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小沢問題において検察の走狗となっているマスコミの姿勢に驚きと違和感が募ってきてから久しい。
我が国のジャーナリズムの頽廃は、自民党政権当時から、本当のことを報道しない姿勢に現れていた。
民主党政権が誕生する前から、それが検察の走狗として小沢を貶めるための目的を持ったものと変質し多くの方がほっては置けない危険性を感じ始めた。
そのマスコミが最近になって更なる腐敗の様相を見せている。
自堕落な自民党政治と官僚による横暴が我が国のあらゆる社会福祉の制度を危機的な状況に追い込み、その上にグローバル化が進んだ結果、格差が拡大し国民の二極化が顕著になってきている。
不安定な市場主義経済の影響をもろに被り、巨額な財政赤字を抱えた我が国の将来の経営は徐々に行き場を失いつつある。
こうした状況下、先の衆院選で我々は根本的な出直しを新しい政権に託したのではなかったか。
確かに、鳩山内閣はその実践において落第であった。
続く菅内閣は、はっきりと我々が期待した改革に反する行動を始めた。
ただ、これだけなら我々は民主党に見切りをつけることをいとわない。
問題は、小沢と言う政治家がいて、彼は鳩山以来の民主党内閣のやりようを否定し自らの信念を社会に問う決意を示し、国民も最後の頼みとして彼に改革の望みをつないでいる。
マスコミが今までの民主党政治を非難することは当然であり、それをトヤカク言うものではない。
菅内閣の主要構成員も鳩山のそれも同じ人間であり、彼らの政治に対する姿勢に大きな問題があることは、良識ある人間には自明のことであるはずだ。
それに対して小沢が自らやり直しを決意した。
関心は、それが本物であるか、否かであるはずだ。
本物であり信頼できる可能性があるならば、もう一度小沢民主党に託してみる事を選択することも重大な判断であるはずだ。
そこの其処のところの検証などまるでせずに、単なる党内の権力闘争にすり替えてしまうメディアの報道姿勢は、無知とか無能力のなせるものでは勿論ない。
何かの意図を持って小沢を追い込み政治の世界から消し去るつもりである。
社会の目となり耳となるべきメディアが、これほど揃いも揃って使命をかなぐりすて、意図的に国民を騙すような行為に走るなど、とても信じられない様相を示している。
マスコミの偏向報道を操作する勢力の存在が言われているが、これほど徹底できる組織があるであろうか。
CIAの陰謀、官僚の操作、財界の影響など、どれをとっても此処までやれるとは思わない。
自民党時代の腐れマスコミは、単なる事実を隠しているだけの、報道しないだけのものであった。
現状は、そうではないのである。
マスコミ自身が意図的にある状況を作り出そうとしているのである。
マスコミに出てくる数多くのコメンテータの殆どが、こうしたメディアの協力者であることも、とても良識では考えられない。
一つだけ考えられることは、日本人の知的、文化的劣化そのものである。
知的、文化的劣化は所謂、知識人と言われる階層から始まるということか。
彼らの多くは民主主義と言う概念を取り違えているのであろう。
これは教師の殆どが本当の意味の「自主性」が解らないまま、自分で思い込んだ自主性の世界に入り込んでいるのと同じであり、意外と平和ボケしたインテリ層に、インフルエンザのウイルスのごとく蔓延しているのではなかろうか。
ともかくも、最近の報道番組は酷いものであり、今までは、それでも眺める程度に見ていたテレビもチャンネルを替えずにはいられない。
最早大手メディアよりも芸能誌、スポーツ誌の方が真実に近いことを報道しているようでは
マスコミの堕落、マスゴミなどと誹謗しているだけではすまなくなったようである。
ゴミ溜めの中に、一厘の花の存在を信じて、それを捜すことから始めようではないか。
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