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植草一秀の『知られざる真実』 最近のトラックバックより
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2010-08-17 01:21:41
見苦しい朝日の悪足掻き
以下に転載した8/16の朝日の社説であるが、またまた呆れさせてくれる内容であった。
しかしここまで低劣な内容で、その狙いまで読者には見透かされていることと思うのだが、もはやなりふり構っていられなくなって久しい。恥を恥とも思わないようである。
(転載開始)
党首選のあり方―政権交代時代にあわない
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1
民主党の代表選が9月に行われる。目前に迫ってくる前に、党首の選び方のそもそも論を考えておきたい。
今回の民主党代表選になにか釈然としない思いを抱く人も少なくないと思う。疑問は大きく二つあるだろう。
仮に菅直人首相が敗れれば、新代表が首相になる。毎年のように首相が代わったあげく、今度は3カ月でお払い箱か。こんなに短命政権続きで日本は大丈夫か。それが、疑問の第一だ。
次に、菅氏は先の参院選で自民党に敗北しても首相を辞めなかったのに、なぜ一政党内の手続きにすぎない投票の結果次第で首相を辞めなければならないのか。それが第二の疑問だ。
むろん9月の代表選は公明正大にやってもらおう。それとは切り離して、今後の党首選のあるべき姿を今から議論しておくことは有益だと考える。
日本の首相は大変である。政権を維持するのに乗り越えなければならないハードルが実に多い。政権選択がかかる総選挙、中間評価としての参院選、それに加えて党首選も、だ。どれも、しくじったら退陣に追い込まれかねない正念場である。
永田町の抗争局面である「政局」がほとんど毎年のように首相を脅かす。これでは内政外交の重要課題に腰を据えて取り組むどころではない。
代表選をにらんで党内を刺激しないよう気を使い、精彩を欠く菅首相の現状はその象徴だろう。
ハードルの多さが政権を弱体にし、ひいては短命政権の連続にもつながる。日本政治が急いで解決しなければならない宿題である。
自民党の一党支配が盤石だった頃、首相は党総裁選で事実上、決まった。総選挙を通じた政権交代など想像できない時代だったから、それが通った。
いまは、有権者が総選挙を通じて新しい首相を直接指名し、政権交代を起こしうる時代になった。
総選挙よりも党内手続きを優先し、党の都合で首相を交代させる従来のやり方は正当性を失ったといっていい。
有権者が「自分たちで選んだ」という意識を持てない首相は、最初から基礎体力を奪われているに等しい。
小泉内閣後、総選挙を経ずに生まれた安倍、福田、麻生各内閣の発足時の内閣支持率は63、53、48%と、たらい回しの度に低下。昨年の総選挙で生まれた鳩山内閣は71%、菅内閣60%だ。
改革の方向ははっきりしている。
現状では党首の任期は総選挙の時期と無関係に決められているが、これを見直すことである。
民間有識者らがつくる「21世紀臨調」は、党首の任期を総選挙のサイクルと一致させるよう提言している。首相候補である党首は、原則として次の総選挙の前に選挙する。
現実的なアイデアだろう。
(転載ここまで)
>仮に菅直人首相が敗れれば、新代表が首相になる。毎年のように首相が代わったあげく、今度は3カ月でお払い箱か。こんなに短命政権続きで日本は大丈夫か。それが、疑問の第一だ。
鳩山民主党政権を短命に終わらしめたのは一体何であったのか、あるいは誰であったのか、よく考えてから書くべきだろう。直接の致命傷となったのは普天間移設問題であったが、当初県外、あるいは国外へと謳った方針が支持されていたのは明らかであったのだから、メディアとしてもそのあたりをプッシュすべきところ、まんまと安保マフィアの利益を確保すべく『迷走』報道を繰り返し、鳩山潰しに邁進していたのは一体どこの誰であったか。鳩山自信の決断力に負う部分は確かに大きかったのも事実とはいえ、前述の安保マフィア、官僚、大メディアではなかったか。
また現状では、3か月でお払い箱となったとしてもそれは妥当な評価と言えるだろう。政治主導の放棄、既得権益を持った特権階級の解体とそれに伴う国民主権の実現、早急な経済対策等、何一つ動く気配すらないというのが菅内閣に対する現状の評価だ。そのような内閣にいつまでも居てもらっては困るのだ。
>次に、菅氏は先の参院選で自民党に敗北しても首相を辞めなかったのに、なぜ一政党内の手続きにすぎない投票の結果次第で首相を辞めなければならないのか。それが第二の疑問だ。
何を今更言い出しているのだろう?それならば菅氏は参院選後に辞任すべきであった、というのが論理的帰結というものだ。ただ菅続投を主張したいだけとしか受け取れない。
>日本の首相は大変である。・・・・永田町の抗争局面である「政局」がほとんど毎年のように首相を脅かす。これでは内政外交の重要課題に腰を据えて取り組むどころではない。
白々しいにも程がある。政治家が政治やなら大新聞など政局屋だ。偏った、あるいは誤った記事を垂れ流し、先入観を植え付けレッテルを貼り、読者を誘導、扇動するのが唯一の目的であるような報道機関とは呼べない代物でしかない者が今になって言うことではないだろう。
>いまは、有権者が総選挙を通じて新しい首相を直接指名し、政権交代を起こしうる時代になった。
総選挙よりも党内手続きを優先し、党の都合で首相を交代させる従来のやり方は正当性を失ったといっていい。
何度も言うが、何を今更・・だ。否が応でも菅続投、間違っても小沢一郎が主導権を握るようなことはあってはならないようである。どんな不都合があるというのか。小沢が前に出てきた場合、こんな不都合があります、というのを列挙してみてはどうか。彼らにとっての不都合が国民には好都合であったりするのではないだろうか。
>改革の方向ははっきりしている。
そう、はっきりしている。まず記者クラブは百害あって一理もないので解体しよう。報道とカネの問題はそれがある限り民主主義を歪ませることになるので、徹底的に解明しよう。日本のメディアが日本国民に向けて発行し、中立な報道機関を名乗るのであれば米国への情報提供者となるようなスパイ行為は禁じよう。・・・と論旨をすり替えて、新聞社にお返ししたい。
>民間有識者らがつくる「21世紀臨調」は、党首の任期を総選挙のサイクルと一致させるよう提言している。首相候補である党首は、原則として次の総選挙の前に選挙する。
現実的なアイデアだろう。
最後のこの部分、制度的にはそうすることには賛成する。しかしこの社説からは次の民主党代表選から適用して欲しいという身勝手な願望しか読み取ることは出来ない。
朝日もいい加減、何を言いたいのかはすでに見透かされているのだから、『党首選のあり方―政権交代時代にあわない』などと綺麗事に逃げるタイトルなど付けずに、『都合が良いので菅内閣続投を』みたいな明瞭なタイトルでも付けたらどうか。
ネットで無料で見れるから、またネタ探し的な意味合いでこれを読んだわけだが、金を払って読んでいる人にとっては全く堪ったもんじゃない、と言うほどの白々しさに溢れた記事だと思う。もはやジャーナリストとしての矜持の欠片もないのだろう。どこまで落ちれば気が済むのだろうか。
もう経団連企業や創価やらの広告とリーク情報と、それらの提灯記事でも書いて「既得権益保護特権階級集団」として内輪でやっててくれ、と言いたくなる。もはや広く国民に対する報道機関としての地位はないし、それに値するクオリティもないだろう。
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