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2010年08月17日
断っておくが、小沢一郎に直接確認したわけではない。(笑)
あくまで筆者の現在の民主党内の動き及びマスメディアの論調等を吟味した結果、小沢一郎が民主党代表選挙の9月1日告示日に手を挙げる確率が一段と高まったと判断したと云うことである。願望、予想の類よりは相当確率の高い推察だと思っている。
既に拙コラム「機は熟した。小沢一郎は内閣総理大臣に向かって驀進せよ!」、「まさに小沢一郎の胎動が始まった!朝日がビビり出した(笑)」、「菅直人の有力対抗馬が居ない?小沢への花道を開けて(空けて)いるだけだ!」で内閣総理大臣・小沢一郎必要論を3日連続で執拗に主張させて貰ったが、その待望論、必要論の答えが間もなく小沢一郎の口から発せられるのではないかと大きく期待する情報が溢れだしている。
これら情報は必ずしも、小沢一郎の出馬を直接的に示唆していないものもあるが、状況判断には充分に役立つ。同氏の出馬の可能性が益々具体的になった為に発せられる敵方の情報は貴重なのである。
まず、真っ先に上げなければならないのが朝日新聞16日の信じられない程の「間抜けな社説」である。色々と訳の判らん御託をぞろぞろと並べたようだが、最終的に民主党の代表選の時期がおかしいと、告示日2週間前に泣言を言いだしたのである。バカバカしいので引用は眼の毒になるので自重するが、薄らトンカチでも言わないような愚痴に近い社説なのが笑える。これを書いた論説委員は完璧に暑さで脳がマヒしているか味噌が腐っている。
朝日の社説は「首相がコロコロ変わるのは如何か?」の論調から一歩も出ていない話だ。しかし注目すべきは、なぜ朝日新聞のレベルの社説でこんな泣言・愚痴を書いたのかが重要だ。9月14日の民主党代表選、応援している菅直人が負けるなんて認めたくもないと駄々をこねる3歳児のようである。菅直人の代表継続が優勢であれば、書くはずもない社説なのだ。多分、小沢出馬濃厚と読んだ上で書いたものと思われる。
岡田外相はウッカリ、検察審査会の結論延期で、「小沢さんは出にくいだろう」と観測気球を上げてしまった。菅・仙石ラインの法務官僚との陰謀が半分バレたような発言をしてしまった。これは民主主義政治、三権分立原則の中で言ってはいけない発言だった。まして彼は閣僚である。多分政治生命は終わった。
菅・仙谷・枝野・玄葉は絶対数の少ない票読みをしても仕方ないと、小沢勢力の邪魔をする姑息な陰謀計画をシコシコ密談しているようだ。勝てる選挙なら、小沢のように堂々と構えているだろう。政権を握っていながら、コソコソザワザワ、どうにもなりゃしない。(笑)
産経新聞に至っては「小沢と菅の一騎打ちがみたい!小沢出てこい」とおびき出し戦術紛いの変化球を投げている。最期の方で自己主張を我慢できずに「出てきたら政治とカネの説明をせざるを得ない」と馬脚を現わすあたりが可愛い。(笑)
つまり小沢が出てきたら政治とカネで追求するぞと云う警鐘なのだが、屁でもない脅しだ。金の問題は司法の問題であり、決着は三権の一つ司法が行う領域であるの一言で済む。
原口総務相の「小沢一郎さんという大きなナタを使わないでこの困難な時期(への対応)ができるか」との発言が、何故か解説では「小沢一郎を重要なポストで処遇せよ」と何やら意味不明なモノに言い換えられている。原口は大ナタをどの適材適所で使うかまで言及はしていない。原口に小沢氏の去就を云々する勇気もないし、生方じゃあるまいし馬鹿でもない。
以上が小沢一郎が出馬しにくい方向に向かわせる情報だが、何と云うことは無い、冷静に分析すれば「小沢出馬、ヤバいぞ!」と慌てている様子がうかがい知れる。
政治の世界「一寸先は闇だ」等と難しく語るジャーナリストや評論家も多いが、自分たちの仕事は難しいのだと、高度なことをやっている人種だと自慢しているようなものだ。多くの場合、充分な情報収集と観察を行えば、自ずと分析上の答えは見つかるものである。案外、常識が通用するのだ。(笑)
民主党代表選の主題は「09年マニュフェスト」をどうするかが焦点である。菅直人は見直すと言っている。小沢・鳩山は回帰すべきと言っている。鳩山の研修会に小沢が出席するかどうかが決め手とマスメディアは騒いでいるが、必ずしも出席云々がすべてではないだろう。19日に小沢は態度を表明するのは早過ぎるとみているかもしれない。
ウッカリすると、鳩山研修に菅と仙谷がノコノコ首を出す危険もある。鳩山の性格から考えると「帰ってくれ」とは言えないだろう。小沢・鳩山分断の為なら奴らならやりかねない。
しかし、鳩山研修でアノ佐藤優が講師に招かれ、講演をすると云うのは注目に値する。話題は外交話の流れから、沖縄普天間基地問題に必ず行きつく。期せずして「沖縄等米軍基地問題議員懇談会」のメンバー20人が沖縄を訪問する。鳩山の子分川内議員と小沢ガールズの面々、誰が見ても菅・仙谷への揺さぶりだ。
鳩山は、辞任に追い込まれた普天間問題を蒸し返す強い民主党リーダーを応援しようとしている。09年マニュフェスト+普天間移設の白紙撤回を怨念のように期待している。
このマニュフェスト回帰と普天間移設白紙撤回とネジレ国会の舵取りが出来る政治勢力の結集を強く望んでいる。そして、自分が頓挫した元凶、米国の圧力、霞が関の抵抗、マスメディアを無視する図太さを兼ね備えた強いリーダーの出現を願っている。
それが誰であるか、百人が百人知っている。勿論、なって欲しくない、認めたくない、なられたら困る人間はゴマンと居る。(笑) しかし、民主党が国民に最終的に認められる筋道は、国民との約束を歯を食いしばって実現させる意欲と根性、そして力を持つ「小沢一郎」しか居ないのである。
おそらく民主党議員の250人近くが小沢一郎のひと声を固唾をのんで待っているのだろう。だから小沢を差し置いて、無礼にも手を上げる菅の対抗馬が不在なのだ。
もしかすると、小沢一郎が代表選に出馬すると明言した瞬間に菅直人と云う男はポスト欲しさに白旗を上げる可能性はある。しかし、それを許してはいけない。許す時は、菅直人が政治家でなくなった時にすべきである。あのような人間的に許せぬ男は、末席にすら置くものではない!
万が一、小沢一郎が代表選に出馬しないとなった時は、日本の政界はガラガラポンと音を立てるのかもしれない。
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