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2日・記者クラブ公開討論会、3日朝・テレビ朝日の「スーパーモーニング」、3日夜・NHKの「ニュースウォッチ9」と立て続けに小沢氏がテレビ出演をしていた。質問の中身はどれも同じようなもの。「政治とカネ」「景気対策」「沖縄基地問題」「財源問題」等々、小沢氏はかなり雄弁に語っていた。私の気が付いたのは別の事、立て続けに出演していながら同一の質問に対する小沢氏の「答え方」である。
「テープレコーダーのように正確に答えている」あるいは「一回ごとに表現を変えていない」あるいは「言葉の前後の順序さえそのままだ」である。これは自分で原稿を作成した人の発言態度であると思う。他人の原稿で発言を繰り返すと、どうしても表現や言葉の順序を変えて見たくなる。その結果「ブレている」などと批判されることになるのだ。
「ただの九官鳥じゃないのか?」それは分からぬが、少なくとも何度も何度も有権者や国会やテレビなどの前で喋らなければならない「政治家」にとっては、重要な機能だ。サービス精神で表現を変えて、挙句に失脚した総理がいたではないか。小沢氏はそれから学んでいる、ようだ。すごいところは、原稿を読んでいるとまったく感じさせない「演技」だ。「だてに40年も国会議員をやっていないよ」と言いたいのかもしれない。
それでなくとも歪曲させたくてウズウズしているメディアに対して「テープレコーダーに徹する」のは、対策としてはうまい方法である。もしかすると、小沢氏にも「メディア対策班」がいるのではないのか?
国民は「クリーンな」あるいは「熱血の」だけでは、物事が先に進まないことに気づき始めている。早く政策の根幹からの論争に持ち込まないと、菅さんは負けるぞ。それから「そうでしょう? 皆さん」のフレーズは、追い上げるときに使うものだ。一国の最高責任者になった今は「私はこう思う。皆さん付いてきてください」と言うべきなのだ。
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