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小沢氏がテレビに出演し始めて、その意外な饒舌に驚いている視聴者も多いのではないだろうか?昨日の朝、テレビ朝日の「スーパーモーニング」、そして、昨夜NHKの「ニュースウオッチ9」に登場した小沢氏は、キャスターやコメンテーターの様々な質問に、詰まることなく、まさに「立て板に水」といった感じで、雄弁に答えつづけた。
考えてみれば、小沢氏は、今まで、あまりにメディアへの露出が少なすぎた。「テレビで喋るよりも、直接人々の中へ」がモットーだから、無理もないし、その姿勢に、ものすごく好感を持つのだけども、極端に露出が少ないことを、逆に、政敵やマスコミに利用され、「悪イメージ」づくりを許してしまったことが、とても残念だ。
「言い訳をしない」「他者を誹謗しない」、本当に、これ以上の美徳はないのだけれど、小沢家の「家訓」であるというその「縛り」が、ずいぶんと、小沢氏自身を痛めつけてきたということが、いえるのではないか。考えてみれば、このひとは、そんな不器用な一面を持っている。それは、まるで古武士のような融通のなさであるのだが、それがまた、小沢氏の魅力のひとつであるのかもしれない。
最近、あの細川護煕元首相が、総理時代の日記を著わしたそうだが、そこに小沢氏は好意的に描かれ、むしろ、武村正義氏のほうが、否定的に描かれていたときく。また、鳩山由紀夫前首相が示す、小沢氏への真摯なリスペクトを考えても、小沢氏には、息のかかるほどまでに近寄った者しかわからない、人間的魅力があるのだろうと思う。
しかし、その小沢氏が、メディアに登場し始めた。民主党という一党派の代表候補というより、実質的な次期総理候補であるのだから、テレビ出演を拒否ということになれば、さすがに選挙に響くことになる。だから、やむなく出ていくことになるのだが、小沢氏は、出るなら出るで、それでは、思い切り、言いたいことを言うことにしたのだと思う。あの訥々とした喋り方は影を潜め、縦横に政策を語る姿に、スパモニの出演者の質問も熱を帯び、ニュースウオッチ9のキャスターはタジタジとなっていた。
****ニュースウオッチ9
大越キャスター「小沢さんのような、秘密めいた、大物政治家は、国民にしてみれば、もっと自分のいる場所まで降りてきて欲しいのではないか」小沢氏「僕ほど、大衆の中に入っていく者はいない!」「そこがマスコミのおかしい点だ」「僕は、若い人全員に、大衆の中に、国民の中に入りなさいと言っている」「理屈をただ言っていてはダメだ。国民が何を考えているか、その中に入って、一言でも二言でも言葉を交わさないと、わからないではないか」******
小沢氏の、マスコミに対する大反攻がはじまった。もう、自分たちが勝手につくりあげた「小沢像」を無理やりに、当てはめることはできない。後からの編集も何もきかない生番組に出演した本人が、それを決して許さないのだ。検審がもし、起訴相当を議決すれば、逃げずに応じると言い、参考人招致でも証人喚問でも受けるという。
「小沢さんがそれを宣言した時点で、『政治とカネ』の決着はついた」とは、スパモニに出ていた週刊朝日編集長山口一臣氏の言葉だが、まさに、これまでのような、「言いたい放題」は、マスコミには許されない。カビの生えた「記者クラブ支配」の一元的、横並びの恣意的報道が、綺麗に仕分けされる、これは、第一歩となるだろう。そういう意味で、なんとしてでも、小沢氏の勝利を願わずにはいられない。
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