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2010年8月23日 掲載
小沢一郎はホトホト呆れ果て離党するのではないか
「反小沢一派」の身勝手な保身第一を目の当たりにして、小沢一郎は呆れ返っているはずだ。かつて、民主党のことを「政権担当能力がない」「あらゆる面で力量不足」と語っていたが、改めて「やっぱり、こいつらと一緒では本当の改革はできない」と再認識したに違いない。
「政権交代の直前、小沢前幹事長は『このまま民主党が政権を取ったら大変だ』『大臣経験者も少ない』と懸念を漏らしたといいます。実際、経験のない前原誠司たちを大臣に就けたら、予想通り、口だけは達者だが何もできない。とくに鳩山・小沢が退いた後は、完全に官僚主導になってしまった。本来なら、力量不足を反省し、謙虚になるのが当たり前です。ところが、前原、枝野といった『反小沢勢力』は反省するどころか、自分たちの権力を維持するために、小沢排除の権力闘争を仕掛けてきた。頭にあるのは保身だけ。さすがに、勝手なやり方に『参院選敗北の責任も取らずになんだ』と小沢前幹事長は呆れ返っているといいます」(政治評論家・有馬晴海氏)
しかも、堂々と政策論争を挑むならまだしも、口にするのは、誹謗中傷のたぐいが圧倒的だ。
「小沢一郎は民主党の幼稚さにホトホト愛想をつかしています。新進党時代、小沢は代表選に勝利した直後に党を解党している。今回も代表選の勝敗に関係なく、100人程度を率いて党を割って出る可能性があります」(民主党関係者)
小沢前幹事長は「オレがやりたいのは革命的な改革なんだ」と口にしている。民主党では不可能となったら、いつ見切りをつけてもおかしくない。
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