http://www.asyura2.com/10/senkyo92/msg/585.html
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http://31634308.at.webry.info/201008/article_15.html
小沢氏の陸山会事件で東京第一検察審査会の「不起訴不当」を受けて東京地検特捜部が、また４度目の小沢氏への事情聴取を要請しているが、小沢氏側から「代表選への影響を避けるため」との理由で事情聴取は代表選挙後にしてほしいと要望し、特捜部も了解したと以下の報道があった。
小沢氏、４回目聴取は代表選後…不起訴見通し
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100806-849918/news/20100816-OYT1T00541.htm
この新聞見出しには、事情聴取をまだしていないのに「不起訴見通し」と出ている。当然司法記者クラブの取材で検察側からそのような情報を得ているのであろう。ある意味出来レースである。それにしても既に３回も事情聴取して不起訴としているのに、ど素人集団にまだ調査が足りないと言われている検察の権威も糞も無い。
ただ今回の事情聴取を代表選挙後にしてほしいと小沢氏側が述べた理由を勘ぐってしまう。以下のようないくつかの理由が考えられる。
１）「代表選への影響を避けるため」を文字通り受け取れば、本人が立候補するため
２）本人は立候補しないが、自分が推している候補者に影響するため
３）今代表選で諸々の用事があるので、事情聴取の時間がないため
今この代表選に向けて多くのブログで様々の推測がなされている。このブログのスタンスは小沢氏は日本のために立候補し首相になって、もう一度昨年夏の総選挙での政権交代の原点に戻り仕切り直して貰いたいと考えている。この中で、マスコミの大手の朝日新聞が昨日の社説を今の時期に以下のような内容で出して来た。
党首選のあり方―政権交代時代にあわない？
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1
民主党の代表選が９月に行われる。目前に迫ってくる前に、党首の選び方のそもそも論を考えておきたい。今回の民主党代表選になにか釈然としない思いを抱く人も少なくないと思う。疑問は大きく二つあるだろう。仮に菅直人首相が敗れれば、新代表が首相になる。毎年のように首相が代わったあげく、今度は３カ月でお払い箱か。こんなに短命政権続きで日本は大丈夫か。それが、疑問の第一だ。
次に、菅氏は先の参院選で自民党に敗北しても首相を辞めなかったのに、なぜ一政党内の手続きにすぎない投票の結果次第で首相を辞めなければならないのか。それが第二の疑問だ。むろん９月の代表選は公明正大にやってもらおう。それとは切り離して、今後の党首選のあるべき姿を今から議論しておくことは有益だと考える。 （以下省略）
上記の社説に「今回の代表選に釈然としない思いも抱く人も少なくないと思う」と書かれているが、これを思っているのは朝日新聞だけではないか？二つの疑問を挙げている。一つは、「首相短命説」である。これはマスコミと言えども言い過ぎである。この短命説には自民党時代の安部首相、福田首相、麻生首相も含まれているのであろう。
今回の民主党の代表選挙は、以前の自民党時代と違うだろうと言いたい。鳩山氏が退陣して菅氏が代表になったのは、くしくも田中真紀子氏が暫定内閣でしょと言ったことに象徴されている。つまり樽床氏には悪いが、民主党支持者でも知らない全く無名な候補者が出てきて次期総理大臣候補となる代表選挙自体が在り会えないのである。そのような代表選挙から選ばれた菅氏を日本国の総理大臣でいいのかと、逆に朝日新聞に問いたい。
少なくとも今回の民主党の代表選挙は与党として正式な代表選挙である。なぜなら約３５万人の党員・サポーターも参加する選挙である。党員・サポーターから見れば、菅代表となった選挙での対抗馬が無名の樽床氏だけであったことは到底認めることが出来ない。朝日新聞は、鳩山政権時は社説でも足りず、天声人語までも動員して鳩山政権を口を極めて攻撃していた。少なくとも朝日新聞が享受している利権等と鳩山政権が挙げた政策と利害が反していたのであろう。
菅政権になってから明らかに批判が少なくなった。これは菅政権が官僚政治に戻り、昔の自民党の政治に戻ることを歓迎していると見ている。少なくとも民主党支持者でも菅代表は正当な選挙で選ばれた代表と思っていない。暫定代表である。９月の代表選挙が全国の党員・サポーターも参加する正当な選挙で、朝日新聞の疑問は全く当たらないと考える。
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