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http://news.biglobe.ne.jp/politics/011/gen_100829_0112221320.html
日刊ゲンダイ 08月29日10時00分
経団連米倉会長“ミスリード”の内幕
●幻の「首相“為替介入”発言」
ようやく関係づくりが始まった政府と財界の間に亀裂が入りかねない出来事が起きた。
25日、菅首相と経済3団体首脳が経済情勢をめぐって意見交換したが、日本経団連の米倉弘昌会長が終了後、「首相が円高介入も含めて考えていかなければいけない」と述べたと記者団に語った。ところが、夜になって、菅首相は「介入にコメントしていない」と否定。このためどっちなんだと騒ぎになった。日本商工会議所の岡村正会頭など同席者が介入発言を否定し、一件落着したものの、米倉会長が市場に誤った情報を出したことになり波紋が広がった。
“誤報”が経済界トップの口から出た裏には、経済界の焦りと苛立ちがある。
証券幹部がこう言う。
「財界が政府の円高への対応に強い不満を持っていることの証しです。企業はいま9月決算を控えて業績に敏感になっています。為替相場は1ドル=83円台を付ける超円高で、日経平均株価は8900円を割る株安と、企業はダブルパンチを受けている。何らかの景気や為替対策を求めているのに、政府は何ら手を打たない。それどころか、菅首相は白川日銀総裁との会談を電話で済ませてしまい、具体的な為替対策を何ひとつ示さなかった。ここへきて、慌てて経済対策とか言い出していますが、あまりに反応が鈍すぎる。政府の無策へのウップン、苛立ちが、米倉会長の“暴走発言”につながったといえます」
もはや円高、株安は菅首相の人災といわざるをえない。
(日刊ゲンダイ2010年8月26日掲載)
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