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http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20100814-japon-jean-marie-le-pen-visite-sanctuaire-controverse
日本
記事の発表:2010年8月14日(土)
直近の更新:2010年8月14日(土)
日本:ジャン=マリ・ル=ペン、論争の神殿を訪ねる
発表・更新:RFI
フランス・ベルギー・イギリス・ハンガリー・ルーマニアの極右政治指導者たちが、実際に東京にいる。その中に、国民戦線党首ジャン=マリ・ル=ペンがいる。8月14日土曜日、彼らは論争の神殿、靖国神社を訪ねた。靖国には、祖国のために死んだ霊が祀られているが、1978年からは、第二次世界大戦終結時に連合国によって死刑を宣告された、14名の日本人戦争犯罪者の霊も合祀されている。この数年、小泉純一郎の首相経験者としての靖国参拝が、他のアジア諸国の怒りを引き起こしている。本日、欧州の極右指導者たちが、戦前日本の極端な国家主義の聖地にいることは、目立たずに済まない。
RFI東京駐在記者、フレデリック・シャルルの報告
靖国には、祖国のために死んだ霊たちと共に、日本のヒトラーともいうべき東条英機大将の霊も祀られている。
靖国は神道の神殿として、天皇裕仁を現人神とした日本軍国主義の思想的支柱としての役割を果たしてきた。
靖国で再会する欧州の極右国会議員たちに、はばかりはない。「戦場に架ける橋」の映画により名を残した泰緬鉄道の機関車などが、そこに保存されていても。
国民戦線の党首、ジャン=マリ・ル=ペンは言う。「靖国に行くことに後ろめたさは全くない。他の世界のいかなる慰霊碑でもそうだ。祖国のために命を捧げた戦士がいる場所ならどこでも、たとえ敵対した交戦国の兵士であっても、私は彼らに敬意を払う。『流された血は常に清らかだ』とブラジヤック(フランスのジャーナリスト。ペタン親独政権に協力し、戦後処刑された。:投稿者)は言ったが、私もそう思う。」
戦争中、少なくとも1千5百万人のアジア人に死をもたらした、東条英機や他の日本の指導的軍人の血は清らかなのか?フランス国民戦線副党首ブルノ・ゴルニッシュの答えを聞こう。「良い戦争犯罪者と、悪い戦争犯罪者がいるのだ。いい戦争犯罪者は許され、勝利者となる。彼らは、広島や長崎やドレスデン(ドイツ東部の都市。1945年2月に米英機による猛爆撃を受けた。:投稿者)や他の都市で、女性や老人や子どもを爆撃し、3千度の熱で吹き飛ばした。それがいい戦争犯罪者だ。それとは別に悪い戦争犯罪者がいる。彼らは負けた側の一員だ。」
しかし、だからといって、靖国に祀られている兵士の霊は、戦争を始めた者たちの霊と共に祀られていることに、満足しているだろうか?
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(投稿者より)
フランス国民戦線党首・ルペン氏の靖国神社訪問を伝える、フランスの国際ラジオ放送・RFIサイトの記事です。誤訳があるかも知れません。ご容赦ください。
終戦の日を前に、日本の閣僚さえも参拝しない靖国に、欧州の極右政治家が大挙して訪ねた、その理由を記事は伝えていません。
アジアの植民地独立の原因をつくった、ナチス・ドイツの旧同盟国・日本に対する、かつての植民地帝国フランスの厳しい視線も伺える記事です。
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