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検察審査会の結果待ちと言われていた小沢一郎前民主党幹事長の出馬はある人からの一言によるものだと言う。その一言とは「検察審査会の結果待ちとは、あなたが最も嫌っていた検察ファッショをあなた自身が受け入れていることになるのでは」というようなものだと言う。それを受けて、小沢一郎前民主党幹事長が動いたと言うわけだ。 実際、検察の権力は非常に大きい。それによって、日本の政治状況とか産業政策が大きく動いた例は結構ある様子だ。日歯連闇献金事件では唯一政治家で刑事責任を問われた村岡兼造氏、彼は結局有罪が確定してしまうが、よく分からない事件だった。事件が起こったのは2001年であり、それが事件化したのは2004年7月だ。小泉政権下で有事法制が成立した直後で、郵政民営化に向けて大きく動き出した時期だった。多分、この事件で最も影響を受けたのは橋本龍太郎元総理であったはずだ。自らが総理であった時に官房長官として起用した村岡氏が罪に問われ、内心は忸怩たるものがあったはずだが、なによりも、ソ連崩壊後の日本がさまざまな形で植民地化されていくのを歯ぎしりしながら見ていたはずだからだ。村山政権の後を受け自民党総裁として総理に就任した橋本龍太郎氏、彼の首相時代に東電OL殺人事件や神戸連続児童殺傷事件(サカキバラセイト事件)、そして、北海道拓殖銀行や長期信用銀行の倒産が起こっている。そして、小泉純一郎総理誕生時の自民党総裁選に出馬をしたが、明らかに自らは乗り気ではなかった様子だった。冗談という形であっても日本の総理大臣として唯一初めて米国債の売却を口に出したのも橋本龍太郎氏だった。日歯連事件が表面化したのは、橋本龍太郎氏をはじめとした何人かの方々が郵政民営化とそれに伴う郵政資金での米国債買い入れに反対をしたからではないのだろうか?または、元々、日歯連1億円闇献金事件というのはなかった事件なのかもしれない。そもそも、1億円程度の献金を会計報告書に記載しないで処理をするメリットはあまりない。 検察の政治的な動きでもっとも最近のものは村木厚子厚労省局長の事件であるはず。こちらは、民主党国会議員つぶしが狙いと言われているが、多分、そうではない。 検察ファッショは、植民地支配のもっとも典型的な方法だ。司法の動きの背後にあるのは、日本植民地化を行っているアメリカの軍産複合体や資本家たちの動きがあるのであって、今の状況を続ければ、日本は正に食い物にされ、早晩究極的な破滅を迎えることになるはずだ。だから、検察ファッショに挫けず、行動を起こされた小沢一郎氏に声援を送りたい。また、小沢氏と同様、今の状況を良くないと考えられている人々が多くいることを信じたい。そして、それとともに、日本が植民地化されていると言う状況をより多くの方たちが理解し、それに対抗するように求めたい。正に、この数年が日本のかなり長い将来を決めてしまうだろうから。 *6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<125>>
民主党代表選小沢氏出馬と検察審査会
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