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写真 竹原信一・阿久根市長 暗黒夜考より転載
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/9f07ad313c3457f12590df26597058b2
暗黒夜考〜崩壊しつつある日本を考える〜
2010年08月22日
腐った市政を正すために孤軍奮闘している名市長の足を引っ張るな!
ポスター 河村たかし・名古屋市長 暗黒夜考より転載
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/1586.png
以前のエントリー(参考1(http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/3fcf11a1bc6b0a996fe73bff49a2ad37)、参考2(http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/bd858e68c645340e880073c252520f5f))にてコメントした通り、今、市民のため、国益のために本気で戦っている市長といえば、河村たかし・名古屋市長と竹原信一・阿久根市長であるが、そんな両氏に逆風が吹いている。
両氏に共通するのが、議員・市職員の給与を削減することによって、議会にて猛反発を受けながら、これに屈せず孤軍奮闘している点である。
日本国民の平均給与が右肩下がりを続けている中で、市政がひっ迫しているにも関わらず、公務員や議員だけがぬくぬくと自らの給与を死守せんとする姿は、醜態以外の何ものでもない。
どんな理屈をこねようが、どんな奇麗事を並べようが、そこに正当性などない。
しかし、両市の議員連中が、”市民団体”や支持母体である党に泣きついて、あの手この手を駆使した抵抗運動を展開しているようであるので以下に関連記事を転載する。
(転載開始)──────────────
◆阿久根市長 市民団体が戸別訪問で署名集め リコール運動
8月19日11時3分配信 毎日新聞
鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)に対する解職請求(リコール)運動が18日、本格始動した。市民団体・阿久根市長リコール委員会(川原慎一委員長、約30人)の署名活動は9月17日までの1カ月間。目標は、住民投票に必要な署名の約1.2倍、8000人だ。署名を集める受任者は21〜85歳の520人。うだるような暑さの中、署名簿を手に戸別訪問する人々に同行した。【福岡静哉】
市南部の大川地区。車1台がやっと通れる細い道が縫うように走る山間部。竹原市長支持者が多いとされる地域だ。
受任者の女性(70)が40代の主婦宅を訪れると、冷えたサイダーが差し出された。だが署名を求めると「竹原市長は市職員の給料を安くした。いいことと思う」と返された。
基幹産業の農漁業が低迷し駅前商店街はシャッター通り。九州新幹線のルートからも外れ、市民の平均年収は「300万円前後」(商工会議所関係者)とされる。官民格差への市民の目は厳しい。女性が「独断でなく話し合いで進めないと」と専決処分など現市政の問題点を語り始めた。約20分後、主婦は「それなら分かった」と署名に応じた。
女性はこの日20人分を集めた。断られたのは仕事の関係などを理由に2人。「思いのほかスムーズだが、職員給料カットへの共感は根強い。頑張らないと3分の1は超えない」
竹原市長が住む脇本地区。受任者の男性(50)が仕事の合間に近所を回った。自営業者の男性は、署名簿が縦覧されることを理由に「客には市長支持者もいる」と拒否。また70代の男性宅では「竹原市長は嫌だが対抗馬がいない。リコール団体のビジョンが見えない」と断られた。「まず市長を辞めさせるのが最初のステップ」と訴えたが「反対ばかりする議員もリコールしないといけない」と切り返された。
07年に政務調査費を巡る不正が発覚するなど「旧態依然のなれ合い議会」と批判的な市民は少なくない。独断専行の竹原市政に一定の支持があるのは、過去と決別してくれそうな期待感のためだ。
男性は約2時間で10人分を集めた。3軒で断られたが「断られても、3回は説得に足を運ぶ」と力を込めた。
一方、竹原市長を支持するグループは約1週間前から「改革を止めるな」と街宣車で呼びかけている。市長派の石沢正彰市議は「断りきれず署名する人も多い。有権者の3分の1を超えても住民投票では挫折するだろう。仮に失職しても出直し選では負けない」と自信ありげに語った。
運動が地域に亀裂を生むとの懸念もある。受任者を募る説明会では市長派の姿もあった。ある出席者は「誰が来るか監視していたのだろう。しこりは間違いなく残るが、将来を考えると仕方がない」ともらした。
リコール委員会は25日にも第1次集計を発表する。メンバーの一人、西平良将さん(37)は「最初の1週間が勝負。手応えは非常にいい」と話した。
◆名古屋市長選、石田氏に出馬要請へ 民主市議団、河村氏の対抗馬
2010年8月22日 中日新聞 朝刊
名古屋市の河村たかし市長(61)との対立が続く市議会の最大会派・民主党市議団の選挙対策委員会は21日、次の市長選に石田芳弘衆院議員(64)=愛知6区=を擁立する方針を固めた。近く開かれる市議団の会議に諮った上で、石田氏に正式に出馬を要請するとともに、マニフェスト作りなどの具体的な準備を進める。
石田氏は来年2月に任期満了の愛知県知事選に民主党候補として出馬の意向を示している。同市議団の選対委は「石田氏は地方自治にも詳しく、政治経験も豊富な適任者」との認識で一致。知事選候補の選定を進める同党愛知県連との調整に臨むことで合意した。
石田氏は本紙の取材に「今は知事選の候補になることに全力を挙げている」と話している。
石田氏は同党県連の幹部に知事選への出馬の意向を伝えた書面で、「河村市長の議会改革は枝葉の議論。議会が行政を主導する『議会内閣制』こそ、行政改革の王道だ」と記載し、地方議会改革に意欲を見せている。
石田氏は2007年の知事選に民主党推薦で出馬し、現職の神田真秋知事に敗れた。昨年の衆院選では同党公認で初当選した。
民主党は昨年4月の市長選で、河村市長を推薦し、初当選を支えた。ところが就任後は、市民税10%減税などの政策をめぐり市長と民主市議団が対立。河村市長が市議会の解散請求(リコール)を主導する動きを具体化させたことを受け、同党県連は党本部に推薦の取り消しを求めている。
市長の任期は2013年4月までだが、河村市長はリコールが成立した場合、自らも辞職して、市長選と市議選を来年2月に同時に実施する考えを示している。リコールが不成立の場合でも、来年4月に任期満了の市議選に合わせ、辞職する考えを示唆している。
(転載終了)──────────────
両氏の行動はあくまで地方行政レベルの話ではあるが、これらが成就すれば国全体レベルでの議論・運動に発展し、やがて国家レベルの問題としてクローズアップされるであろう。
特に政令指定都市である名古屋市にて、河村市長の施策が実現すれば、その意味するところは限りなく大きい。
そういう意味で、両市の市民だけではなく、日本国民全体が自身の問題として、河村・竹原両市長を支援していくべきであろう。
阿久根市長の解職を求める署名に参加している市民は、どんな“饅頭”がもらえるか知らないが、カネや見返りのためだけに行動しているとすれば、己の行動を恥じるべきであろう。(あんたらが貰おうとしているのは“毒饅頭”である)
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