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2010-08-17 23:59:22
小沢さん。
お願いです。
9月の「民主党代表選挙」に、立候補して下さい。
先の参院選以後の『民主党』政権の変節は酷すぎます。
タナボタで首相の座を物にして以来の、菅直人氏の無能ぶりには、有権者として、国民として、ほとほと愛想が尽きました。
そもそも、小沢さんご自身が一番良くご存知の通り、貴方を除いた民主党議員達に、政権担当能力は有りません。
我々素人がみても、明らかです。
我々日本国民は、戦後連綿と続いた『自民党政権』下での庶民の苦しみに、散々耐えさせられて来ました。
かつて、「国民の生活」を第一にスローガンに掲げた政党など、『共産党』以外に有りませんでした。
勿論、幾度の選挙の度毎に、「生活第一」なる標語を選挙ポスターに書き込んでいた候補者や、政党はあまた有りました。
しかし、いずれも「白々しい」選挙の為だけの<空論>であった事は、我々国民は、ちゃんと見抜いておりました。
大企業だけに優遇措置をとり、土建政治と箱物行政とに、心底うんざりしておりました。
霞ヶ関の「閉鎖空間」で決められた、ダム建設や、干潟の埋め立てや、自然を破壊する河口堰や、その他上げればきりがない<無意味>で<無駄>な公共事業に大量の血税を注ぎ込み、その挙げ句に自然の生態系を破壊し、地元の住民の生活を破壊する。
一旦「官僚が決めた事」は、矛盾が起ころうと、当初の目的が意味をなさなくなって居ようと、決して止めようとせず、計画自体が不手際の極みであった事が判明してすら、官僚達は決して謝らず、譲らず、取り止めず、強引にムリを押し進めて無駄を垂れ流し続けて来たのです。
働く女性に対する社会の冷たさ。
子供が欲しくても、産めない程の所得に低さ。
子供が欲しくても、持てない様な社会環境の劣悪さ。
いじめや不登校の頻発する、官僚的で非人間的な教育環境。
上げ始めると際限が無くなる程の、社会環境の未熟さ。
上に手厚く、下に厳しい経済環境。
親が子を殺し、子が親を殺す、子供同士殺し合う、悲惨な社会。
物質のみが価値観の根拠となり、精神の豊かさを喪失した社会。
国民は知っています。
それらは皆、旧体制の政治、その政治を動かした官僚機構、がもたらした結果です。
無能な自民党の政治屋と、偏差値が高いだけの幼稚な官僚とが、彼らの利益とメンツ
だけに拘った、反国民的行政を延々と続け、庶民の生活が少しも顧みられない政治体制が、生み出した結果なのです。
そのような社会に、国民は真からの怒りを発酵させていたのです。
そして、アメリカの『意向』なる物に、全く逆らう事をし得ず、むしろ先に立って『迎合』して国益を損じてきた、戦後自民党・官僚政治に、心底腹を立てていたのです。
残念な事に、国民がいくら腹を立てようと、不満をふくれあがらせようと、それに変わるシステムを選択しうる機会を、それまで与えてもらえなかった。
そして、待ちに待った<その>機会が、ついに昨年夏、訪れたのでした。
『国民の生活が第一』
『脱官僚支配』
『対アメリカの対等な外交』
実に当たり前の、それこそ我々国民が常に<渇望>していた政策が、実行されうる可能性が「目の前に現れた」とき、我々国民は本当に<社会の変革>を予見しました。
それまでは、『野党』が「野党」で居る事だけに満足してしまって、実際に「政権交代」を目指した選挙戦が無かったのでした。
従って、国民に、日本の社会の変革を期待出来るチャンスが、無かったのです。
昨年8月、やっと、本当にやっと、そん可能性を手にしたのでした。
しかるに、その後の事は、今更蒸し返すまでもなく、ご存知の通りの酷い有様でした。
『検察』という「狂気の集団」による抵抗が無ければ、あの後『小沢内閣』が誕生していた筈でした。
そうすれば、『普天間飛行場』の移転問題は、「基地の撤去」と「グアムへの移転」と言う形で、早々と決着がついていた事でしょう。
官僚共の抵抗は、もっとはっきりと「封じ込められて」居た事でしょう。
返す返すも残念な事でした。
悔しかった。
旧体制下で散々好き放題に日本を私して来た『既得権益』層は、考えうる限りの抵抗をして来ました。
マスコミの主導で、一般国民を誘導して、「脱官僚政治」を潰し、「国民の生活が第一」なる発想を潰して来ました。
それもこれも、小沢さん、貴方が表立ってお働きになれなかったからです。
私は、このつたないブログの場で、常に繰り返して来ました。
「検察のでっち上げ捜査の矛盾を解明し、国民に理解させる機会を造って欲しい」と。
『国の司法機関が捜査をした結果<不起訴>となった訳ですから、これで問題は総て解決したと、考えます』
では無く。
散々「一方的に不正だと決めつけられた」資金の動き、不動産購入の際の支払い方法と、その資金ぐりの担保のやり方、会計報告上の手続きのプロセス、総てを「微に入り細に穿って」正確に詳しく、皆が理解出来る様に<パネル>でも何でも使って、如何に検察が「誘導的であったか」を解りやすく、途中をはしょる不完全報道では無く、完全生中継のカメラを入れての『ワンマンショー』をやって頂きたかった。
さすれば、いかな<付和雷同>する思慮浅い一般国民であろうと、理解出来た筈。
