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小沢一郎氏周辺の刑事問題に関する五つの真実 (植草一秀の『知られざる真実』)
http://www.asyura2.com/10/senkyo92/msg/542.html
投稿者 明るい憂国の士 日時 2010 年 8 月 16 日 18:39:34: qr553ZDJ.dzsc
 

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/post-378c.html
2010年8月16日 (月)14:50

小沢一郎氏周辺の刑事問題に関する五つの真実 


 メディアは小沢氏攻撃を続けているが、ネットを通じて小沢氏に関する五つの事実をすべての国民に徹底的に周知させてゆく必要がある。
 

 第一は、小沢氏に関する「政治とカネ」問題の詳細である。昨年の三三事変(http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-cee1.html)は、秘書大久保隆規氏が政治献金を受けた政治団体名を正しく記載して報告したのに「虚偽記載」だとされて逮捕された事案である。大久保氏のこの問題での無実は早晩明らかにされると思われる。
  

 一一五事変(http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/post-007a.html)、四二七事変(http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-163e.html)は、2004年10月に小沢氏の資金管理団体が不動産を購入した件について、
@収支報告書での記載が2005年になったこと、
A一時的な資金繰りをした資金の出入りが記載されなかったこと、
の2点が問題にされているが、
@については不動産登記が2005年にずれたこと、
Aはこれまでの運用で資金繰りの記載が省略されていたこと、
が背景であり、本来、刑事事件として立件するような事案ではない。
 

 第二は、検察審査会の審査補助員を務める弁護士の選任方法が不透明(http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/post-ea3b.html)であることだ。検察審査会の審査では、審査補助員の弁護士および事務局が提供する基礎資料が決定的に重要な役割を果たす。審査補助員を恣意的に選定すれば、検察審査会の決定を誘導することが可能になる。
 

 第三は、検察審査会の委員がくじ引きで選ばれるとのことだが、無作為で選ばれた市民がそのまま委員に就任するのかどうかが明らかでない。面接審査などがあるとすれば、運用のあり方によっては、委員選定に恣意が入り込む可能性が生まれる。
 

 第四は、東京第五検察審査会で審査された事案の申し立て者がある団体の代表者である(http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/a50c187eedb2e2ea9f88afea0a34ecb1)と伝えられている問題だ。
 

 検察審査会法第2条2項、30条は、審査申立は、告訴者、告発者、事件についての請求をした者、犯罪被害者(被害者が死亡した場合においては、その配偶者、直系の親族又は兄弟姉妹)が出来る 定めているが、今回の審査申し立て人が、この要件を満たしているのかどうかに疑念が提起(http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/1fdcf7ed2961b03da44d97e2e5dd9fc6)されている。
 

 「在日特権を許さない市民の会」(「在特会」)代表の桜井誠(ニックネーム)氏は、自身のブログ
http://ameblo.jp/doronpa01/
で、桜井氏が審査申し立てを行ったと記述している(2010年2月5日付記事および2月11日付記事)。
 

 この記述が真実に基づいているとする場合、この申立人が検察審査会法の定める申立人の要件を満たしているのかが問題になる。

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上記ブログには、
「検察審査会事務局では、審査申し立ての手続きについて説明を受けました。本来であれば告訴・告発人でなければ審査の申し立てはできないのですが、小沢一郎は国会議員という立場であり、なおかつ被疑事実も「政治資金規正法違反」という公金に関わる問題であるため、全国民が被害者という立場で申し立てを行うことができることを確認しました。(ただし、検察審査会側の判断によっては申し立てを却下する場合もあるとのことでした。)」
との記述がある。
 

 検察審査会事務局の説明が真実だとすると、政治家に関係する事案では、ほとんどすべてについて、すべての国民が検察審査会への審査申し立てができるということになるだろう。この解釈が正しいのかどうか、政府の公式見解を確認する必要がある。
 

 第五は、小沢氏に対する不起訴を不服として検察審査会に審査申し立てを行ったのが在特会代表の桜井誠(ニックネーム)氏であることが仮に真実だとすた場合、このことが報道などで国民に知らされているのかが問題になる。
 

 在特会については、8月10日に幹部4名が、京都朝鮮第一初級学校(京都市南区)の周辺で拡声器を使い授業を妨害したなどとして、京都府警に威力業務妨害容疑などで逮捕された(http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/9cc6f72b9d11d50ef79363e653cb0365)が、このことも事実に即して正しく報道される必要がある。
 

