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民主党代表選に関する読売新聞社の緊急全国世論調査では、菅首相への支持が、積極的な評価ではなく、首相が短期間で交代することへの懸念や、小沢一郎前幹事長に対する根強い批判に支えられていることがわかった。
次の代表に菅氏がふさわしいとする理由をみると、民主支持層に限っても、「首相が短期間で代わるのは良くない」66%と「小沢氏と距離を置いている」25%を合わせて91%に達した。「政策に期待できる」は6%、「指導力がある」は2%に過ぎなかった。
小沢氏の代表選出馬に対しては、民主支持層でも77%が「納得できない」と回答した。「政治とカネ」で説明責任を果たしているとは思わないとの答えは86%(民主支持層)に上っている。こうした小沢氏への批判は、「菅VS小沢」の一騎打ちの構図で、菅氏に有利に働いていると見られる。
菅内閣の支持率は前回調査(6〜8日実施)の44%から54%に回復した。しかし、最近の円高・株安への対応については、菅内閣を支持する人でも78%が適切ではないと答え、厳しい視線を向けていることは明らかだ。
小沢氏の陣営では昨年衆院選の政権公約(マニフェスト)を守る「原点回帰」を掲げる。しかし、小沢氏が代表にふさわしいとする人でも「修正すべきだ」が75%を占め、マニフェスト通りの政策実現を求める人は23%にとどまる。
こうした調査結果からは、実効性があり、現実的な政策を渇望する国民意識が浮かび上がる。
菅内閣の支持率上昇とともに、民主党の支持率は38%(前回29%)に回復した。代表選をきっかけに注目されたことが影響しているようだ。
ただ、代表選を巡る一連の動きを見て、民主党の印象が悪くなったという人は55%で、民主支持層でも46%が「悪くなった」と答えている。国民不在の代表選になれば、民主党への不信感が一気に高まることも予想される。
(世論調査部 寉田知久)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100829-OYT1T00720.htm
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