http://www.asyura2.com/10/senkyo93/msg/613.html
Tweet |
菅直人首相と小沢一郎前幹事長による一騎打ちとなった民主党代表選で、両陣営は31日、早くも多数派工作に乗り出した。国会議員票では小沢氏が優勢とみられる一方、「政治とカネ」の問題では、小沢氏への世論の批判が強いことを背景に、党員・サポーター、地方議員票では菅氏が押し気味と言われ、議員票でも巻き返しを図っている。
代表選では、412人の国会議員票は1人2ポイントが与えられ計824ポイント。地方議員票は全国集計し、計100ポイントをドント方式で両候補に割り振る。約34万人の党員・サポーターは、衆院300選挙区ごとに最多得票候補が1ポイント獲得するため、両陣営は、総計1224ポイントの過半数獲得を目指し、選挙戦を展開する。
国会議員票は、党内最大勢力を誇る小沢氏グループが約150人、小沢氏の選対顧問に就いた鳩山由紀夫前首相グループの約60人に加え、羽田孜元首相、樽床伸二国対委員長両グループ(約15人ずつ)の大半が小沢氏の支持に回るとみられている。約30人ずつ所属する旧民社党系グループと横路孝弘衆院議長グループも、小沢氏支持で固まりつつあるとの見方が有力だ。
一方、菅氏の陣営では、菅氏グループ(約50人)をはじめ、前原誠司国土交通相グループ(約40人)、野田佳彦財務相グループ(約30人)が明確に菅氏の支持を打ち出しているだけで、劣勢の感は否めない。
実際、小沢陣営幹部は「すでに約200の国会議員票は固めた」と強気だ。ただ、鳩山氏グループについては、20人ほど菅氏に流れると見る向きがあるうえ、選挙地盤が脆(ぜい)弱(じゃく)な衆院1回生に態度未決定の議員が多いとの不安材料がある。菅陣営は「約100人は態度未決定のグレーゾーンだ」(幹部)とみて、切り崩しに全力を挙げる。
菅陣営としては、劣勢に立つ国会議員票の分を取り返すため、党員・サポーター、地方議員票の上積みを目指している。特に、来春に統一地方選を迎える地方議員にとって、「党首の顔」は選挙戦に大きな影響を与えるため、小沢氏が政治資金問題で厳しい批判を浴びていることを持ち出すことで、支持獲得に結びつけたいとしている。
小沢陣営の危機感も強く、「党員・サポーターは五分五分の戦い。地方議員は4割くらいで厳しい」(別の幹部)としている。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100901/plc1009010030004-n1.htm
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK93掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。