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揺れる町村派、森氏が退会届=参院会長選で亀裂−自民
自民党最大派閥の町村派が揺れている。8月の参院議員会長選挙をめぐり派内で深刻な対立が生じ、実質的な派閥オーナーで相談役の森喜朗元首相が2日、退会届を提出する騒ぎに発展。会長の町村信孝元官房長官が出馬する衆院北海道5区補選を来月に控え、同派は機能停止状態だ。
「もう面倒は見ない。平成研(額賀派)、宏池会(古賀派)に顔向けができない。小泉、安倍、福田(各政権)でおれがどれだけ陰で苦労してきたのか…」。2日昼、都内のホテルで開かれた同派幹部会。森氏はこう言い残すと、退会届を机に置いて憤然と退席した。
参院議員会長選で、町村派は額賀、古賀両派とともに谷川秀善前参院幹事長を担いだ。森氏は町村派の参院議員に直接電話をかけ、谷川氏支持を念押しするなど、積極的に動いた。
ところが、同じ相談役の安倍晋三元首相は「旧態依然で、派閥で会長を決めるのはよくない」と森氏に進言。安倍氏に近い世耕弘成参院幹事長代理ら町村派の5人も、中曽根弘文前外相の推薦人に。こうした「造反」もあり、中曽根氏がくじ引きの末、新会長に選ばれた。
2日の幹部会は、世耕氏ら5人への処分問題が議題。鈴木政二参院議院運営委員長が「力不足で申し訳ない」などとわびたが、森氏は用意していた退会届を提出。慌てた安倍氏が「相談役を辞めてもいい」と収拾を図ったものの、結論が出ないまま幹部会は終了した。
「町村さんの補選があるから、こういう時こそ結束しなくてはいけないのに」。最大派閥のたがの緩みに、派閥幹部の一人はこうぼやいた。(2010/09/02-19:03)
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