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民主代表選、隠れた争点は「解散・総選挙」(読売)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100821-OYT1T00739.htm
民主党
民主党代表選(9月1日告示、14日投開票)を巡って、再選を目指す菅首相の支持グループと、立候補を検討している小沢一郎前幹事長の支持グループとの間で、衆院解散・総選挙の時期が駆け引きの材料となっている。
両氏が正式な出馬表明や、政策提示を行う前の段階で、隠れた“争点”になっている。
首相支持グループは、昨年の政権交代から1年の間に「鳩山―菅―新首相」と3人の首相が登場する事態になれば、解散・総選挙で信を問わなければならなくなると主張している。
有力な対抗馬の出馬をけん制し、できれば菅首相の「無投票再選」につなげたいという思惑が見える。
「首相交代なら衆院解散」の論拠は、民主党が野党当時、自民党の安倍、福田、麻生の3首相の交代を「政権のたらい回し」と批判してきた経緯だ。
首相支持の議員からは「かりにまた、首相が代わるとなると、総選挙が筋だ」(蓮舫行政刷新相)などといった発言が相次いでいる。
これに対し、小沢氏に近い山岡賢次副代表は20日のテレビ朝日の番組で「首相が代われば、解散にならない。
このままいけば解散に追い込まれる」と強調し、正反対の考えを唱えた。
21日のTBSの番組でも「小沢首相」を前提に「衆院にはあと(任期が)3年ある」と、早期の衆院解散はないとの見通しを語った。
山岡氏が「菅首相のままなら早期の衆院解散」と主張する理由は、衆参の多数派が異なる「ねじれ国会」では、「公明党などにパイプのある小沢氏なら乗り切れるが、菅首相では来年度予算審議で与野党が激突する来春には立ち行かなくなる」というものだ。
双方の陣営が意識しているのは、民主党内の3分の1を超える144人の衆院当選1回生の反応だ。
選挙地盤がまだ不安定な1回生の間では「今、解散されたら全員討ち死にだ」といった声が漏れており、両陣営とも、1回生の危機感をあおることで、自らの支持拡大につなげようという狙いがあるようだ。
一方、民主党の近藤昭一衆院議員ら護憲派の中堅・若手でつくる「リベラルの会」の12人は21日、静岡県熱海市で勉強会を開き、代表選に向けた政策提言をまとめ、これを受け入れる候補を一致して支持する方針を決めた。
同会は首相に近い議員が多く、6月の代表選でも首相を支持したが、近藤氏は勉強会後、記者団に「(首相は)どういう国を造っていくのかが必ずしもはっきりしない。ゼロベースで確認したい」と語った。
小沢グループの幹部は、小沢氏が出馬の条件として幅広いグループからの支持取り付けを挙げていることから、リベラルの会の動きを、「いい兆候だ」と歓迎した。
(2010年8月21日21時21分 読売新聞)
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