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2010年09月01日
菅直人と云う「支持率 命」の政治家の発言(立候補表明会見での発言)
「……今回の選挙は民主党の代表を選ぶ選挙というよりも、日本の次期首相を選ぶ選挙でありますので、国民のみなさんには、候補者のいずれがこれからの首相としてふさわしいのか、ぜひ、全国各地で声を上げていただいて、民主党の党員やサポーター、あるいは地方議員や国会議員のみなさんに国民の声を伝えていただきたい。
そのことを心からお願いを申し上げて、私の立候補の表明とさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします」
菅直人の頼みの綱が腐れメディアが捏造する「世論調査」の数値だと云う部分が何とも憐れである。民主主義の原点、選挙結果と云う歴然たる「民意」は無視して、自分に都合の良い関係良好なマスメディアの世論調査「首相に相応しいのは誰?」で最低でも7割は菅直人。そりゃ、「沈香も立てず屁もひらず」すっからかん。
世渡り上手だけで生きてきた上場企業の中間管理職的男が頼れるのは、市場原理主義者と権謀術策と贅沢が趣味の弁護士崩れ、後はクリーンこそ命、毒がなければ政治は上手く行く、毒は周囲に百害あって一利なし、そんな教条女史達だけなのだから、捏造でもマスメディアの支持率に心奪われるわけである。
しかし、この作戦も朝日新聞、毎日新聞及び各テレビ局の絶大な支援によっては、相当の影響力があるのは事実だろう。小沢なのか菅なのか、未だ心定まっていない民主党議員や地方議員・党員・サポーターに大きな影響を及ぼすのは事実だ。
特に、選挙が命の心定まらぬ風見鶏風議員にとって、地元支持者の「世論調査の数字に逆らって…」と云う疑問や反対意見に耳を傾けないわけにはいかないからである。哀しいかな、政治への信条など持ち合わせない議員は意外に多いので、心定まらぬ議員の対応は読み切れない。
まぁ逆にみると、こう云うB層国民と同レベルの議員が結構存在するわけで、菅陣営の戦術も判らないではない。しかし、その結果ではないが風見鶏的風潮(世論調査数値)に阿る議員を背に政権運営をする菅直人が、世論政治に突っ走る結果を招いている。
昨日は脱小沢、今日はトロイカ、明日はトロイカ排除。消費税増税、財政再建。そういう発言になって現れる。菅直人が世論政治家でない証明をする為には、本日の代表選の政策発表がカギになるのだが、おそらく魂の抜けた寄せ集め政策集になるだろう。
一方の小沢一郎は09年マニュフェストを軸に、直近のデフレ経済の脱却への具体的シナリオを発表するであろうことは、明確だろう。特に経済政策では余人も想像していなかったような爆発的政策を発表する可能性が高いと想像する。
それにしても、鳩山の仲介が菅の変節と云うか単なる心変わりで、トロイカ体制破棄で小沢の出馬が確定したことは、喜ばしいことである。余程の取りこぼしでもない限り、小沢一郎の代表選出は確実になったと言える。
マスメディアは早々に「勝負あり!」とか書けない商売上の問題があるので、14日当日まで「両者拮抗、予断を許さぬ展開続く!」の論を継続するだろうが、勝負は決している。その勝負を決定的にするのが、本日16時?から行われる両者の政策発表であう。
この時点で小沢一郎と菅直人の差が歴然とする。おそらく記者会見の質疑でも、本人が魂で書いた政策と寄せ集め政策集の違いは明確になる。この辺は、発表されてから、早速コラムを書いてみようと思っている。
生活重視vs財政再建、政治主導vs官僚主導、自主独立路線vs隷米路線。そして直近の需給ギャップが修復不能にきているデフレ経済への政治主導だからこそ出来る大胆な経済政策を打ち出すのが目玉と思われる。
16時以降が楽しみだ。この小沢の政策発表が世論政治家・菅直人の世論頼りにも、衝撃的ダメージを与えることは確実だ。「横綱」と「ふんどし担ぎ」の差を国民に見せつけてくれることだろう(笑)
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