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9月の民主党代表選で菅直人首相の再選を支持する議員の間で、再選を果たした場合の小沢一郎前幹事長の処遇について、意見が割れている。「党内融和」か「脱小沢」かの判断は、再選戦略やその後の政権運営に大きく影響するだけに、首相も慎重に党内情勢を見極めている。
鳩山由紀夫前首相の退陣表明を受けた6月の代表選で、首相は「しばらくは静かにしていただいた方がいい」と小沢氏の要職からの排除を宣言。就任時には党幹事長や主要閣僚に小沢氏に批判的な実力者を充てた。こうした「脱小沢」路線の継続を主張する議員は、前原誠司国土交通相や野田佳彦財務相を中心とするグループに多い。
ある中堅議員は、小沢氏が党の資金や国政選挙での公認権を握る幹事長ポストに就くことを警戒、「小沢氏にすり寄れば、実権を奪われ菅政権は短命に終わる」(中堅議員)と漏らす。報道各社の世論調査で持ち直した内閣支持率への影響を懸念し、小沢氏に近い議員を幹事長などの要職や重要閣僚に起用することに反対する声もある。
これに対し、荒井聡国家戦略担当相ら菅グループには人事面での「党内融和」を求める議員が多い。再選を果たすには、首相に批判的な議員を取り込んだ方が有利なことや、党内に批判勢力を抱えた状態で衆参で多数派が異なる「ねじれ国会」を乗り切るのは容易でないとの判断だ。
「しっかり挙党態勢を作り上げることが今一番求められている」。荒井氏は17日の講演でこう指摘してみせた。鳩山氏は同日北京で、「挙党態勢」を前提に首相の再選を改めて支持しており、「脱小沢路線」を貫けば、鳩山氏と小沢氏が連携して再選が危うくなりかねない。
「代表選の後の話を、今こういった場で申し上げるのは(いかがか)。そういう時期ではない」。首相は同日夜、代表選勝利の場合の小沢氏の処遇について記者団に問われ、答えを避けた。ただ、首相は親しい議員に「(小沢氏から)取引(の話)があったとしても、乗らない」と、人事で事前に「手形」を切ることはないことを伝えている。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol
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