http://www.asyura2.com/10/senkyo93/msg/836.html
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(注)一言主さんのデフレ・インフレの一般理論から「資金量の増減による所得線の移動」グラフを一部,私なりに編集したものです。
「はじめに」
日本が消費税を3%から5%に上げた時から経済の収縮が激しく起こり、経済と株価は下降トレンド線を描き続けているのである。2003年頃の輸出は供給減が解消されるまで続いた。しかしデフレが続いているのに、政府と日銀はインチキ経済学と鼠講金融カジノ化の大マスコミの煽りによって供給生産量に過剰に注ぎ込んだ為に消費資金量とのバランスが崩れ、金融危機から円高輸出減となった。
消費資金不足と一時的な原油高による物価上昇から供給減が激しくなっているのに消費税をデフレ下で2%上げただけでこれだけの破壊が起こったのである。これは低所得化と低金利がもたらした需要の低下である。このインチキマネーを国民からもぎ取った資金が市場からアメリカや産油国に流出したから起きた現象である。これは名実GDPの逆転現象と名目GDPの後退が物語っている。
http://www.asyura2.com/10/senkyo93/msg/722.html
また日銀は、紙幣を大量に印刷することで、先々インフレが起こるだろうという予測をしていた,それで日銀は1997年以来、莫大な資金を市中銀行につぎ込んでいるが、当時物価が下がりつづけ、インフレではなく、デフレの環境を作り出してしまったのである。
「現状把握」
菅総理はデフレ原因の解析もしないで、馬鹿みたいに消費税増税論を叫んでいる。生産量をそのまま温存して、消費税増税して消費だけを削減すると資金不足となって日本経済は間違いなく破綻する。また過剰融資は消費の拡大に結び付かないし低金利は内需や消費者に還元すべきなのに銀行にすべて奪われ金持ちや外国の投資に消え去ってしまった。 また低金利にすれば経済が伸びると思っていた、デフレを無視した政策でもあった。
内需を回復させずに輸出の神風を信頼して輸出を増やす政策に走りすぎてしまった。公共投資にしても,借金を増やすに過ぎない,デフレでの低金利過剰融資は、消費税の増税と生産量をそのまま温存することと同じで、消費資金不足となって円高から日本経済は間違いなく破綻の方向に行く。
消費が伸びないので物価上昇による消費減は、貯蓄量を下回り益々所得が下がって資金不足に陥る。国民はできるだけ価格の安い物を求め、企業はそれに答えられるよう価格を安くする。激しい競争をしながらデフレでの均衡を目指すのである。従って財源がないからといって、デフレ対策もしないで消費費などの増税をすると、デフレスパイラルの回転が速くなって国民は貧困化から抜け出せなくなるのである。
デフレで消費税の増税がなされるとその上昇させたパーセント分だけ所得減、消費減がおきて企業や国民は消費税の上昇から誰も逃げることができないため、デフレスパイラルが回転することになる。
政府は消費不足と低金利なのに,物価上昇から供給減が激しくなっているのに供給過剰な企業淘汰を断行した。低金利過剰融資は、消費者から利息を奪い、企業を海外へ向かわせ、円キャリーを生じさせ、原油高、サブプライム問題を生じさせたのである。
日銀は、紙幣を大量に印刷することで、先々インフレが起こるだろうという予測をしていた,それで日銀は1997年以来、莫大な資金を市中銀行につぎ込んでいるが、物価が下がりつづけ、インフレではなく、デフレの環境を作り出してしまったのである。
「日本の納屋にはぎっしりモノが詰まった」
鳥越さんがテレビで実に鋭いことを仰った、日本でインフレの期待感が起こったとしても、余剰な購入物を、どこに蓄えようというのか。日本人の家屋は、もうすでに天上まで物がぎっしり詰まっているしもう買う物がなく消費は進まないようなことを語っていたがその通りだと思う。
「モデルチェンジのサイクルは二番煎じなどで加速度化した」
日本は極端に狭い。従来の救済策、即ち大規模な財政赤字による財政規模の拡大は、日本ではものの見事に失敗したからだ。日本は、不況型の流動性の罠ではなく、落とし穴にはまっているのだ。日本国内には何でもあり、モノの飽和状態からマイナーチェンジやモデルチェンジのサイクルをある時期から早めてきた、悪いことではないが他社の顔色見ながら商品化する二番煎じの考え方が日本の商品化を弱体化させたとも言える。
本音と建前の文化も二番煎じ的な考えに拍車をかけたともいえる。これでは世界に誇る夢ある画期的な商品化は他国に抜かれていくことになる。二番煎じ的なコストと利権による生産過剰はどこかで行き着くことは分かっていた。鼠講金融カジノ化のあたりから狂いだし、消費税への負担が鋭く影響を受け、個人の消費が節約モードに入った。何ぼ供給側に投資しても需要、消費する必要性がなくなったのである。金融カジノ化は当然の成り行きだったのかもしれない。
「消費資金量の低減策を進めた政府」
一方ルービニは、マーキン同様、銀行に対する救済措置、産業や金融における規制緩和、企業の経理慣行の変革、労働者数の縮小などといった構造的改革案を提案した。だが、こうした救済策が新たな需要を生み出すなどとは到底思えない。というのも、これらの救済策は供給側からのものであり、生産量を過剰に増やし消費資金量を低減策なのでデフレがどんどん進むことになる。日本政府はこうした生産量を過剰にする大企業,金持ち救済して消費資金量を低減する弱者,貧乏人は自己責任の政策を進めたのである。
「妄想ラビ・バトラ氏の予言」
需要側に立った改革案を進めなければならないことになる。真の経済改革が進まない限り貧困化で苦しむことになる。だとすると共産主義と同じ道をたどり,ラビ・バトラ氏が予告している。資本主義の崩壊は当たるかもしれない。だが日本人の知恵と工夫でひとたび新しい特効薬を試すなら、日本の金融システムはよみがえり、日本は黄金時代に入るだろうとの予告もラビ・バトラ氏はしている。我々は革新的平和的なカリスマ的なオザワ氏のノウハウを活かす時期にきたのではなかろうか。
我々国民の「無情な叫び」菅総理の失政から
消費税増税する→ 消費壊滅!日本は滅亡だ!!
緊縮財政をする→ 景気壊滅!日本は滅亡だ!!
大判振舞をする→ 財政破綻!日本は滅亡だ!!
低金利・デフレ→ 経済悪化!日本は滅亡だ!!
法人税減税する→ 生産過剰!日本は滅亡だ!!
金持ち救済する→ 飽和国家!日本は滅亡だ!!
貧乏人は自己責任→犯罪国家!日本は滅亡だ!!
どうせ〜ゆうんや! どうせ〜ゆうんや!!
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