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動き出す 「次世代エネルギー、社会システム実証マスタープラン」/苦境が続く パチンコ業界の不振が止まらない
http://news.biglobe.ne.jp/politics/913/gen_100828_9136299830.html
日刊ゲンダイ2010年8月25日掲載
日刊ゲンダイ 08月28日10時00分
動き出す
株式市場はあまり関心を示していないが、最先端のIT技術を利用する次世代送電網、スマートグリッドが動き出している。
今月11日、経産省は「次世代エネルギー、社会システム実証マスタープラン」を発表、応募のあった19の地域から横浜市、豊田市、京都府の3自治体、北九州市の4地域を選び実証実験を始める。次世代交通システム、都市の構築までを含む大規模なもので、5年をかけて、わが国が得意とする26の技術分野で国際標準化を目指す。
電気自動車や充電システム、太陽光発電、燃料電池、スマートメーターといった一連の関連銘柄が再び物色の対象となる可能性が出てきた。
●苦境が続く
ひと頃は全体の売り上げが30兆円を超えていたパチンコ業界の不振が止まらない。
マンネリ化が嫌気され、3000万人といわれたパチンコ人口はすでに半分以下。一向に合法化されない「景品買い」と、近年の大型店の経営破綻、相次ぐ不採算店の閉鎖で店舗数もピーク時の6割程度までに減っているとみられている。
客寄せのために新台を頻繁に入れ替えなければならない。しかもそのサイクルがどんどん短くなっているから、銀行がなかなかお金を貸さなくなってきている。
もし、これでカジノが合法化されるようなことにでもなれば、状況はもっと深刻になることが確実だ。
(日刊ゲンダイ2010年8月25日掲載)
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