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首相「脱小沢」を継続 挙党態勢に難色
9月の民主党代表選(1日告示、14日投開票)で再選を目指す菅直人首相は25日夕、鳩山由紀夫前首相と首相官邸で会談した。鳩山氏は小沢一郎前幹事長を含む「挙党態勢」の構築を求めたが、菅首相は難色を示した。小沢氏は同日夕、衆院議員会館の自室で山岡賢次副代表ら「反菅」派から出馬要請を受け「できるだけ早い時期に結論を出したい」と述べた。首相が「脱小沢」路線を修正するか、小沢氏が立候補を断念しない限り、鳩山氏の懸念する「党分裂含みの激突」に発展しかねないチキンレースの様相を呈してきた。
「脱小沢といわれるシフトを小沢さん本人は快く思っていない。小沢氏としては『はい、分かりました。挙党態勢でいきましょう』とはならない」
鳩山氏によると、首相との会談で小沢氏の心境を伝え、真剣に小沢氏に協力を求めるよう説いた。しかし、首相は「参院選後、謝罪も含めてお会いしたいと申し入れたが、なかなかお会いできなかった」と反論したという。
小沢氏支持グループが「反菅」姿勢を強める中、鳩山氏は仲介に動き、24日夜に小沢氏と会談。激突回避には「脱小沢」路線の修正を首相に求める必要があると判断し25日の会談に臨んだが、首相はこれを拒んだ形だ。
鳩山氏は会談後、記者団に「結論は出ていない」と仲介を続ける姿勢を示したが、26日から29日までロシアを訪問する予定。首相は「小沢氏と会う予定はあるか」との質問には答えず、「ロシアから帰ってこられたところで、また相談に乗っていただける気配があるかなと思っている」と語った。
首相は25日、経済3団体の首脳と首相官邸で今後の経済政策などを話し合った。日本経団連の米倉弘昌会長は記者団に「長期政権は必要」と首相の続投支持を明言。経済同友会の桜井正光代表幹事も「1年のうちに3人も(首相を)代えるのは無責任」と同調し、首相は経済界の支持を取りつけた形となった。
首相が小沢氏の出馬圧力に屈して「脱小沢」の看板を下ろせば、続投を支持する前原誠司国土交通相や野田佳彦財務相のグループの反発も必至。両グループには小沢氏と戦ったうえでの再選を望む声が強く、首相支持派の一人は「小沢さんが出なくても分裂含み。代表選をやった方がいい」と語る。
◇出馬要請受け「早期に結論」 小沢氏
対する小沢氏。25日夕、山岡氏らが国会内で開いた会合には新人議員を中心に約70人が集まった。そのメンバーから出馬要請を受けた小沢氏は「今の政治状況を見ると立ち向かわなければならないと思っている。私にも考えるところがある」と語った。そのうえで「皆さんの期待に応えることができるような、そういう自分の気持ちに納得できるような結論が得られればいいと思っているが、自問自答するところも残っている」と苦しい胸の内を吐露した。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100826k0000m010106000c.html
鳩山よ、もう一戦交えるしかない。
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