http://www.asyura2.com/10/senkyo93/msg/590.html
Tweet |
http://www.gendai.net/articles/view/syakai/126160
2010年8月31日 掲載
民主党議員は何をガタガタ動揺しているのか
このままじゃ「党分裂だ」と菅、小沢、鳩山に修正望む弱腰
菅直人VS.小沢一郎の“全面対決”を回避しようと、民主党が土壇場になってドタバタ劇を繰り広げている。「小沢支持」を強調していた鳩山前首相が、再び2人の“仲介”に乗り出した。しかし、代表選の直前に2人が談合し、代表選中止となったら、国民から批判が噴出するのは間違いない。小沢は何があっても代表選に出馬すべきだ。
●代表選をやったところで 政権与党が分裂するはずなし
菅陣営VS.小沢陣営の対決は、すでに感情的なものになっている。
「とくに菅周辺が戦闘的になっています。小沢のスキャンダルまで探しはじめた。党のカネを不正に使っていなかったか、わざわざ古い帳簿をひっくり返して調べた。結局、不正は一切なかったが、こうしたやり方に、小沢周辺はカンカンです」(民主党関係者)
鳩山前首相が、2人の“仲介役”に乗り出したのは、「このままでは党が分裂してしまう」と懸念したからだ。しかし、ここで小沢が出馬を取りやめ、無投票で“菅再選”になるのは最悪の展開だ。
「本当は、民主党が参院選で惨敗した時点で、菅首相が小沢前幹事長に頭を下げ、挙党態勢を築くのがベストでした。しかし、ここまで菅陣営VS.小沢陣営の対立がハッキリしたら、決着をつけるべきです。その方が、国民も党内もスッキリする。いくら挙党態勢を大義にしても、国民からはポストを条件に談合したとみられるだけです」(民主党関係者)
そもそも、民主党議員は本気で“分裂”を心配しているようだが、血で血を洗うケンカになろうが、民主党が分裂することは考えにくい。
少なくとも、小沢一郎には民主党を分裂させる気はない。8月30日も、「自民党時代にも派閥同士で争ったが、終わったらひとつになった。民主党は全然慣れていない」と明言しているほどだ。
「小沢一郎は代表選で負けたら党を割って出る、という指摘があるが、可能性は低いと思う。民由合併の時『民主党を最後の政党にする』と宣言しています。わざわざ与党から野党になるはずがない。政界では『与党には求心力が働き、野党には遠心力が働く』というのが常識です。なにより、菅首相はいずれ行き詰まる。小沢前幹事長は、たとえ代表選で負けても党内に残っていれば、必ず出番があると確信しているはずです」(政治評論家・山口朝雄氏)
菅首相は、菅・鳩山・小沢3人による「トロイカ体制」の復活を口にしはじめているが、小沢は初志貫徹し、出馬すべきだ。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK93掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。