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2010年08月20日
9月14日の民主党代表選挙に向けて政局が俄然面白くなってきた。
小沢派あるいは反小沢派の政治家はもとより、様々な形でそれぞれの陣営に肩入れしている者たちにとっては、自分たちの利害も絡んで天下分け目の戦いとなるだろう。
しかし政治になんの関係も無く、また政治に直接影響力を行使するすべを持たない一般国民にとっては、どちらが勝ってもいいから、日本を良くしてくれ、自分たちの暮らしを良くしてくれ、と言うことでしかない。
まさしく我々一般国民はその観点から今度の政局を眺める必要がある。
菅民主党政権のどこが問題なのか。
それは政権交代を願った国民の期待を裏切って見事に官僚主導の対米従属政策に戻った所にある。
このまま行けば自民党政権と変わらない。いやそれどころか菅民主党長期政権という形の事実上の民主党・自民党の大連立となる。
対米従属姿勢と官僚支配の日本が固定化することになる。
だからこそ、それを望むこの国の大手メディアがこぞって菅政権を支持し、小沢たたきを繰り返すのだ。
そんな大手メディアの影響で、嘘か本当か知らないが、国民の8割という信じられない大多数が、政治と金の問題を説明しない小沢復権は許さないと考えているらしい。
しかし私にとっては、政治と金の問題より、対米従属から自立し、官僚支配を打破してくれる政治家がこの国の指導者になることの方がはるかに重要である。
対米従属と官僚支配がこれ以上続けば、一握りの勝ち組はいい思いをするだろうが、多くの国民の生活はもっと悲惨になっていくと思うからだ。
たとえ小沢一郎が金まみれであり、口下手であり、悪者づらであるとしても、彼が日本を戦争国家米国から自立させ、国民を食い物にしてきた官僚支配から日本をとり戻して国民のために政治をしてくれるのであれば、菅民主党政権なんかよりはるかにいいと思っている。
問題は小沢一郎という政治家がその力量と覚悟のある政治家であるかどうかだ。
それは来る民主党代表選挙に自らが立候補するかでわかる。
その時の立候補宣言で、いまや仙谷を先頭に結束した新自由主義グループにがんじがらめにされた菅直人民主党政権を否定するかどうかでわかる。
ここまで来て自ら立候補することなく、沖縄問題を語ることのないような小沢一郎では、話にならない。
その時は菅直人以下だ。小沢一郎は権力欲の強いただの凡庸な元自民党政治家に過ぎないという事になる。
果たして小沢一郎はどう動くか。
9月1日の民主党代表選挙公示日にそれがわかる。
面白い政局になってきたということだ。
了
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