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2010⁄08⁄20(金) 09:38
小沢さんに出馬してもらう、のではなく、我々が担ぎだす、という意識をもたないといけないと思う。
山岡副代表「必ず小沢氏を出馬させる」(日テレニュース 2010年8月19日 21:49)http://www.news24.jp/articles/2010/08/19/04165098.html
(参照)
http://ameblo.jp/asuma-ken/entry-10624706656.html
として、その決意が表れている。
記事の内容はともかく、この言葉の意味するところは、もっと担ぎ出す声を挙げ、出馬の環境を整える必要がある、ということでもある。
それは"現状を打破"して、"国家の危機を救う"ということに尽きると思う。
カンさんと小沢さんでは政権交代の見方・考え方、官僚主導とはどういうことか、選挙での国民と約束した公約というものの考え方など全てにおいて全く違う。
なぜ、政権交代が必要だったのか、なぜ自民党政権がダメだったのか、なぜ官僚主導の政治ではなく政治主導にしなければならないのか。
この2ヶ月の政権運営で、カンさんにはこれらに対して、まったく、しっかりとした考えを持ち合わせてはいないことが露呈してしまった。
カンさんにすれば、政権交代は、ただ単に権力を手中に納めるためのもの、くらいに考えていたことがよくわかった。
公約については、選挙に勝つための口実で契約書のない口約束くらいに思っていたのだろう。
なぜ官僚主導がいけないのかも信念としてではなく、カンさんにとっては前政権との違いをアピールするだけのものに過ぎなかったといえる。
政治観、世界観、人間観などは個々で違うのは当たり前だが、この二人はあまりにも違い過ぎる、というか、カンさんが一つとして、しっかりと考えを持ってないとみえる。
だから、政権を握った直後から国民との約束を破る、民主党の政策理念も覆す、官僚に支配される、と豹変してしまった。
総理の資質が問われ、一人の人間としての基本的心構えが喪失しているカンさんに、当時の小泉首相に対して小沢さんが言ったことがそのままあてはまる。
夕刊フジに連載されたものをまとめた『剛腕維新』(小沢一郎著・角川書店)の中に、当時の小泉総理が「公約を守れなくても大したことではない」と言ったことについて、小沢さんは次のように語っている。
≪公約の中味については賛否両論あるだろうが、一国のリーダーが国民と交わした約束について「守れなくてもいい」と開き直るなど言語道断。首相は教育問題に関心があるらしいが、未来を託す子供たちに「約束なんて守る必要はない」「他人にうそをついてもいい」と教えるつもりなのか。・・・日本人の「心の荒廃」を治すことは大変だと思う。職業、年齢、性別を問わず、正しいことを正しいと感じず、異常を異常とも思わない。恥を忘れ、罪を罪と思わない日本人たち・・・・。
自分の不明を恥じる心や、間違いを率直にわびる日本人の伝統的なよき資質を再生させるためにも、日本人の心の崩壊を先導している首相には即時退陣を求めたい。(2003年2月7日)P17「日本人の心の崩壊、主導するのは首相」より抜粋≫
剛腕維新 [単行本]
小沢 一郎 (著)
http://www.amazon.co.jp/dp/4046210885?tag=pomerol-22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=4046210885&adid=01YGFFPAE5KNAB3YN7Z6&
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なぜ政権交代が必要で、なぜ官僚主導の政治ではダメなのか<小沢一郎語録>(http://www.ozawa-ichiro.jp/massmedia/ctr/column.php?cmd=appear#mag)から抜き出してみた。。
●政権交代
≪日本人にはこれまで、政権交代というもののイメージがなかったと思います。ちょうど、幕末の頃、徳川幕府が倒れるなんて誰も想像できなかったようにね。自民党政権が余りにも長く続いてきたからです。しかし、最近は変わってきた。国民生活が圧迫され続けたうえに、不景気の物価高。年金も医療もダメで、役所は腐敗だらけ。国民もようやく、自分たちで政治を変えようと考え始めたのだと思います。
国民だけでなく、野党の政治家もそうです。薩摩と長州がケンカしていては始まらない。大同団結しなければ、自民党という幕藩体制は倒せない。幸い、野党は民主党に集約してきて、民主党内も一つになった。決戦の態勢が整ったわけです。
日刊ゲンダイ 2008年10月14日≫
≪明治維新の時、当初は「徳川幕府と天皇家の“公武合体”でいいじゃないか」という流れがあった。しかし、「やはり幕藩体制という古い建物を残していては、文明開化の世は来ない」という理解が広がって、結局、倒幕に至ったわけです。今もまったく同じ。真の改革を行うためには、従来とは違う政権の登場が絶対条件なんです。
