http://www.asyura2.com/10/senkyo92/msg/675.html
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http://blogs.yahoo.co.jp/voteshop/archive/2010/08/19
2010/8/19(木) 午前 1:09
ブロードバンド普及率が 小沢氏を救うか?
小沢氏強制起訴の是非、7月中の結論見送り 検察審査会(7月15日)
http://megalodon.jp/2010-0715-2053-25/www.asahi.com/national/update/0714/TKY201007140560.html
小沢一郎・前民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地取引事件で、東京第五検察審査会は14日までに、小沢氏を強制的に起訴するかどうか、7月中には結論を出さない方針を固めた。強制起訴の可否を決める2回目の議決をするのは、1回目に「起訴相当」の議決をした11人のメンバーが全員入れ替わる8月以降になる模様だ。
審査会はくじで選ばれた市民11人で構成される。任期は半年で、3カ月ごとに半数の5〜6人ずつ入れ替わる仕組み。現在の顔ぶれで審査するのは7月末までで、8月1日に5人が入れ替わる。次に6人の任期が切れるのは10月末で、8月1日からの3カ月の間に証拠を読み込んで審査する可能性が高い。このため、9月中に予定される民主党代表選の日程によっては、2回目の議決は代表選の後になる。審査の対象は、陸山会の2004、05年分の政治資金収支報告書をめぐる政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑。
審査会は、東京地検特捜部の不起訴処分(嫌疑不十分)を不服とした市民団体の申し立てを受け、4月末の1回目の議決で、小沢氏と元秘書らとの共謀を認定して「起訴相当」とした。しかし、5月に特捜部が再び小沢氏を不起訴としたため、2回目の審査をすることになった。
2回目も起訴すべきだとする「起訴議決」をすれば、裁判所が指定した弁護士によって小沢氏は強制的に起訴される。起訴すべきだとした1回目の議決にかかわった審査員5人が残る顔ぶれのまま、今月中に議決が出るかどうかが注目されていた。
検察審査会法で、2回目の審査で起訴議決をするには、担当検事から必ず意見を聴くことになっているが、審査関係者によると7月中の呼び出しはないという。
一方、07年分の容疑については、別の市民で構成される東京第一検察審査会が、1回目の審査中。すでに担当検事から意見を聴いており、7月中に議決を出すとみられる。告発されたのは、陸山会が04年に約3億5千万円の宅地を購入した際に原資となった小沢氏からの借入金4億円を07年に返済した事実を記載せず、登記も05年にずらすなどした一連の容疑。≫
4月末に「起訴相当」の議決をした東京第五検察審査会の審査員が7月末で全員任務を終え交代した。今は、新たな審査員によって2回目の審査が進められている。
この記事には、
8月1日から3カ月の間に証拠を読み込んで審査する可能性が高い。
とある。ちょうど今頃、いろいろネット検索し情報収集しているのではないだろうか。
小沢一郎ってどんな政治家なんだ?とネットで調べるに違いない。我々ブロガーは、この2ヶ月が勝負になる。審査員の皆さんに、地検特捜部の冤罪の数々、西松献金の真相、世田谷土地取引の実態、政治家の不動産取得の実態、政治資金規正法の現実、小沢vs検察は国民vs官僚である、「政治とカネ」は官僚による政治家支配の道具である、こうした情報を検索結果の上位に表示されるよう努めましょう。残念ながら、現在、小沢一郎で検索すると誹謗中傷サイトが上位に表示される。真実が審査員の目に留まるようがんばりましょう♪
(動画)小沢氏の政治資金報告書を会計士が見ると・・・
http://www.youtube.com/watch?v=tctnJxM8k54&feature=player_embedded
単式・複式簿記の違いが解れば小沢氏政治資金問題は氷解する
http://www.videonews.com/interviews/001999/001364.php
細野祐二氏(公認会計士)インタビューは、全編をぜひ、もう一度、ご覧になることをお勧めする。
また、論文はこちら。
公認会計士の目から見た陸山会政治資金事件
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2010/02/post_499.html(←クリック!)
