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2010⁄09⁄01(水) 10:49
政策と実行力の小沢さん VS パフォーマンスとネガキャンのカン
いろいろあったが、いよいよガチンコ勝負になってスッキリした。
今週発売の週刊誌も出馬を前提に書かれているので、これで、ようやく、まともに読めるというものだ。
その中でも、「ぶちぬき大特集28ページ」と群を抜いているのが週刊現代である。
今まで散々、反小沢のキャンペーンを張り、そのタイトルは悪意に満ち満ちて、小沢支持者にとってはゴミ週刊誌のレッテル貼られている。
だから、買うことすら抵抗があったが、≪小沢一郎「総理」可能性大≫の特集タイトルに釣られて手に取り、立ち読みした結果、断腸の思い(笑)で購入してみた。
まあ、そのゴミぶりでも、立花隆と並び称される、いわば立花隆の週刊誌版とでも呼べるその悪辣タイトルの数々は、小沢一郎という一人の政治家を、徹底的に貶める記事を掲載してきた。
それを読まなくても、新聞や電車の中吊りなどの広告で、多くの人の目に触れ、負の伝播に一役買っていたともいえる。
小沢氏を冠した悪辣タイトルを並べてみた。(読む価値なし、飛ばしてください)
菅と仙谷「小沢は死んだ」2010/09/04号
「小沢一郎は害悪である」2010/04/10号
「もう小沢はいらない」2010/03/06号
「小沢一郎 議員辞職」02/13号
「小沢はつかまる」02/06号
「助けて!小沢さんが怖い」01/23号
何回抹殺し、殺せば気が済むのか。
ちなみに最新号の特集のタイトルまわりとリード
≪ぶち抜き大特集 民主代表選「大どんでん返し」血みどろの権力闘争へ≫
平成の「悪夢」マジですか 小沢一郎「総理」の可能性大
≪現代最強と言われながら、旧時代の金権政治の権化として忌み嫌われてきた男が、最後の勝負に出た。迎え撃つ菅首相の頼みは、消極的な世論の支持のみ。「9月14日」を境に政界の地図が一変する。≫
悪意の文章が散りばめられているが、この中で、ある野党党首の話として次の言葉が面白かったのでツイートした。
≪「『ブラックジャック』じゃないが、確実にヤブだとわかっている医者に診てもらうより、たとえ胡散臭くても、抜群に腕が立つ医者のほうが誰だっていい。死にたくないから。どの野党も、ノーセンスの菅よりも小沢のほうが、各政策面でずっと連携しやすいはず」(週刊現代)≫
ある政治評論家がこんなことを言っていたのを思い出した。
小沢さんが批判されなくなるのは、議員を辞職した時で、それまでは続く、と。
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竹下元首相がつくった三宝会が、小沢パッシングを始めてから以後、マスメディアや官僚機構などから叩き続けられてきても、すぐに立ち上がりファイティングポーズをとり続けてきた小沢さん。
役職も何もない一兵卒の一議員に与党も野党もマスコミも国民もこんなにも注目をする、それだけ日本の政治の中心人物として、この20年間いつも話題の中心にいた。
そんなことを考えると、本当に不思議な現象ともいえる。
小沢さんが権力の中枢にいたのはホンの一時期であり、自民党の幹事長も東京都知事選の責任をとってあっさり辞任していて、細川政権も鳩山政権も1年ももたなかった。
その短い中で小選挙区制に変えたり、政府委員廃止や副大臣、政務官を送り込み政治主導を進めたり、と自自連立時代も含め、その後の政治に大きな影響を与える改革を実行してきたのは注目に値する。
昨年、政権交代が実現し、その直後から小沢さんは参院選対策をしてきた。
衆参で過半数をとれば今まで出来なかった政治改革を一挙に前進できる、との思いから着々と準備してきたその参院選は、カンさんの裏切りで惨敗を喫した。
この辺のところを議員を辞めてもなお小沢さんの側近である高嶋良充氏が、週刊現代のインタビュー記事で次のように言っている。
≪7月28日に総理と党が私の送別会を開いてくれたんです。そのとき私は、菅さんにこう言いました。
「首相就任直後の支持率が6割を超えたのは、市民運動家出身の庶民宰相に対する期待感があったからです。ところがあなたは『強い財政、強い経済、強い社会保障』を訴えて消費税増税に言及した。国民に植え付けたイメージと正反対のことをやったんですよ」と。この路線は小泉改革と変わらない格差社会になりますよ。庶民宰相のはずが、庶民をいじめる消費税に触れるなんてダメですよ。」≫
そのアドバイスが生かされることはなかったようだ。
週刊現代を買った目的は、昨日書いた「仙谷が枝野に命じて小宮山洋子が担当したという「組織対策費」もあるが、この小沢氏最側近と言われる高嶋良充元議員のインタビュー記事は、取っておきたいと思ったのが一番だった。
タイトルは「菅さんは大将の器じゃないし、庶民宰相でもない」で面白かった。
この中で高嶋氏が小沢さんとカンさんの違いについて次のように言っている。
≪小沢さんは、将来の目的から逆算して戦略・戦術を立て、一つの方向性を定める。それに対して菅さんの発想は目先の損得なんですね。新人は選挙を嫌がっているから、解散は3年間しないと言えば、自分の代表選に有利になると考えている。参院選後に人事を断行しなかったのと一緒で、考えているのは自分の保身だけなんですよ。≫
今回の代表選に勝ち、総理になれば、衆参ねじれはあるものの、野党を巻き込んで政策を実現していける。
本日午後には小沢・菅両氏が共同記者会見に臨んで、それぞれの政策をアピールするとのことだ。
マニフェストの原点に戻るのか、修正するのか、内需拡大で景気対策優先か、消費税増税し財政再建か、普天間見直しか現状維持で対米追従か、など
小沢さんとカンさんの争点の違いははっきりしている。
いよいよ熱い2週間がスタートする。
政策を訴える小沢さんと、政策では負けるカンさんが、マスコミと官僚を味方につけ、パフォーマンスとスキャンダルで姑息な闘いをする絵が既に見えてくる。
小沢さんは政策中心で選挙戦を闘い、姑息な手段などは絶対に使わない。
ここは、ネットでネガキャンにはネガキャンで対抗していくしかないだろう。
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