http://www.asyura2.com/10/senkyo93/msg/167.html
Tweet |
菅首相は9月の民主党代表選で再選された場合の内閣改造・党役員人事について、「挙党態勢の構築に配慮した人事を行う」との考えを周辺に伝えた。
枝野幹事長らの交代を視野に入れるとみられる。鳩山前首相グループや旧社会党系グループなどにも首相の再選を支持する意見が広がっており、これらのグループの支持を出馬の前提とする小沢一郎前幹事長の立候補は困難になったとの見方が強まった。小沢氏の出馬回避に向けた調整も続いている。
首相が挙党態勢の構築を明確にするのは、小沢氏を支持する議員らの協力を得ることで政権基盤を安定させる狙いがある。菅グループは、小沢氏が出馬を見送った際は、首相の無投票再選を目指す方針だ。
首相と側近議員らは先週末から代表選の対応を協議してきた。首相は23日から行われている当選1回の党所属衆院議員らとの懇談会を前に、周囲に「挙党態勢を構築する」と明言。懇談会では「代表選が終われば一致団結していかないといけない」と強調した。
これを受け、菅グループ幹部は24日までに、鳩山グループや、輿石東参院議員会長ら旧社会党系グループの幹部に、挙党態勢を築くとの首相の意向を伝え、再選への支持を求めた。
鳩山グループ幹部の中山義活前首相補佐官は25日午前、小沢氏に出馬要請をする考えを示している山岡賢次副代表と国会内で会い、「要請には乗れない」との考えを伝えた。中山氏は記者団に「小沢氏が出馬の意思を固めていないのに、要請に行くのは筋が違う。グループとしての対応は白紙だ」と述べた。
一方、先の参院選大敗の責任をとって枝野氏らが交代すべきだとの声が出ていることについて、首相再選を支持する仙谷官房長官ら前原国土交通相グループからは「交代の理由はない。小沢氏に配慮すれば世論の批判は避けられず、菅政権に協力できなくなる」(中堅)との意見が出ている。
首相は25日午前、国会内で当選1回の衆院議員らとの懇談会を引き続き行い、「リーダーシップと挙党一致は非常に難しいバランスにあり、ジレンマがあるかもしれないが、これから(衆院議員任期満了までの)3年間で党として結果を示すことが大事だ。政府などのポストは適材適所でやっていきたい」と訴えた。
小沢氏は東京都内で開かれた自身主宰の「小沢一郎政治塾」で約1時間30分講演、「下世話な政局話をする場ではない」と代表選への言及は避け、「当分は円高が続き、外需に頼りきりの経済は大きな打撃を受けるだろう。政治、経済は不透明、不安定になりつつある」などと語った。
25日午後には、党本部で代表選の立候補者説明会が行われ、菅グループ、小沢グループ、旧民社党系の議員らが出席した。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100825-OYT1T00684.htm
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK93掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。