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小沢氏頑張れ名目GDPの弱点を知ること
名目GDPと実質GDPについては,いくつか紹介されていますが,重ねたグラフだとよくわかるので作成してみました。
「名目GDPと実質GDPのグラフから見えることは」
@名目と実質が逆転したら補正予算を組んで生産量を増やすほど赤字が増えデフレが進むことが分かる。
Aデフレの始まりはデフレータが下降始めた1998年〜だと言うことがわかる。
B名目GDPと実質GDPが乖離は,資金量と生産量のギャップ拡大が大きい。
C名目と実質の乖離が激しいほど、補正予算を組んで生産量を増やすほど赤字幅大きくなって借金が増える。
D資金が生産量より著しく少ない市場で、さらに借金をして生産を増やすと、消費の激しい取り合いが起こり、低価格競争が激しくなる。
「考察」
資金量が生産量より著しく少ない市場で、さらに借金をして生産を増やすと、消費の激しい取り合いが起こり、低価格競争が激しくなる。そして1単位辺りの利潤が減少する。それが賃金を引き下げることになる。これがGDPに反映されると名目GDPの成長率が実質GDPの成長率より下位になり、その差が開くほど資金量と生産量のギャップが激しく大きくなり。そしてますます資金がハートランドから減少しデフレが止まらなくなる。(アメリカは資金量が豊富にあるので日本の様なことにはならないしアメリカは名目GDPが常に上位に位置しているが,2010年に名目実質GDPが逆転する可能性が出てきた)
「心配なこと」
2010年の4〜6月はマイナスが3.7%、名目GDPは460兆円.もしエコー政策が9月で切れるとGDPは下がる。2011年からは、減税もエコポイントも終わる。新ドル発行も控えている。さらに円高が進行することから名目GDPの落ち込みは加速度化する。2011年のGDP440兆円以下になる。国内投資・雇用・消費・公的支出すべて負の連鎖になる。経済破綻,物価と雇用は3分の1,消費量30%以下に落ち込む。金融機関の増資も出来ない,増税によって日本沈没は確実となる。
「結局」
消費者への積極的な資金注入して消費者の懐を豊かにする政策をしなければデフレは解消しません、いずれ逆プラザと云われる現象が発生します。円安です。名目6% 実質4%は確実に達成する目標が必要になってきました。マニフェストを進めて下さい。国民は菅総理や大マスコミの大ウソに騙されてはなりません。
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