婦人公論 6月号 2006年5月22日≫
≪「民主党の使命は自ら政権を担い、古いしがらみと利権を断ち切って、本当に新しい日本を作り上げることである。それこそが真の改革であり、民主党にしかなしえない時代の要請だ」
2006年09/25 臨時党大会で代表再選あいさつ≫
●脱官僚政治
≪自民党と官僚による戦後政治は、冷戦構造の崩壊後、機能不全に陥り、あらゆる制度が改革を迫られています。ところが、自公政権の下では、抜本的な改革は全く行うことができず、政・官・業の癒着の中で、「強者の論理」「弱者切り捨て政策」がまかり通っています。
その結果、所得、雇用、教育、福祉など、あらゆる面で格差が拡大し、地域間、企業間、個人間の格差がどうしようもないほど広がってしまいました。日本は最も豊かで平等な国でしたが、いまや最も格差のある国になり果て、日本社会は根底から覆されようとしております。
2007/01/16 【定期党大会】小沢一郎代表挨拶≫
≪問題はもたれ合いの構図です。日本社会全体がそうなんですよ。官僚と政治家だけじゃなくて、日本社会全体がその中にいる。例えば、何で政治家が官僚に弱いかというと、官僚を敵にすると選挙が危ないからです。いろんな団体に官僚の影響力は強い。官僚を敵にしちゃ選挙できない。怖いんですよ。だから結局、結びついちゃったほうが楽でいい。
だから、そういう体質の中で、それをぶっ壊すというのは、自分の命も絶つ覚悟をしないとできないわけです。政治家と官僚だけじゃなくて、一般国民もその中で食ってる人がいっぱいいるわけだから。
週刊ポスト 12月19・26日号 2003年12月8日≫
菅さんは、今も権力を温存することだけに汲々としている。
その部分においては庶民感覚がある、(笑)といえるのかもしれない。
代表選を前に小沢氏出馬封殺に向け、メディアや官僚と結託し、様々な妨害活動も厭(いと)わず、露骨に仕掛けてくるだろう。
そんなカンさんには、政界から退場しろとまでいわないから、一兵卒になって自分の理念を養い、培うためにも、自身が結党した当初の民主党の基本理念を振り返ることをオススメする。
民主党の基本理念〜自由で安全な社会の実現をめざして〜
1998年4月27日民主党統一(第1回)大会決定より http://www.dpj.or.jp/policy/rinen_seisaku/
≪●私たちのめざすもの
第1に、透明・公平・公正なルールにもとづく社会をめざします。
第2に、経済社会においては市場原理を徹底する一方で、あらゆる人々に安心・安全を保障し、公平な機会の均等を保障する、共生社会の実現をめざします。
第3に、中央集権的な政府を「市民へ・市場へ・地方へ」との視点で分権社会へ再構築し、共同参画社会をめざします。
第4に、「国民主権・基本的人権の尊重・平和主義」という憲法の基本精神をさらに具現化します。
第5に、地球社会の一員として、自立と共生の友愛精神に基づいた国際関係を確立し、信頼される国をめざします。
●理念の実現に向けて
私たちは、政権交代可能な政治勢力の結集をその中心となって進め、国民に政権選択を求めることにより、この理念を実現する政府を樹立します。≫
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小沢さんが、前回、民主党代表になった当時の政見演説で次のように語っていた。
民主党代表選挙における政見演説 小沢一郎 2006年4月7日 http://www.ozawa-ichiro.jp/policy/06_0417_00.htm
≪民主党の政権構想の基本は、これまでの党内論議を踏まえつつ、政治、経済、社会の全てにおいて、筋の通った「公正な国」をつくることだと考えております。それによって初めて、でたらめな「小泉改革」によってボロボロになった日本を建て直し、真に豊かで世界からも尊敬される日本を築くことができるのであります。一部の「勝ち組」だけが得をするのは、自由ではなく、公正でもありません。私たち民主党の目指すべき社会は、黙々と働く人、努力する人、正直者が報われる「公正な社会」であります。その「公正な国」づくりのビジョンに基づき、政策立案、国会論戦、日常活動の全てにおいて、自民党との「対立軸」を明示していきます。
私自身が闘いの先頭に立ちます。その準備としてすでに、十三年前に世に問うた『日本改造計画』をさらに具体化させ、新しい日本の設計図を国民に明示する著書を執筆中であります。その「設計図」を基に党内論議を深め、合意を得たうえで、民主党の政権構想を高く掲げて、来年の統一地方選挙と参議院選挙を戦い、必勝を期そうと考えております。≫
カンさんは、自身が結党した民主党の理念を捨て去り、昨年の政権交代の意味まで消し去ろうとしている。
この亡国の政権を打倒してもらうためにも、小沢一郎を代表選に担ぎ出さなければならない。
そして、代表選を通して、今のカン政権の問題点をもっと多くの国民に訴えかけていただきたい。
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