＞東京地裁は０７年４月、男性に５０００万円余の賠償を命じた。

　自動車保険に入るのは常識だが、自転車を運転するから保険に
　入っているという人は、現状、少ないと思われる。

　これだけ高額な賠償を迫られるリスクがあるなら、
　自転車の運転に際しても、保険加入を求めるべきなのでは？
　
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＜自転車＞事故で賠償５千万、実刑、失職…加害者に重い代償（毎日新聞）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100821-00000010-mai-soci

高額賠償を命じる判決が相次いでいることが判明した自転車を巡る交通事故。一瞬の不注意は被害者や遺族に大きな痛みや深い悲しみをもたらし、長く癒やされることはない。加害者側にも賠償の負担に加え、刑事罰や失職など重い代償がのしかかる。手軽さの裏に潜んでいる「悲劇」が浮かぶ。【馬場直子、北村和巳】

　０５年１１月、東京都杉並区の幹線道路。当時５５歳の女性は、結婚したばかりの娘とその夫が訪ねてくるため、もてなしの買い出しに向かったところだった。横断歩道を渡っていると、信号を無視して時速３０〜４０キロで走ってきた自転車にはね飛ばされた。頭を打ち、意識が戻らないまま、数日後に亡くなった。

　「まさか自転車事故で亡くなるなんて」。遺族は信じられなかった。「なぜ歩行者の存在に注意を払ってくれなかったのか」。自転車を運転していた当時３７歳の会社員男性に賠償を求めて提訴した。

　「大事な宝物を失った。『もういない』と思うと何もする気になれず、眠れない」

　「結婚準備で家具や日用品を一緒に選んでくれた母は、とても喜んでいた。家事を教わりながら新生活を始めるはずだったのに。夢であってほしい」

　訴訟で遺族は悲しみや怒りを訴えた。東京地裁は０７年４月、男性に５０００万円余の賠償を命じた。判決は「事故原因は加害者男性の一方的な過失。遺族の思いは胸に迫るものがあり、涙を禁じ得なかった」と述べた。しかし、遺族の喪失感は埋まらない。「心の整理がつかない」と、弁護士を通じて癒やされない気持ちを語った。

　一方、加害者の男性は刑法の重過失致死罪にも問われ、禁固１年１０月の実刑を受け収監された。現場の約３０メートル手前で黄色信号を確認したが、後ろから来る自動車に気をとられ、事故の瞬間は「頭が真っ白になって」記憶はほとんどないという。

　事故当日は病院に付き添った。自身の母親も交通事故に遭ったことがあり、謝罪の意思はあった。だが、遺族とのやりとりを親族や代理人に任せたことなどで、思いは届かなかった。裁判では民事、刑事とも判決で「謝罪していない」と批判された。

　刑事裁判の１審判決後、遺族に「不注意で取り返しのつかない事態を引き起こしてしまいました」と手紙を書いた。「裁判対策だ」。遺族の怒りを増幅させただけだった。

　賠償金は所持するクレジットカードに付いていた賠償責任保険で支払った。刑期を務めて出所し、司法による償いも終わった。でも、仕事は失った。

　「直接話を聞きたい」との記者の申し入れに対し、男性は事故についてはもう触れたくないという様子で「勘弁してほしい」と周囲にポツリと漏らしたという。
　

コメント
01. 2010年8月21日 11:49:47: fLd5KG4jHc 誰にでも起り得る事 加害者にも被害者にも ５０００万は丸々はらったのか？ カードの賠償額で払えたのか？ 社会的制裁を受けた以上責めるのは酷 人はいろんな死に方をしていくが 家族も賠償金で埋まるわけでもない かえってそれで不幸になる場合もある・
02. 2010年8月21日 13:58:35: SBztI6XWSY 男性側の驕り以外のなにものでもないだろう。 街中でさあ、有名人が煽りすぎ 自転車は渋滞しらずで快適だとか、満員電車からの開放とかさ。 漏れは、自家用車・自転車・徒歩・公共交通機関 いずれも利用するが常に歩行者は気をつけているよ。 自転車もよく使うがマスメディアが煽るほど快適じゃないよ。 歩道を走る時は、あくまで歩行者優先でどんなにトロいじいちゃんばあちゃん がいてもあくまで、歩道を間借りさせてもらっているって感覚を持ってるよ。 歩行者まともに気をつけて走ってるととてもじゃないが、気づかれするから 人口密集地帯っていうか、都心部で5�`以上走れないね。 マウンテンバイク操ってるサラリーマンもハニ垣さんも、 天地がひっくり返っても歩道は、歩行者が優先何がなんでも歩行者が優先 って意識もってるか疑問だね。 よくいるでしょベル鳴らす自転車、漏れはムシするね、{邪魔だからどけとは何か }ってね。 漏れはがたいが悪くないからチャリにぶつけられても大怪我はしないから、 仮にチャリがぶつかってきて、チャリが大損害受けたら 歩行者は過失ゼロだよーん。いくらでも争うよ。って宣言してやる。 それぐらいチャリのマナーは悪いね。 漏れ子供の時よりチャリ増えてるよ。 予断になるが中国製格安シティーサイクル増えたっていうのも事故が多い理由かも。 かくなる漏れもシティーサイクル27インチ変速3段に乗ってるが 昔乗ってたネオママチャリ2段変速よりスピードが出るのだよ。 シティーもママチャリの一種なんだが、うまく調整するとサドルと椅子が同じ 高さになってスポーツ程ではないが、スピードが出やすい。 ネオママチャリは、サドルが以上に高くて椅子が低いから乗りやすい代わりに スピードは出ないし中長距離乗るのはつらい。 シティーは、ネオママチャリより小回りが効きにくい傾向も感じる。 だから急いでるサラリーマン学生は、自分がよけるのがめんどくさいから 歩行者が避けるもんだといわんばかりの態度で乗るようになるんだろうね。
03. 2013年6月19日 12:15:44 : 8ZqzgVqDAE 自転車通告禁止の歩道を通行中、家族４人の暴走自転車に激突され負傷しました。 直接の加害者は１２才未満未だっだのですが（したがって刑事処罰なし）、母親が「自転車を除けて通過するまで待機すべきだった！」、「アンタが自転車にぶつかりに行ったんだろ、謝罪しろ！」と恫喝されました。当方、歩道のど真ん中を猛スピードで走っていた父親をよけるべく端に寄ったところ、なぜかこちらに向かって突進してくる少年に衝突されました。故意にすら思える危険走行です。警察への通報もしないし、腫れた受賞箇所を見せると笑い出す始末。当たり屋稼業かと思える言動でした。現場から逃走しようとしましたが、通行人も多かったことから結局被害者が１１０番通報しました。チラっと見えた母親の免許証の住所は、事故現場とは異なる遠い他県のものでしたので、今後も厄介なことになりそうです。ひょっとして、当たり屋家族かもしれません。歩道上でも、子供の自転車通行を妨害した、衝突して来たと因縁をつけてくる輩ですから。 自転車の事故の加害者が高校生だった場合、監督責任者であるはずの保護者（つまりは両親）の責任が認められず、加害者本人に支払い能力がないため、被害者に賠償額が支払われないケースが後を絶たないそうです。自転車にも自賠責保険を義務づけるべきです。
04. 2013年6月19日 12:19:49 : 8ZqzgVqDAE 上の書込みです。事故現場は自転車マナーが悪くて有名な大阪です。加害者の母親は島根県と記載された免許を所持。こうして大阪には全国から犯罪者や犯罪予備軍が流れ込んでくるんですね。生活保護と同じで。

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