が始まる。これからは、特に偏向報道の多いマスコミ社会と、ひとりひとりの利害のない集まりのネット社会との戦いである。
　

コメント
01. 2010年9月05日 16:15:48: Gudwc1b4iQ 本日の大阪演説会では更に小沢を期待する声援がメチャ多かった！
02. 2010年9月05日 16:44:44: WxCuzEvGcI 共同記者会見、テレビ討論、東京・大阪の街頭演説のどれを見聞しても、格の違いが如実に出ていましたね。菅さんにはボディーブローのようにきいていますよ。居たたまれなくなったのか、壇上からさっさと消えてましたよね。小沢さんはスーツ姿のまま、猛暑下の聴衆にいつまでも手を振っていましたね。何気ないことですが、こんなところにその人となりが出ていますね。
03. 2010年9月05日 17:25:02: QXVaulDOhs 菅氏が有利なような捏造報道をするのは、勝ち馬に乗りたい議員心理を利用しようと言うことなのででしょうか。
04. 2010年9月05日 20:41:45: lFtrGPhedw 俺もそう思うよ。 党員、サポーターはお金を払っているのである。 当然B層とは違う目線であり政治に興味があるはずである。 民主党の第一回代表選も当初人気で党員・サポーターは菅氏が人気で勝つだろうと言われてたが蓋をあければ党員・サポーターも鳩山氏が制したしね。 それと、議員票だけど態度未定の大部分は小沢氏支持と見ていい。 何故なら、鳩山派幹部が言うようにうちの若手は考えは決まってるが名前出しつらいと言ってる今の未定者も同じだろう。 菅氏支持なら堂々と菅氏支持と言えばいいわけで
05. 2010年9月06日 07:32:11: VcYrRJgLWI メディアは、小沢氏優勢なのは承知の上で「首相にふさわしいのは菅氏」６５％と言い続けるはず。そして、小沢氏が新代表に選ばれたら、「民意とかけ離れた民主党の選択」といって代表選そのものを疑問視する報道をするはず。 でも、メディアは併せて「民主党支持者の７割以上が代表に菅氏を支持」という調査結果も出しているので、小沢氏が選出された場合には「メディアの調査の正確性に疑問」という事は当然問われることになる。 しかし、何もしなくても内閣支持率が上昇し、消費税増税に賛成が反対を上回るなど、ゴミウリの世論調査ってどこの世論に調査しているのか聞きたいものだ。ひょっとして静岡県だけで調査したのかも。
06. 2010年9月06日 11:48:37: ZVeTEP2LBs 読売新聞の電話世論調査とネット調査が真逆であるという事実と、他新聞の電話世論調査結果が読売とほとんど差がないという事実から、新聞の電話世論調査が世論誘導のための談合調査であることを認めているようなものである。その理由は、 自社で行ったネット調査と電話世論調査が真逆の結果になっているのに、読売新聞と読売テレビ系（ＮＮＮ）は全くそのことを報道しない。小沢さんをバッシングしまくっている読売新聞や読売テレビ系（ＮＮＮ）テレビの電話世論調査は、赤旗や聖教新聞が行う電話調査のようなもので中立という前提（赤旗は自分がやると信用されないので「新聞各社の世論調査」を引用して小沢バッシングを行っている）に欠けることに加えて、読売のネット・サイトには、反小沢の者は無論のこと中立の一般国民も訪れているのに小沢支持が圧倒していることである。世論はダントツで小沢支持であることは明らか。ネットの調査と矛盾していても平気な読売の神経がわからぬ。自ら虚偽調査を自白しているようなもの。
07. 2010年9月06日 12:26:14: 3N6QuKW3fA この先何があるか分からない。 　でもこれだけは確かだ。万が一、マスコミの支援で菅氏が勝利したとしても（そんなことはあり得ない、と断言できないのが恐ろしい。）民主党は消滅するに違いない。もう、次は無い。私は二度と支持しない。 　民主党の議員さんたち、自分の行く末を菅さんに託せますか？
08. 2010年9月06日 19:05:18: ILiTPGkN7Y 私は静岡県民であるが、小沢支持の年金生活者である。近隣の高齢者においても小沢支持者が増加している。「自分は菅さんと同じく工大出身だが、小沢に一度やらせてみたい」。また「小沢さんは嫌い」と言う女性も「菅さんには失望した。だって何もないんだもの！」と不満をこぼしている。先の参議院議員選挙で私は中本候補に投票した。県連会長の牧野元県議が小沢批判をしていたので「静岡における民主党の得票数を増やしてはならない」と考え、比例区は国民新党に投票した。今回の代表選でもし菅が買ったら、その時は「民主党よ、おさらば」だ。小沢総理の誕生を見るまでは絶対に死ねない。
09. 2010年9月06日 19:55:37: 9kgNotfCIc マスコミの世論調査は実際に調査員となって質問し、その集計の過程を自分でチェックしない限り、その結果が国民の民意を表していると実感できません。ネットでの調査も自分が管理人にならないと実感できない。 それに対して新宿や大阪の雰囲気はそこに動員されたものがあるにせよ最も皮膚感覚で実感できるものではないかと思います。 旧民社系の議員が今週初め菅支持を打ち出すということが先週流れましたが、今日は議員については結論先送り・党員サポーターは自主投票と決まったようです。これなどは新宿・大阪の影響だと思います。別に記名投票する訳ではないから今旗幟鮮明にしている議員だって判らない。国民の多くが実際にどのように反応しているかを目で見せることが最も効果的、その意味で札幌に期待しています。
10. 2010年9月06日 22:48:13: w6h3wf4Qlo 私つくづく思うんですが「小沢さん」なんでここで出馬したんだろう？って この菅メンバーではどう足掻いても予算成立は無理でしょ？小沢さんに土下座するしかないでしょう。果報は寝て待て。が、いままでの小沢さんでしょ？ ぐちゃくちゃ言ってれば済んである程度の権力を維持できるのなら良しとするのが 漠然たる小沢像であり、マスコミがこぞって報じたい小沢像ですヨ。 誰よりも、現職が圧倒的に強いと判っているはずです。 にもかかわらず、負を背負って勝負に出た。 負ければ潔く引退すると思います。誰がなんと言っても「聞く耳持ちません」 その時・・この国は・・？　　鳩さん？　　菅？　　前原？　谷垣？

11. 2010年9月07日 00:54:35: ILYgmjHNUo 支持率調査が信用出来ない理由 １．電話調査したと言ってるが電話した証拠がない。 ２．特定の思想をもった人間に限定できる。 ３．質問を誘導できる。 ４．聞き取った内容を、ねつ造できる。 ５．合計数字を、ねつ造できる。 ６．発表数字を、ねつ造できる。 ７．毎回違う人間に電話してるのに、データが連続している。 ８．出ると切れる電話が大問題になってるよ。 ９．なんでたった千人ぽっちしか調査できないの？ネットではすぐに１万人行く。 １０．共同通信、時事通信なんて一般人は知らないよ。 １１．答えてくれる人は、共同通信、時事通信の関係者が多いってことだよね。

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