http://www.asyura2.com/10/senkyo92/msg/824.html
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毎日新聞が社説で、ミャンマーの国政選挙を批判していたが、単語をちょこっといじったら、日本の政治の現状を説明する文章になりました。
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日本では昨年、衆議院選挙が実施された。この国を支配する政・官・財・外・電の悪のペンタゴンが65年間牛耳ってきた支配体制解体に向けて、行われた総選挙であった。日本で初めて民意による政権交代が起こったのだ。
これで民主主義国家の仲間入りをするのなら歓迎すべきことだ。しかし、残念ながらそう簡単ではない。
総選挙では、小沢氏率いる民主党が圧勝したが、守旧派はこの結果を受け入れずに65年間の間にあちこちに仕掛けた「トラップ」を使って攻撃を仕掛けてきた。小沢氏や鳩山氏に対する政治資金問題に対する東京地検特捜部とマスメディアの度重なる攻撃や、民主党内部からの反小沢工作が続いた。
政権交代のため、小沢氏が自由党を解党して民主党に合流したのは7年前のことだ。腐敗し、アメリカの奴隷に成り下がった自公民政府を倒し、政権交代するために小沢氏は「大義のために小異」を捨て、体制づくりに努め、衆院選に勝利した。しかし、開かれた論議や真に自由な投票が保証されたわけではない。日本には、終戦後からアメリカの国益を体現する、自公民、検察、マスメディア、官僚、選挙管理委員会等各種委員会が相変わらず日本を動かしている。
そしてほとんど白地刑法といえる政治資金規正法により特捜部の捜査は民主党議員にのみ向けられ、菅内閣の自爆戦略、マスメディアの世論操作、選挙管理委員会の「不正」みも奏功し、小沢氏は事前に行った自民弱体化戦術を無効にし、今年7月の参院選は、民主党、国民新党の歴史的敗北となった。
要するに、長期にわたる「自民党一党支配」とは、守旧派が支配的な影響力を保持するための「仕掛け」を、国家システムに埋め込むための形作りでしかなかったと言えよう。
参院選挙には、民主化を望む民意の受け皿になろうと民主党、国民新党が名乗りを上げた。だが、開かれた論議や真に自由な選挙参加は、やはり保証されていない。マスメディアの支援を受けた、従米勢力の有利は当然だ。
このままだと、65年ぶりの政権交代の本義を実現するのは難しく、「まやかし」の菅民主党政権でしかない。アメリカ以外の国際社会はこれを祝福しないだろう。日本国民も歴史に輝く慶事と誇ることはできまい。9月の民主党代表選で菅総理を取り替えても、民意を公正に反映できる愛国派の内閣を選出すべきである。
米国は終戦来、対日本支配政策を推進し、実質的なアメリカの傀儡政権としてきた。アメリカの意向に反する政治家は東京地検特捜部やマスメディアを使って葬ってきた。旧ソ連が崩壊しても、この55年体制は、国内の売国勢力の日本支配体制の永続を保証してきた。強欲の限りを尽くしたアメリカ発の世界金融危機で、宗主国アメリカが、その力を失ったにもかかわらず、悪のペンタゴンは、未だに権力にしがみつこうとしている。
この守旧派の強気の背景には、検察を中心とする司法やマスメディアとの協力関係がある。両者は自公民との、「検察の裏金問題」と「官房機密費」の爛れた関係から、必死になって反小沢を進めている。
この構図は嘆かわしい。民主党は、反小沢勢力を排除し、参院でのネジレを解消するため、真の愛国派を結集せねばなるまい。
参考リンク
◆ミャンマー そんな選挙は誇れない
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/archive/news/20100819ddm005070145000c.html
◆民主代表選 準備加速の首相、小沢氏は22日に塾開講
http://www.asahi.com/politics/update/0821/TKY201008210209.html
・・・小沢氏に近い山岡賢次副代表は21日、「困難を解決していく人ということで、小沢氏がいいじゃないかという声が広まりつつある。来週中に決着をつける」と強調。自らが主導して「09政権マニフェストの原点に返り、『国民の生活を守る』集い」の会合を25日に開き、小沢氏に立候補を要請する考えだ。
焦点の小沢氏は、若手リーダーの育成を目的に主宰する政治塾を22日に開講し、25日に講演する。党代表時代は自らの政権構想を語ったこともあり、発言が注目される・・・
◆来週にも小沢氏に立候補要請
http://www.nhk.or.jp/news/html/20100820/t10013470891000.html
・・・山岡副代表は、東京都内で記者団に対して「単なる人気投票でなく、非常事態に対応するための危機管理内閣をつくらなければならない。原点に返り、去年の衆議院選挙のマニフェストを実行できるのは小沢氏が最適ではないかという声が非常に多い」と述べました。そのうえで、山岡氏は「小沢氏がベストだというみんなの合意があるなら、来週から『ぜひとも立候補してもらいたい』という段取りになるだろう」と述べ、来週にも小沢氏に立候補を要請したいという考えを示しました・・・
◆小沢氏の4回目聴取 9月半ば以降 政治日程を考慮
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100820/crm1008200132006-n1.htm
・・・民主党の小沢一郎前幹事長の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反事件で、東京地検特捜部の小沢氏に対する4回目の事情聴取は、9月半ば以降に行われる公算が大きくなっている。小沢氏側が同14日の党代表選や、その後行われる可能性がある組閣後を希望しているためだ。しかし、小沢氏が代表選に出た場合には、特捜部との調整が難航することも予想される。その場合、代表選の結果もあわせ、聴取に影響が出ることにもなりそうだ・・・
◆民主党代表選 小沢前幹事長の出馬検討に、岡田外相「違和感を感じる」
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00182966.html
・・・一方、原口総務相は、民主党内の「脱小沢」の動きに懸念を表明した。
原口総務相は「挙党体制はとても大事です。誰かを排除して何かをやれるような、まだ体力は(民主党には)ないと私は考えています」と述べた・・・
◆自民復党組らに協力要請へ=郵政法案審議で原口総務相
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201008/2010081500059
・・・原口一博総務相は15日、秋の臨時国会に提出予定の郵政改革法案に関連し、「自民党にも郵政事業における国民の権利を保障するという同じ考えの方がいる」と述べ、2005年に郵政民営化法に反対して自民党を離党、その後復党した議員らに対し、法案成立に向けた協力を呼び掛ける考えを示した・・・
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