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「小沢氏、覚悟決めてる感じ」面会の岩手知事
(2010年8月25日09時01分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100825-OYT1T00191.htm?from=main1
9月14日の民主党代表選を巡り、1日の告示を前に、菅首相の対抗馬として、小沢一郎前幹事長を推す動きが強まっている。
26日にも、側近議員が小沢氏に出馬要請する運びだ。小沢氏は出馬の可否を明言していないが、代表に選出されれば、首相就任は確実視され、父方の実家が盛岡にあった東条英機首相を除いても、岩手県5人目の首相となる。
岩手県政界でも、小沢氏の出馬に期待する声が強いが、政治資金規正法違反事件で検察審査会が審査中でもあり、不安視する向きもある。
岩手県の達増拓也知事は24日、東京・赤坂の小沢氏の事務所で、小沢氏と面会した。知事は面会後、記者団に対し「(地元では)非常に期待感が盛り上がっていたのでお知らせした」と、会談の内容を伝えたことを明らかにした。知事によると、小沢氏は具体的には発言しなかったが、にこにこしながら聞いていたという。
知事は小沢氏について、「深く覚悟を決めている感じを受けた。既に首相になっているかのようなオーラを感じた」と、持ち上げた。
県内には、民主党関係者を中心に、政治力では政界随一とされる小沢氏が首相として力量を発揮することで、「ねじれ国会」の閉塞(へいそく)感を打ち破るとの期待感がある。
県連代表代行の菊池長右ェ門衆院議員は「政治の混乱を収拾させる人物は、与野党を含めて小沢さんしかいない」と、強調した。
別の民主党県議も、支持率が急落して辞任した鳩山前首相を引き合いに、「期待を受けて就任した人が支持率が急降下するより、心配は少ない。今こそ小沢さんの『剛腕』が求められている」と期待を示した。
ただ、小沢氏の政治とカネの問題が、ネックになるとの指摘は根強い。
野党県議の1人は、「首相の同意がなければ国務大臣は訴追されない憲法75条の規定を逆手に取って、首相の座を狙っているだけだ。政権を取っても支持率は取れないだろうし、長続きしない」と、けん制した。
民主党の県議の1人は「政治とカネの問題も織り込んで、小沢さんなら難局を乗り越えるとの期待が国民にはある」と述べたが、別の同党県議は「そのことは誰も言わないようにしている。タブーだ」と、表情を曇らせた。
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(コメント)
小沢一郎の出馬表明を多くの党員・サポーターに受け入れてもらうキーポイントは、まさに反対派が突いてくる憲法75条の国務大臣訴追の首相同意特権を事前に放棄することだ。
現状の制度にどのような欠陥があろうとも、国民の多くが疑惑と考え司法の下で事実を明らかにすべきだとするなら、首相になろうとも検察審査会の議決には無条件に同意することを出馬表明時に宣言する。
強制起訴されたら首相を辞任するかについては触れない。質問されたら、「刑事事件なので仮説の質問には答えず、その時の国民の期待を基に考える。」と答える。
同時に、疑惑についての政治倫理委員会での説明と国民への説明をする旨を発表。国民への説明に関しては、起訴内容と審査会議決内容を説明したうえで、事実を中心に明確に疑惑を否定する。マスコミに対する対応については、説明内容を書面にして、一部の引用により誤解を与えないように要求する。
同時に、基本政策の説明、マニフェストの確認、成長戦略、政権構想などについて説明する。
検察審査会の密室で補助弁護士に言いくるめられてしまうのだから、公開で反論することが一番効果的ではないか。検察審査会については、その議決に事前に足かせをはめるようなことは弱みになってしまう。したがって、その議決には従うが、しかし、今の審査員制度には被疑者側に反論の機会が与えられていないと指摘し、公開の場で堂々と反論させてもらう方が納得感があるだろう。
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