さすれば、如何に偏向マスコミが騒ごうが、一旦理解した国民は、絶対について来るのです。
庶民は、付和雷同しやすく、しかし一旦そっぽを向けば、もはや振り返る事無く、一斉に新しい方向に向いて行くのです。
そのような庶民感情など、当然ご存知の筈ですね。
野党が<審問>を望んだ事を、後悔する程に「完膚なきまでに」事を明らかにしてやれば良かったのです。
鳩山さんの時は、まだ仕方なかった。
始まったばかりであった。
官僚のサボタージュと、閣内からの足の引っ張り合いに、良く耐えられたけれど、あの時点では所詮はあの程度の『首相』だったのです。
本当は、『政府と党との分離』にこだわらずに、もっと彼をサポートしてあげて頂きたかった、と言うのが支持者としての思いです。
もし、貴方が「表立って助言」したりなさったら、即、マスコミの袋だたきが解りきっていた事は、周知の事実です。
でも、そのような事は、「重要な結果」を出せれば、打ち勝てる事では無いかと、考えます。
そして、W退陣。
しかし菅直人首相になって、民主党政権はあまりにも酷い。
お分かりの通りです。
この10ヶ月で、既に国民の間では、バカバカしくも『7奉行』などと呼ばれている面々が、如何に「使えないか」が十分に知れ渡っています。
それでも尚彼らは、あの「酷い参院選」に対して何の責任も取ろうとせずに、<あの布陣>で「これからの難事を乗り切れる」と思っているらしい。
もはや、語るに落ちたと言う物です。
彼らは、未だに「小沢か反小沢か」などと声高に発している。
日本の明日の事を、全く無視して。
彼らは、国政の何たるかなど、全く何も解っていない。
「民主党に政権担当能力は無い」
そんな<クルー>に、日本丸の操船を任せるわけにはいかないのです。
そして、一刻の有余も出来ないのです。
今こそ、『剛腕』が必要なのです。
私は故有って、フランスに暮らす身です。
(ちゃんと在外投票をしています)
この国では、検察に狙われている政治家は、トップになろうと努力します。
国家のトップで居る以上、訴追される事も無く、いわば<アンタッチャブル>で居られるのですから。
彼のジャック・シラク氏も、大統領当選前のパリ市長時代の「不透明経理」で、訴追されかかっていました。
だからこそ、からは『大統領』にならざるを得なかった。
そして、再選される必要が有った。
その『在任中』の仕事ぶりで、一般国民の支持を味方につけ、退任後も検察に手が出せない様にしてしまったのです。
本当に「仕事のできる」政治家は、そのような物では無いでしょうか。
そして、小沢さん、貴方はまさに、その様なレベルの政治家なのです。
未来永劫、アメリカに貢ぎ続ける様な祖国は、見ていられません。
単に<対等>に付き合おう、と言う事すら誰も考えない。
この狭い国土に、あれほどの米軍基地を置かれ、あれほどの潤沢な経費を支払っている。
我が祖国は、世界に類をみない、『異常な独立国家』です。
現民主党執行部にとって、09年の『マニフェスト』が重いそうです。
「出来る事なら、かかわり合いになりたくない」のがミエミエの姿勢です。
私たち有権者は、そのような民主党に投票した覚えは有りません。
代表選など、数字で言えば『小沢グループ』は勝てる筈。
しかるに、「菅直人続投」の声が、ドンドン増えつつ有る。
民主党内の「反小沢勢力」のあがきとは言え、それを伝えるマスコミの影響力を考えると、ぐずぐずしていると、<小沢包囲網>が出来上がってしまうのを、真に恐れるものです。
小沢一郎さん。
代表選にお立ち下さい。
そして日本を、導き直して下さい。
政権交代を、あたかも己の実力と勘違いして、おのれの手柄の如くに勘違いして、「権力の座に甘んじて腑抜けになる」だけならまだしも、日本をミスリードする事が解りきっている以上、座して見守る事は許されません。
そのためにも、代表選立候補に際して、ぜひ国民全体に向かって発信して下さい。
「小沢はこう考える」
「小沢はこうしたい」
「小沢はこうする」
と。
一般国民は、貴方を正確に理解をしていません。
民主党員ですら<理解>できていないのですから、一般大衆が理解するのは困難です。
『国民の生活が、第一』
『脱官僚政治』
『アメリカとの対等な関係の構築』
スローガンは知っています。
しかし、その持つ真の意味が、いまいち理解されていません。
小沢は、首相となって、何をどのように実現したい、と考えているのか。
どのような手段で、どのように展開して行くのか。
それによって、何がどう変わるのか。
大きくはっきりと説明して下さい。
最初から「敵に手の内を見せる」事になろうと、ぜひそれが必要です。
さすれば、大多数の国民は、貴方の理想と考え方、それから行動力を理解するでしょう。
そうなると、マスコミが如何に悪意をもって<恣意的>に世論を誘導しようとしても、盤石の結果となる筈です。
その時こそ、検察審査会も、東京地検も、マスコミも、総てを払拭して、日本の明日を目指して突き進める、広々とした大路が、貴方の前に、私たちの前に、日本の将来の前に、開け亘る事でしょう。
日本は、小沢を必要としています。
貴方しか居ないのです。
そして、貴方は「今この時そこに居る」のです。
貴方の『命』を、私たちに下さい!
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