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予想はしていたが、昨夜の「報ステ」に登場した星浩は、本当に、ひどかった。およそ、「中立」をモットーにしないといけないとされる報道番組で、あれほど、競い合うふたつの勢力の一方の肩を持ち、一方を徹底的にこきおろしたという例は、きわめて珍しいのではないだろうか。
星は、自らの脳内に勝手に築きあげた「利権とは無縁な市民運動出身の菅直人」と「古い自民党的体質をひきずった利権まみれの小沢一郎」という、甚だしく陳腐な虚像を絶対とし、その観点から、「辛らつな」小沢批判をくりひろげ、ついでに小沢決起を引き出した格好の鳩山兄に対し、「余計なことをした」と言わんばかりに悪罵を放つ。「反論の道を閉ざしておいて、言いたい放題なんて、いい商売ね」とわが奥様。
僕が、数ある政治記者ゴロのなかで、星浩がとくに嫌いなのは、心中にくろぐろとした悪意をたたえながら、表面では「知的」なポーズをとって、いかにも「公正」な立場を装っているところだ。それと比べれば、声がやたら大きい、ガサツで無教養な元サンケイの山際澄夫のほうが、星のような「嘘のポーズ」をとっていないぶん、はるかにわかりやすい。
そして呆れるのは、いつまでも「政治とカネ」を金科玉条として、陰々滅々と念仏のように唱える、その成長のなさだ。小沢氏が持つ古い自民党的体質は、選挙の重視ぐらいなもので、大部分はとっくの昔に脱却している。そして、「選挙の重視」は、悪い体質ではなく、良い体質である。
一方、菅氏が市民運動出身であることを強調するのもどうか。市民運動出身だから「良い政治家」なのか。以前、自民党にいようがいまいが、市民運動をしていようがいまいが、そんなことは一切、関係なく、大事なのは、今、国民の生活を第一に考えている人間かどうか、官僚やアメリカに操縦されるがままの人間かどうかということだ。
異常なまでに、政治家に「クリーンさ」をもとめる、星を代表とする、わが国マスコミの異常さは、あきれかえるばかりだ。聖人君子でなければ政治家であってはいけないと言わんばかりだ。政策や理想を実現するために、効果的にカネを集めることの、何が悪いというのだろう。いや、実は、「悪い」なんて寸毫も思っていないだろう。
民主党以外の議員の「政治とカネ」には、無視を決め込んでいるからだ。政治資金収支報告書に、「間違った記載をした」(本当は間違ってないのだが)だけで刑事訴追されるなら、国会は刑事被告人だらけになってしまうだろう。
「小沢氏はつまるところ、カネと人事を自由にできる幹事長というポストを寄越せと言っているに過ぎない」(星)実績あるひとりの政治家を、まるでゴロツキ扱いだ。星浩は小沢氏の著作のひとつでも読んだことがあるのだろうか。党内で、なぜ、あれだけの人望を得ているのか、考えたことがあるのだろうか。取材のひとつもしないで、自らの偏見と悪意で形成された「小沢一郎像」を「真実の姿」とし、それへの悪罵を放つ行為は、「床屋政談」の客レベルだろう。少なくとも、ジャーナリストの行為ではない。
われわれがジャーナリストにもとめるのは「事実の伝達」以外にない。事実を前に、それをどう捉えるかは、われわれの勝手である。星浩ごとき政治記者ゴロに、やってもらおうと頼んだおぼえはない。
小沢総理の誕生が、もし、実現するなら、既得権益に恋々としがみつき、革命勢力に仇を為すこれら大新聞の政治ゴロを、「官房機密費収賄」の線から追い詰めてほしいものだ。彼ら「反革命」を駆逐しなければ、真の革命は成就しないことを肝に銘じるべきだろう。
参考までにこのブログを紹介しておきます。
「朝日新聞社の星浩氏に、官房機密費受領疑惑」 オタク社長の見聞録
http://www.aera.co.jp/teduka/weblog/blog3/index.php?itemid=498
根拠はかなり弱いですが、ありえなくもないと思います。
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