■ブロードバンド普及率が小沢氏を救うか
小沢氏を審査している東京第一検察審査会と東京第五検察審査会の管轄地域は東京都である。検察審査会委員(審査員)は、地域の選挙管理委員会において選挙人名簿搭載者リストから抽選で推薦される。そうすると小沢氏を審査する審査員は、東京に住民登録する選挙権を持つ20歳を超えた者となろう。その11名の審査員の気持ちを少し考えてみたい。
新たに審査員に任命されたら、自分が審査する案件について、基礎的な知識を得ようとするのではないだろうか。ヤフーやグーグルで検索しネットから情報を得ようとすると思う。何しろ、総務省の調査 によれば、全国のブロードバンド普及率は56.1%だが、東京都は73.4%(08年現在)である。
特に東京第五検察審査会の2回目の審査員は、1回目の審査結果の反響をネットで必ず調べていると思いたい。http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/if/press/p20/p2009/p200926.html
◇審査員4人以上が「起訴相当」不賛成(毎日)
第1審査会はA4判6枚の議決要旨を公表したが、関係者によると、実際の議決書は十数枚あったという。審査会事務局によると、第1審査会は男性4人、女性7人で構成され、平均年齢49・81歳。4月に全員一致で起訴相当と議決した第5審査会は男性7人、女性4人で、同34・27歳。不起訴不当は11人中6人以上の賛成で議決されるが、起訴相当は8人以上の賛成が必要で、今回は4人以上が起訴相当に賛成しなかったことになる。(毎日)≫
この記事によると、
○第5審査会は男性7人、女性4人で、平均年齢34・27歳
⇒11人全員が起訴すべきであると判断し「起訴相当」となった。
○第1審査会は男性4人、女性7人で、平均年齢49・81歳
⇒4人以上の審査員が起訴すべきでないとの意思を示した結果、「不起訴不当」となった。
ワイドショーの影響を受け易い中高年女性ほど小沢氏に厳しい結果を出すように思えるが、平均年齢が高く女性が多い第1審査会が、起訴相当より軽い不起訴不当だったことは興味深い。補助弁護士が冷静な説明をしたのであろうか。それとも、時間と共に小沢問題の本質を国民が知るようになったのであろうか。
審査員の平均年齢は、どちらもネットユーザー層とも重なる。現在の審査員の平均年齢は不明だが、必ずや、ネット空間に埋もれる真実に触れる機会を持つ人々であることを祈りたい。
願わくば、元特捜検察官で政治資金規正法にも明るい郷原氏の存在を知り、同氏の見解を参考にしてくれたらと思う。
■ネット空間に埋もれる真実
第五検察審査会の1回目の審査結果は、11名全員が起訴相当と判断した。これは、中立性に疑問ある法律事務所に所属する政治資金規正法を知らない補助弁護士に誘導された結果であるとも言われている。
何しろ政治家と秘書との関係を、暴力団組長と組員との関係に例えるヤメ検補助弁護士の説明による結論ならば、あの感情的で驚くべき「起訴相当」の結果も仕方あるまい。
私は、それに加え真実を伝える情報が少なかったのも原因だと思っている。いや、真実を伝える情報が埋もれてしまったという表現が正しいかもしれない。
当時の審査員も、「小沢一郎」とネットで調べたはず。郷原氏はじめ有識者が懸命に真実を情報発信されたが、当時は記者クラブメディアが垂れ流す検察リーク情報や、あろうことか一部の心ない民主党議員らの小沢氏に対する誹謗中傷、それを記事にする無数のブログがネット空間を埋め尽くし、真実を伝える情報が埋もれてしまたように思う。
時系列で見てみる。
【小沢氏「起訴相当」】東京第5検察審査会の議決要旨で、東京第五検察審査会が「起訴相当」と判断したのが4月27日。http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100427/crm1004272303048-n1.htm
検察審査会 小沢一郎氏の「起訴相当」を議決で、4月6日に東京地検特捜部の検事から意見聴取を行っている。 http://opinion.infoseek.co.jp/article/861
その際、担当検事から、
「起訴されれば、有罪になる可能性がゼロではない」
との趣旨の発言があったといわれる。
また、驚くことに、4月15日には、こんな報道もなされていた。
小沢氏の裏金献金疑惑 「1億円以上提供」 水谷建設元最高幹部が本紙に証言
(産経)
審査員が結論を出す時期に、こうした悪質な報道が相次いだ。
私は、4月16日に、なんとなく嫌な予感がしたので、見えない審査員に向け郷原氏の著書を読んでから判断して欲しいとツイートしたが、その悪い予感は的中してしまった。ところが、なぜか今、それほど嫌な予感はしないのだ。幹事長を退きメディアの異常な小沢批判も静まったからだろうか。
■7月15日、東京第一検察審査会「不起訴不当」
その後、7月15日には、もうひとつの東京第一検察審査会が、「起訴相当」より1つ軽い「不起訴不当」と判断した。東京第五審査会が1回目の審査結果を出した4月末からおよそ2月半を経ての結果だった。
第五審査会の「起訴相当」の判断後には、郷原氏の
検察審査会の「起訴相当」議決について...とんでもない議決、あぜんとした
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2010/04/post_558.html
など、情報発信力ある識者が真実を伝え、多くのブロガーが記事にしてツイートした。
また、この頃からメディアの批判の矛先が、普天間問題など小沢氏より民主党政権に移ったことも影響していると思う。大阪地検特捜部が逮捕、起訴した厚労省局長の公判で、検察官が証拠請求した供述調書の大半が却下され、特捜検察のずさんな捜査が明らかになった。検察への不信感が増したことも影響したように思える。
いろいろ思いを巡らしたが、第五検察審査会の2回目の結論は民主党代表選後の10月になるという。その時期が近づくにつれ、小沢氏に対する検察リークによる様々な誹謗中傷報道が繰り返されるのであろう。産経が、読売が、ある日、突然1面で・・・。さてさて、この先、どんなリーク報道があるだろうか。
いや、検事総長が交代したので、検察の姿勢が変る?甘いかな?
・ 検察審査会制度Q&A
http://www.courts.go.jp/kensin/q_a/index.html
・【小沢氏「不起訴不当」】第一検察審査会の議決要旨
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100715/crm1007152105031-n1.htm
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