http://www.asyura2.com/10/senkyo92/msg/717.html
Tweet |
http://31634308.at.webry.info/201008/article_18.html
多くのブログで小沢氏の民主党代表選挙への出馬の可能性が大きくなったことを受けて期待感を膨らましているが、やはりというかマスコミが小沢氏出馬を牽制し出した。昨日の小沢氏の軽井沢研修会後の懇親会出席について、朝日テレビの報道ステーションでコメンテーターの一色清氏がコメントを求められ、オブラートに包んだ言い方だったが結局言いたいことは「政治とお金」の問題の決着が着いていないので「いかがなもの」かという論調であった。
古館氏が休暇中だったので、二人一緒になった盛りあがりを見ずに済んだのが救いであったが。やはりそう来たかと思った。今日の朝、各新聞社の意見、つまり社説で小沢氏の動きについての論調を見てみた。やはりというか、反民主というか反小沢の読売新聞と産経新聞が以下の見出して最も強く小沢氏の出馬を牽制していた。
産経新聞:【主張】小沢氏と代表選 疑惑説明せず出馬なのか
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100820/stt1008200316000-n1.htm
読売新聞:民主党代表選 「小鳩」の総括と政策論が先だ(8月20日付・読売社説)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20100819-OYT1T01261.htm
これらの社説で、出馬を牽制する一番の理由が、まるで壊れたレコードのように「政治と金」の説明がなされていないからということである。暗に出てはいけないと言う主張である。検察審査会の結論が出ていないということも一つのより所としているが、検察の威信を掛けて、小沢氏を3回も事情聴取し、且つ石川議員、2人の秘書までも逮捕拘留して調べて、起訴出来なかったのに、これ以上何をしろと言いたいのか?
小沢氏本人は潔白と言っているのに、国会で小沢氏が「私がやりました」と言わない限り延々と追及していていいのか?またマスコミはそれを言わしたいのか?とても大人のやることではない。ある意味、小学生、中学生の体の良いいじめのようなものである。
マスコミ自身、官房機密費などを含めて、一点のやましいことはないと言えるのか?NHKの景山氏自殺のことについて各マスコミは何も報道しない。政治家、その秘書が自殺したときは根ほり葉ほり書きたてるのに身内の話になると口を噤む。国民はそういうずるさを感じ、偉そうなことをよく社説に書くなと思っている。鳩山政権のとき予算会議等の審議で、与党の政策に一番チェックを入れるべき野党の質問では、検察でも起訴出来なかった政治と金の追及についてほとんどの時間を費やした。党利党略のために追及している。
またマスコミもそれに便乗して鳩山氏、小沢氏を世論調査なるもので批判し続けて、とうとう政権を倒してしまった。そういうことをやっていて、代表を何回も変えるなと偉そうなことを言っているのは片腹痛い。日本が戦争に突入して行ったとき、政府の方針を正面切って反対した新聞があったか?逆に世論を煽ったのではないか?もし政府に反対した新聞社の社説なら「ごもっとも」と考えない訳ではないが全く信用していない。
特に自分たちの利害と反すると思った瞬間から作為的に世論を操作するマスコミの体質は看過できない。ネットが普及していなかった時代はこのような疑問を個人が思っても意見を公表する場が無かった。しかし今はネットで見ようと思えば世界の外れからでもアクセス出来る時代となった。もう世論は一部マスコミの独占では無くなった。
先の鳩山・小沢政権へのマスコミの態度にほとほと嫌気がさした。明らかに悪意を感じた。個人的にはマスコミが普天間基地、政治と金で鳩山政権を倒したと考えている。今の小沢氏の動きはまた昨年夏の原点に戻そうとしているのである。それに対して上記したようにまたマスコミが攻撃を加え出してきた。また世論調査なる手段を使ってくだろう。
それに対抗するには、やはり昨年政権発足時掲げたクロスオーナーシップ制度等の改革を断行しない限り、日本の政治の健全化は図れないと考える。そのためには旧勢力に取り込まれた菅政権でなく、原点に戻すと言っている小沢氏が首相になるしかない。マスコミが何と言おうと、このチャンスを逃せば再び官僚に都合がよく、旧勢力に都合がよい道を逆戻りしてしまうだろう。それを許して行けない!
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK92掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。