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かつては、凄かったという人も、年齢をとるとともに、かつての凄みがなくなって、おかしな判断をしたり、逆に、権威や、権力がある分、組織におけるボトルネックなることがある。三国志の主役の一人である孫権がその代表格とされる。若かりしころは、大国の魏とも、諸葛孔明率いる蜀とも、政治的に対等に渡り合うほどの、冴えを見せたが、晩年は、猜疑心が強くなって、別人のようになり、おかしな粛清も王宮内で繰り返したという。
もちろん、「老いてますます盛ん」ともいうし、「士別れて三日、克目して相対せよ」ともいう。要するに、人を判断する際に、固定観念で接することは危険で、やはり人は変わっていくものだから、その時、その時のレベル感というものを、権威や、権力に惑わされずに自分の目で確かめることが必要だというわけだ。
もちろん、実生活、ビジネス上でもこれは重要な教訓のひとつだが、日本の国、社会全般を見ていると、高齢化の影響からか、いわゆる「老いて駄馬」になった人たちが、話をおかしくしていることが多い。彼らは、若かりしころ、「駿馬」であった分、権威も、権力も持っているから、いまだに隠然たる力をもっている。そこが厄介なのである。
それでいて、彼らは「若い力が出てこなければいけない」という。自分自身が、その重しになっていることや、後継を育ててこれなかったという事実に、本当に気がついていなかったりする。その典型的な業界がマスコミで、私たちはそこを牛耳る実力者として、「ナベツネ、ナベツネ」と口にするが、彼はなんと、もう84才である。
新聞記者ながら自民党大物政治家の大野伴睦の実質的な秘書をやって、大野の葬儀さえも、取り仕切ったのが、昭和30年代の話である。いったい、何時の時代の人間が、2010年の今も、権力に君臨しているのだろうかと思う。そりゃ、マスコミも旧態依然として、権力そのものなのも、当たり前である。
さて、私はここで、「駿馬も老いては駄馬になる」とするが、しかし、何もそれは年齢を指摘しているわけではない。実生活だって、30代の頃は優秀なマネージャーでも、40代になって、経営に入ったとたん、ダメになる人はいくらでもいるし。いまや御用評論家に成り下がったビートたけしや、テリー伊藤も、その典型だろう。
たいてい、そういう人は、本来の「志」を忘れてしまって、自分がそれまで築き上げてきた実績の上に、胡坐をかいてしまっているのだが、今の民主党の主要幹部を見ていても同様で、最近では、とくに岡田克也に対して、「この人も終わったのかなあ」と思うのである。もともと私は、岡田克也を、期待する(尊敬する)政治家の一人として、常にあげており、それは、今の民主党が、大政党になる仕組みを、彼自身が立ち上げの頃から、つくってきたからだ。政策通の議員をつくるための育成の仕組み、候補者の公募制などがそうだ。
岡田克也の著書を読んで、自民党の旧・田中派からキャリアをスタートさせた彼が、新生党の旗揚げに参加し、新進党で理想を追って挫折し、政権交代可能な政党を、もう一つつくるという夢を民主党で実現しようと、汗をかいてきたこと。この地道な努力を、私は立派だと思っていたし、本来であれば、鳩山政権で帝王学を学んだ後に、その次の首相として、岡田克也がなるべきだと私は期待していた。
しかし、このところの彼は明らかにおかしく、外務大臣に就任当初こと、日米密約の調査など、既得権益に立ち向かう姿勢を見せたが、このところは、普天間問題に関する一連の発言や、行動にしろ、また、西松事件のような国策捜査に対する対応にしろ、いったい何が正義で、何が本質か、というところを見失い。自分でも、何を言っているかわからず、ポジショントークを繰り返しているだけにみえる。
昨日も、小沢一郎の代表戦出馬に関して、「最終的にはご本人の判断だ。ただ、これまで民主党は、起訴された議員に厳しい措置を科してきた。そういう感覚からすると、起訴される可能性のある方が代表・総理大臣になるということに違和感を感じている。民主党の立党の原点に返ったときに、小沢氏に『出てください』と言っている人たちは、どうなのかという感じでみている」という発言をしている。
早速、従米派の長島議員などは、この発言を絶賛しているが、私の感覚からすれば、こういうスタンスだから、あなたが執行部に入っていた時のオリジナル民主党は、自民党や、アメリカ、官僚の謀略にやられっぱなし、だったんじゃないか。その反省がまったくないじゃないか。そもそも小沢さんの件も、同僚の石川議員の国策逮捕にまで及んでいる話である。オリジナル民主党の幹部連中は、特別会計の闇に迫った石井議員も暗殺から守れなかったし、山崎拓を選挙で破った古賀議員も、経歴詐称でつぶされてしまったし、偽メール事件で、解党の危機を招くどころか、永田議員は自殺に追い込まれた。
