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れんだいこのカンテラ時評788 れんだいこ 2010/08/29 11:15
【今度は「党内分裂必死論」にすがる菅派の狂態考】
2010民主党代表選に「小沢起つ」や、マスコミ蝿が批判のボルテージを一段と高くして今日に至っている。れんだいこは、彼らの論理を一つずつ解析し、その鉄条網をペンチで取り外している。一つは、「御身保全式代表選立候補論」である。彼らの弁に従うと、何と小沢は逮捕を免れたい為に民主党代表に挑み、一国の首相になろうとしていると云うことになる。れんだいこは、誰が好き好んで身の危険も構わず成りたがるかバカ者、ヨタ話もエエ加減二センカイと怒鳴り返した。「御身保全式代表選立候補論」は、小人は小人の関心でしか理解できない典型勘繰りであり、記念物にしておこうと思う。
次に、「蟄居した筈なのになぜ再登場したのか叱責論」に反論した。それは、菅政権が先の参院選で勝利し、その後の政局運営でもまずまずの合格点がつく場合の理屈であり、鳩山政権より酷い政治能力でしかないことが判明し、選挙敗北責任を何一つ取らず居直り、なお且つ政権にしがみ続け、政権交代時のマニュフェストを着手する前から反故にして痛痒を感じず、財政再建と云う名の日本経済破綻の道へ誘いこもうとしている時局がら、小沢が出ざるを得なかった合理性があると述べ擁護した。この見地を否定するなら誰か、参院選での消費税10%増税案の持ち出しの是非、選挙の敗北責任取らずの是非、政局運営能力の是非を論じて見よ。その論理を記念物にして展示しておこう。
次に、今頻りと囁かれている「党内分裂必死論」に棹さしておく。なるほど党内分裂は仕組まれているからして確かに予想される。但し、問題は、菅派が離脱するのか小沢派が離脱するのかの詮議にある。まず小沢系の下野が有るかどうかを推理して見よう。れんだいこが思うに、よほどのことがない限り小沢系の離脱はない。これを、あたかもあるように説くのがマスコミである。だがしかし、党内分裂が有り得るとしたなら菅系即ち党内シオニスタンの方である。既にそれらしきシナリオが漏洩されている。
しかし、この論法のオカシサはすぐ分かる。彼らは、2010民主党代表選に際し小沢出馬を挑発した。出れるものなら出てみよ、「政治とカネ問題」でハガイジメされている小沢は出られまい、仮に出てきたら容赦なく徹底的にいたぶってやると尊大に構えていた。ところが小沢が起つことになった。この報に接するや菅はカラ元気を口にしたものの、周りが途端に慌てだした。アングラ情報にしていた「離党対抗」の脅しを現実化せねばならない恐れが出てきたからである。頼りは検察―マスコミであったが役に立たなかった。小沢が起った以上もう振り子は戻せない。それでも「党内分裂必死論」が頻りに流されているのは最後のお願い、悲鳴でしかない。
しかし、どう考えても、公正堂々と勝負して負けたら離党するなる論は卑怯な駄々っ子論以外の何ものでもない。手前らの思い通りにならなかったなら捨て鉢になる、何でもアリと云うのは、みっともない話である。これは悪質な独裁者特有の我がまま論理であり、民主主義の敵である。そういうレベルの御仁が日本政治を預かっていると云うことになる。こうなると、そういう子供政治を打倒する為にも「小沢起つ」の正義が際立つことになろう。
仮に、菅派に結集したシオニスタン同盟が一斉に離党したとしてシナリオ通りには進まない。彼らの行き先が自民党へ行くのか、みんなの党へ行くのか、どこへ行くのか分からないが、こういう厄介者を受け入れる訳がなかろう。そこで政界再編成論が仕組まれる訳だが、それはそれで難事であり、梯子を外されることはよくあることである。ナベツネが得手としてきた手法であるが面倒見が悪いことでも知られている。かれこれ思えば、彼らには政権党を離脱してまでリスクを選ぶ胆力、能力はない。つまり、菅派は「党内分裂必死論」で「小沢起つ」を牽制し脅しているに過ぎないことになる。いわゆるキタナイ手を使っていることになる。云えば云うだけ男を下げ女を下げることになるが、そういうことさえ分からないほど操られている政界遊び人でしかないということになろう。
次に、「レンボウ式衆院解散論」を指摘しておく。この怪女は今頻りに菅政権擁護の詭弁を振りまいている。しかし、これも云うだけ品を落とすだけの話である。政局安定論を唱えて菅政権を擁護しているかと思いきや、代表選で菅首相が落選するや衆院解散当然論をぶって政局不安定論を説いていることになるが、こういうのを二枚舌と云う。レンボウ式政局安定論が見え見えのマヌーバーでしかないことを晒しているだけである。
この怪女は、鳩山政権時の事業仕訳で名を売ったが、やったことはやらなくても良かった仕事館とアニメ館を廃止し、その他将来有益な事業を狙い撃ちするかのように予算カットしただけのことである。一体、お前は誰の為に何の為に働いているのだと憤然とするのは、れんだいこだけだろうか。何を勘違いしてか既に大物ぶろうとしているが、お前の政治生命は終わった。これを託宣しておく。お前程度の口先女に政治を任せる訳には行かないのだ。小泉の小池に匹敵する菅のレンボウと位置づけ銘記しておこう。
さて、次に何があったかな。「政治とカネ問題」では、檀公善氏の「小沢真っ白、100%冤罪、検察審査会に大打撃。石川・大久保・池田各氏も完全無罪−収支報告書を徹底検証」が名解析している。(ttp://www.asyura2.com/10/senkyo93/msg/316.html)
それによれば、「陸山会の報告書には不記載も期ずれも虚偽も無い。形式犯でも微罪でもなく、白より白い真っ白なの」とある。メディアマスコミの自称インテリは、この解析を読解できないのだろうか。その程度の頭脳が延々と小沢叩きに興じているとしたら、そのサマは狂人変質者のそれであろう。というかミジメな雇われ売文売弁しているに過ぎないことを示している。ペンを折れと申し渡しておく。
さて、これで一応鉄条網を外した。後は正々堂々と2010民主党代表選が演ぜられることを願う。菅に残された道は急遽汚い裏取引を申し出る可能性だけである。しかし、その機会は失った。だから云わんことではない、人を追い詰めるにもほどほどにしておかねば。権力の尻馬に乗って党内の同志を叩くのはエエ加減にしておかねば。余りにもゲスな振る舞いであり品が悪過ぎる。
いずれにせよ菅よ君では無理だ。政治ができず政局のみで遊泳する政治屋として自己形成してきたことを晒しているに過ぎない。悪いことは云わん、念願の首相になれたことを褒美として得心し、早く官邸から抜け出せ。お前の政治能力は僅か三ヶ月で食傷された。何事も引き際が肝心で跡立ちを良くせよ。濁してはならん。今度は長期のお遍路参りに汗を流せ。伸子夫人よ、連れて帰れ。それが良妻賢母の仕事だ。
2010.8.29日 れんだいこ拝
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