http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/137.html
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今日のNHK日曜討論で、小沢氏が尖閣諸島の問題に触れていた。
もっと、中国等に対して毅然とした態度で臨むべきといった趣旨の話だった。
誠に、ごもっともな見解である。
小沢氏は媚中派というレッテルが貼られているが、どうやら事実は違うようだ。
以下、小沢一郎ウェブサイトの2004年記事です。
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「またも小泉流『事なかれ解決』だ」「尖閣諸島・魚釣島、不法上陸事件」
「僕なら法律通りに処理」「尖閣諸島に海上保安庁の基地を」
「靖国参拝でもゴマかし」
http://www.ozawa-ichiro.jp/massmedia/fuji/2004/fuji182.htm
日本固有の領土である尖閣諸島・魚釣島に、中国人活動家七人が不法上陸した事件は、小泉政権の情けないまでの「事なかれ主義」を露呈した。
基本的に、尖閣諸島はいずれの国家にも属さない領土だったが、明治二十八年に日本の領土に編入された。翌年から、桟橋や船着場、貯水場などを建設する開拓が進められ、民間人によってカツオ節の製造などが行われた。
戦後、米国の施政下に置かれ、昭和四十六年の沖縄返還協定に伴って返還されたが、関係各国からの異議はなし。中国や台湾が領有権を問題にし始めたのは、その後、東シナ海大陸棚の石油開発の動きが表面化してから。
歴史的にみても、日本の領土であることはハッキリしているのだ。
ならば、今回の確信犯といえる不法上陸についても、沖縄県警が出入国管理法違反(不法入国)で中国人活動家七人を現行犯逮捕したのだから、日本の法律に従って適正に淡々と処理すればよかった。
だが、小泉政権は中国が騒ぐのを恐れたのか、政治的判断で彼らを送検もせずに強制送還してしまった。これでは、尖閣諸島に関するわが国の主張にあいまいさがあると、他国に疑われても仕方ないではないか。
マスコミの中には、強制送還が決まるまでは「毅然とした態度を取れ?などと訴えていたのに、いったん政府判断が出た後は黙り込んでいる社もある。そんなに現政権に逆らうことが怖いのか。言論機関の誇りはどこに行ったのか。
僕が首相の立場なら、日本の主権を意図的に侵した活動家七人は法律にのっとって適正に処理する。そして、日本の領土である尖閣諸島に海上保安庁の警備基地などを設置して、国家主権の侵害を認めない。
今年の元旦、小泉首相は靖国神社を参拝して、「初詣でです。日本の伝統じゃないですかね」と述べていたが、このときも似たようなゴマかしを感じた。
三年前の自民党総裁選で、首相は戦没者追悼のために「八月十五日(終戦記念日)に靖国参拝する」と公約していたが、中国や韓国の反発を気にして参拝日を次々に変更し、今年はついに「初詣で」にしてしまった。
強制送還の件を含めて、これほど一般国民を愚弄する話はない。
首相はいつも口先では格好を付けているが、国家主権を本気で守る意識や気概は感じられない。自衛隊のイラク派遣も「米国の機嫌を損ないたくない」という感覚ではないか。すべて、「穏便に穏便に」という事なかれ主義だ。
こうした首相のいい加減さがいつか必ず大問題になる。筋道の通らない対応は国を滅ぼしかねない。国民は大きなコストを払うことになるだろう。
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