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民主党代表選 小沢氏は出馬して矢面に立て
9月14日の民主党代表選に向けた駆け引きが熱を帯びてきた。所属国会議員、地方議員だけでなく、党員とサポーターも投票する本格的な代表選は実に8年ぶりだ。
今回は首相選びに直結する。これまでにない緊張感と高揚感があって当然だろう。
すでに菅直人首相が立候補の意向を示し、一部閣僚のグループが支持を表明した。
ところが、首相は参院選で熱を入れた消費税問題を代表選で争点にしない構えだ。就任時に掲げた「第三の道」の理念はどうなるのか。再選を目指すならば、いま一度、立場を明確にしてもらいたい。
一方、どうしても注目を集めるのが小沢一郎前幹事長の動向だ。鳩山由紀夫前首相は挙党一致を条件に菅首相続投を支持するものの、自身のグループの研修会に小沢氏を招待するという行動にでた。
鳩山政権を動かした「小鳩体制」の復活かとの声も上がる。小沢氏待望論が高まるなか、本人も立候補の是非を検討しているという。
党首選びは無投票よりも、複数の候補による選挙の方が望ましい。国民が見えるところで政策や政治手腕を競い合える。ねじれ国会の苦境にあって、党や政権の活力を回復する機会にもなりうる。
起訴される可能性があるかもしれない小沢氏の出馬には疑問が多々あろう。政治資金収支報告書虚偽記載事件のうち2004、05年分については検察審査会が起訴すべきだとの議決を再び出せば、小沢氏は強制起訴される身だ。
小沢氏は自身の「政治とカネ」問題に絡み、2度も党の要職を退いている。政治的致命傷を負う前に早々と辞任カードを切ることで、説明責任から逃れ続けている。
復活のたびに剛腕伝説や選挙の常勝神話が増長するが、政治的責任の所在はあいまいになりがちだ。幹事長への陳情一本化をはじめ、小沢氏が進めた政府・与党一元化には二重権力との批判が伴った。
「結党の原点に返れ」との掛け声が繰り返されるのは、基本路線の対立が深刻の域に達しているからではないか。マニフェスト(政権公約)の見直しや政治主導のあり方で決着をつけるには、もはや代表選しかないだろう。
小沢氏支持グループが「反菅」で結集し、小沢氏以外の候補を立てても、二重権力批判はまぬかれない。腐敗を嫌って自民党を離れた面々が、極めて自民党的な権力構造を目指す姿は愚の骨頂だ。これが代表選後の人事をにらんだ動きならば、国民に対する侮辱以上のなにものでもない。
この際、小沢氏は堂々と代表選に出馬し、自身の口で政策を説くべきだ。批判の矢面に立てば、政治とカネの問題のけじめのつけ方についても語らねばならなくなる。
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017201008238085.html
地方のマスコミは何て的確な指摘か。
中央のマスゴミは小沢氏の妨害で菅を無投票にしたいようだが中央マスゴミは民主主義を否定するようである。
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