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民主党代表選(9月14日投開票)は、1日の告示まで半月となった。立候補の意向を示しているのは再選を目指す菅直人首相だけ。各グループは盆休み明けに順次会合を開く予定で、対抗馬擁立に向けた動きも加速する。首相批判を強める小沢一郎前幹事長の動向が最大の焦点だ。
小沢氏は参院選後、公の場で発言していないが、12日付のメールマガジンで「民主党は原点に戻り、『国民の生活が第一』の政策を一つ一つ実行」する決意を表明。衆院選マニフェスト(政権公約)への回帰を唱え、党内で相次ぎ結成された「反菅」派勉強会の動きに歩調を合わせた。
最大勢力の小沢氏支持グループには「小沢さんでないと戦えない」(若手)と、同氏自身の代表選出馬に期待する声が根強い。こうした中で党内の関心を集めているのは、鳩山由紀夫前首相のグループが19日に長野県軽井沢町で開く夏季研修会だ。鳩山氏は小沢グループを招待しており、小沢氏も「都合が付けば行きたい」としている。
鳩山氏は首相の再選支持を打ち出したものの、挙党態勢の構築など条件も付け、「小鳩」連携に含みを持たせている。研修会には小沢グループから多数の議員が参加する見通しで、小沢氏本人も出席した場合、反菅派が勢いづくことになりそうだ。小沢氏に近い山岡賢次副代表らでつくる勉強会も、17日に活動を再開する。
ただ、小沢氏は資金管理団体の政治資金規正法違反事件で、東京第5検察審査会の2度目の議決を控えている。再び「起訴相当」となれば強制起訴されるため、動きにくい状況であるのも事実。党内には、代表選後の幹事長など役員人事で自らの要求を首相にのませるのが小沢氏の狙いとの見方もある。
首相への対抗馬としては、鳩山グループに所属し、小沢氏にも近い海江田万里衆院議員が意欲を示すが、実際に出馬できるかは「親方(小沢氏)の意向次第」(小沢グループ若手)となりそうだ。
◇再始動した首相
一方、首相は15日、軽井沢での5泊6日の静養を終えて東京に戻り、全国戦没者追悼式に出席するなど公務を再開した。菅グループは、対抗馬擁立の動きを見極めた上で、支持拡大に向けた取り組みを本格化させる。
これまでに前原誠司国土交通相を中心とするグループが首相再選支持を決定。野田佳彦財務相のグループも再選支持の方向で、17日から2日間、神奈川県小田原市で開く研修会で結束を確認する。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010081500090
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