 上記した桜井誠氏のブログには以下の記述もある。
「不起訴決定後、極力早く審査申し立てを行いたかったため、今回の申し立ては桜井一人だけで行いました。小沢一郎という巨悪を眠らせてはいけないこともありますが、外国人参政権実現のために誰よりも積極的なこの民主党大物政治家の動きを止めなければならないからです。一連の小沢ショックとも呼べる政局の中で、外国人参政権問題は一時期に比べてかなり下火になってきた感があります。しかし、同問題の中心にいる政治家が不起訴になったことで、またぞろ外国人参政権法案の国会上程を目指した動きが加速する可能性があるのです。」
 

 つまり、審査申し立ての主たる動機が、外国人参政権法案に反対する点にあることが示唆されている。メディア報道は、検察審査会での審査が市民目線での立件の判断にあり、小沢氏の問題も市民団体が提起したものとしか伝えてこなかった。
 

 市民団体とは言っても、「在特会」は色の濃い団体であると感じられる。また、純粋に市民目線で問題を取り上げたのではなく、外交人参政権問題との関連で申し立てが行われたとの事実をメディアは報道する責務を負っているのではないか。
 

 小沢氏攻撃を目的に行動するメディアに公正な報道を要請をしても無駄ではあるが、主権者国民には、ネットからの情報発信と積極的な口コミなどで上記5点を周知徹底させてゆく必要がある。
 

 民主主義を破壊する最大の脅威は情報統制にある。日本の情報空間はすでに危険な水準にまで統制が進んでいる。この危険な情報空間にネットから風穴を開けなければならない。


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コメント
 
01. 2010年8月16日 19:06:58: iiRjvah6VY
小沢さんを「起訴相当」とした検察審査会の選定に関する
異様性についてはこちらをご一読ください。

小沢さんの「起訴相当」を決めた第5検察審査会の審査員の平均年齢ってどう考えたって若くない?
http://togetter.com/li/40176

全員一致で「起訴相当」の異様性については、
こちらをご一読下さい。

【拡散希望】NNN緊急アンケートの「緊急性」と検察審査会の全員一致に関する疑問
http://togetter.com/li/17527

検察審査員の選定ステップについては、こちらをご確認ください。
http://civilopinions.main.jp/


02. 2010年8月16日 19:37:33: FSyPN1ESQM
ちゃんとした検察がほしい。
でなければ、検察審査会も「仕分け対象」ということで。

03. 2010年8月16日 20:13:29: Tu9qunFIZY
検察・マスゴミ・在特会の利害関係が一致したから

申立人の不自然さが完全にスルーされて

小沢=悪のイメージだけで報道してきたマスゴミは

やはり確信犯なんだろうな

このカラクリを検証してくれるのは

どこだろう


04. 2010年8月16日 21:08:48: xUGtIFaXqg

あっそお〜!先生のとこの弁護士も在特会とお友達。
この辺のカラクリがすごいですよね〜!!


05. 2010年8月17日 15:27:03: PMdrnQmxwE
J.CAST NEWSから>菅直人首相は9月の民主党代表選で再選された場合、「脱小沢」路線を継続する方針だという。朝日新聞1面の記事を井上貴博アナが紹介する。

小沢前幹事長が「政治とカネ」の問題で世論の反発を受ける中、首相は「小沢抜き」を得策と判断したらしい。

朝日新聞調査で「距離おけ」7割
MCみのもんたが「小沢さんは国会での釈明は一切しない?」と、杉尾秀哉(TBS解説委員室長)に尋ねる。


「今のところするつもりはないみたい。菅さんも後押ししていない」と答えた杉尾は、「現実問題として、検察審査会にかかっていて強制起訴もあり得るから、小沢さんも身動きとれない」と説明する。

井上によると、朝日新聞の世論調査の数字が首相を強気にしているようだ。

世論調査では「菅首相は小沢氏と距離をおいた方がいい」が69%、「小沢氏が党内で影響力を強めるのは好ましくない」が78%に上ったという。

検察審査会が判断を下すのは代表選後だと見られているし、世論も「小沢嫌い」の向きが多いようだし、首相が意を強くするのもムリはない。

しかし、代表選の行方そのものが予断を許さない。「戦いの夏」で、関係者は一層ヒートアップしていることだろう

電通の戦略は、小沢さんに立候補を断念させる。



[削除理由]:2重投稿
06. 2010年8月17日 17:22:15: DQVKG27mJc
以前、「小沢氏がどんなに叩かれても前を向いて自分の信念を貫き通す」というCMがありました。(民主党のCMだったか自由党のCMだったか忘れましたが)
今の小沢氏の姿は正にこのCMそのものです。


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