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れんだいこのカンテラ時評799 れんだいこ 2010/09/04 14:45
【朝日社説士の懲りない説教考】
9.4日付け朝日新聞社説「小沢氏とカネ―仮に訴追を受けたなら…」が又もや珍奇な説教を繰り返している。「開いた口がふさがらない」社説士の手になるものと思われるが、名前入りでないので同一人物かどうか分からない。こうなると、我々は、各新聞社に著名入り社説を要求すべきではなかろうか。「クリーンな政治」の等価は「クリーンな言論」ではなかろうか。
毎日新聞は一般記事には記者名入れが多い。ならば、社説も署名入りにすれば良いのに。社説を執筆者名入りにしてはならない理由が分からない。全てとは云わないが、「開いた口がふさがらない」とか「小沢氏とカネ―仮に訴追を受けたなら…」とかの個性的な主張をされる場合には名入れが義務と責任とされるべきではなかろうか。
さて本題に入る。こたびの朝日社説「小沢氏とカネ―仮に訴追を受けたなら…」はもはや難癖そのものである。この社説士は「政治とカネ問題」追及に飽いたのか、思うようにならないので転じたのかは分からないが、今度は「検察審査会起訴問題」に転じている。代表選記者会見の席上、小沢候補が「堂々と受けて立つ」と表明したのが気に入らないらしく、そうなると意訳概要「首相が被告席に立つと云う前代未聞の事態になる」として、そうなる事態そのことを批判して首相責任を問おうとしている。
しかし、この論法に従えば、小沢候補は一体どうすれば良いのだろう。朝日社説士に気に入られる為には、首相になってはならず、そうとすると民主党代表選辞退以外に方法がない。どうやらこれが狙いのだろう。「開いた口がふさがらない」の論旨と合う訳だ。
しかし、こうなると、くだんの朝日社説士は引き続き小沢の立候補そのものが間違いとして、立候補させない論、立候補後は取り下げ論を展開していることになる。これについては、れんだいこは先に「言論の自由を超える強権力的物言い」だとして批判した。これが耳に張っていようがいまいが構わないが、相変わらず強情な論陣を張る懲りない御仁だと云うことになる。そうまで云うのなら、いっそ表に出てくれば良かろう。私が書いたのだが「それが何か」と不遜ぶる姿が見たい。このままでは物陰から矢を射るようで卑怯姑息過ぎよう。
社説曰く、「小沢氏は訴追を受ければ国会での説明に応じる考えも示したが、その前に、この代表選の中できちんと疑問に答えてもらわなければならない。4億円の土地購入の原資をめぐる小沢氏の説明は二転三転した。手元資金があるのに、利息を払ってまで銀行融資を受けるといった不自然な資金の流れについても、納得のいく説明はない。小沢氏の了解なしに秘書が独断で処理したというのも、額面通りには受け取りにくい」、「収支報告書の虚偽記載を、相変わらず『手続きミス』だと言っているが、収支報告書の記載が信用できなければ、政治資金公開制度の根幹が揺らぐ。単なる形式犯ではない」。
この論理論法もオカシイ。社説士がここまで云うのなら、既に出されている検察の不起訴文、検察審査会の見解模様、その他ネット情報で展開されている事件解析等々に目を通して、その上で自身の見方を披歴しながら論評するのが筋だろう。自身をシロウト席に置いて白紙の状態からの高みの見物批判するのはオカシイのではなかろうか。社説は常に「言論の責任問題」と直通しており、その緊張関係で論ぜられるゆえに値打ちがある。無責任云いたい放題は許されまい。ましてや偏した迎合記事をや。
社説士よ、「今回の代表選では、カネと数の原理が幅をきかす『古い政治文化』の是非も重要な論点となる。説明責任を軽んじる政治もまた、古い政治である」などと偉ぶるのはエエ加減にして貰いたい。れんだいこが云い換えておく。「今回の代表選報道で見られる問題は、一方の側を意図的故意に持ち上げ、他方を貶す不公正さである。こういう手法が幅をきかす『古い報道文化』の是非が問題にされねばならない。言論責任を棚上げにした報道の仕方は『古い報道』である」。
既にボチボチ云われ始めたが、これを機会に和製アルジャジーラ放送局、新聞、雑誌を急いで立ち上げねばならないのではなかろうか。原口が総務相の今なら許可される可能性がある。善は急げ、誰か出でよ。れんだいこを評論員として雇ってくれふふふ。
2010.9.4日、れんだいこ拝
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