当時の菅代表がネクストキャビネットで、財務大臣での入閣打診をしていた植草一秀教授も、竹中批判のために、チカン冤罪で逮捕されたじゃないかと。これは、あなたたちオリジナル民主党がだらしがないから、権力闘争や、謀略をしかけられても、無防備だから、やられっぱなしであって、あなたたちのような政治家は、たとえば、戦前であれば、憲兵が言論弾圧してきたところで、それも「法律だから」と唯々諾々と従うのか。本当に岡田さんには、心底、がっかりした。
さて、もちろん、本来の高齢の「老いて駄馬」なら枚挙にいとまがない。いろいろと、異論はあるだろうが、私は中曽根元首相の頭の冴えはさすがで、彼の発言は、もちろん自民党寄りではあるが、そのうえで、自民党、民主党問わず、日本全体を見て、発言していると思う。しかし、さすがにもう引退したほうがいいだろうと思うのが。
塩川正十郎(塩爺)、藤井裕久、渡部恒三(偽黄門)の三人である。今朝の時事放談では、塩爺と、藤井氏が出ていた。そのときに、ツイートでつぶやいた私の感想。
時事放談で、塩爺が小沢は民主党のために代表戦に出るなと、感情的に語っているが、よほど、困るんだろう。しかし、この爺さんも、民主党のためだとかぬかすが、これまで、政界を大局的に見た評論などあっただろうか。単に、自民党OBの御用評論家、ソフトな河上和雄といったレベルだろう。 37分前TwitBirdから
藤井元財務相も、菅首相の続投を支持し、その理由として、世論の七割が支持しているという。しかし、それは所詮はマスコミの世論調査だし、いつからこの人は世論調査迎合主義になったのか。民意は、参議院選挙で示されたのであり、マスコミの世論調査を論拠とするのは、論理破綻している。 32分前TwitBirdから
藤井元財務相は、参議院選挙の大敗も鳩山、小沢に原因があったのであり、枝野幹事長に責任はないという。それは違う。参院選挙の大敗の理由は、菅、枝野体制が昨夏の衆院選の「国民の生活が第一」路線を方向転換し、消費税増税発言に象徴されるように、官僚にとりこまれことを国民が察知した為 29分前TwitBirdから
仮に百歩譲って、藤井元財務相が言うとおり、参院選大敗の原因も前任の小沢で、枝野に責任がないとしよう。しかしこれだけの大敗を招けば、組織では誰かが責任をとらねば、求心力を失い、バラバラになるのは当然。今の菅政権の迷走だ。「泣いて馬謖を斬る」という故事を理解できないのか? 23分前TwitBirdから
藤井裕久氏は、マスコミの前に出てきてぺらぺらしゃべる前に、西松事件で、小沢一郎に国策捜査が入った直後、なぜ、自分の秘書(衆院選立候補予定者、本村氏)の事務所が突然、火事で焼けて書類が燃えたのか、その疑惑について、きちんと釈明するべきだろう。西松から金をもらっていたのは、あなたではないのか?あの不自然な火事に対して、疑念が払拭できない。
そして、偽黄門こと、渡部恒三。不謹慎だが、この人は本当にボケてしまっているのではないか、と思うくらいにおかしな発言を繰り返す。先月は時事放談で、
「9月の党代表選に立候補しなさい。自ら出られないなら、もう引っ込みなさい。こそこそ権謀術数をめぐらせるのはやめてください」と彼は小沢に代表戦出馬をするように、テレビで挑発していた。それが軽井沢での160名集会を見て一転、「小沢君が総理になったら、(検察審査会は小沢君を)起訴できなくなってしまう。小沢君よ、どうか民主主義を守るため出馬しないでくれ。神様に祈っている」
である。もう支離滅裂だ。こんなろくに党内影響力もない、偽黄門のインタビューをとりにいく、NHKをはじめとするマスコミも同罪である。視聴者をなんだと思っているのか。しかし、いずれにしても、こんなインチキな老人たちに振り回される私たち国民の教養のなさも問題で、いや、ともかくあとは、首相を小沢一郎とすることで、日本一新の大きなチャンスがあるのだから、民主党所属の国会議員の良識に託すしかないか。代表戦まであと一ヶ月を切った。
私たち、既得権打破を目指し、新しい日本を創りたいと切望する一般の人間ができることは、マスコミが民主党議員に党内世論誘導的に流している、大規模な菅続投サウンドを打ち消すべく、対抗して、「菅辞任、小沢首相誕生」のサウンドをネットから大きなうねりとして、おこしていくしかない。いつまでも、この国をマスコミや、アメリカなど既得権連中の好き勝手にさせてなるものか‼
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