http://www.gendai.net/articles/view/syakai/125745
2010年8月11日 掲載

銀行マンの年収　トップ新生銀　３位あおぞら銀のデタラメ

ふざけるな！　

●外資系はやりたい放題でいいのか

　日本の銀行でもっとも給与が高いのは、三菱ＵＦＪやみずほ、三井住友の各メガバンクだと思ったら大間違いだ。
　新生銀行とあおぞら銀行、そして東京スター銀行がベスト１０に入った。

　民間調査大手の東京商工リサーチが実施した「国内金融機関１０９行の平均年間給与」調査（２０１０年３月末）。それによると、一般行員の平均は６０３万９０００円。大手行が７３９万５０００円、地方銀行６２８万２０００円、第二地銀５３９万７０００円だった。
　トップ５行のうち４行が大手行で、うち３行が８００万円超。ナント、新生銀行が８４９万円で最高、８０１万円のあおぞら銀行が３位、東京スター銀行もベスト１０に入った。

　なぜこうなるのか。
「新生もあおぞらも外資系銀行という点がカギになります」
　経済ジャーナリストの小林佳樹氏はこう指摘する。外資系銀行は給与の考え方が国内銀行と大きく異なるからだ。
「新生銀行の八城前社長は自行の給与を決して高くないと語り、この水準の給与を出さなければ、行員が他行に流出してしまうと説明していました。よい人を採ろうとしたらトップクラスの銀行並みの給与を出さなければ来てくれない。それがヘッドハンティング市場の常識であり、再建中の新生銀行がメガバンクより高いのは当然と語っていました」
　あおぞら銀の経営も新生に近いものとされている。

　もっとも、新生銀とあおぞら銀の高額な給与を当然と受け止める銀行マンは少ないのではないか。業績悪化で、両行はこの秋に経営統合することを公表していたのに、破談となった。もっとも重要な約束を果たせもせず、高給を取ることが果たして許されるのか。しかも、両行合わせると公的資金注入など、これまでの国民負担は約１２兆円に達する。

「金融庁は、新生銀、あおぞら銀の給与に強い関心を抱いています。みずほは今年の株主総会で１億円プレーヤーの役員を多数出したが、金融庁は役員報酬と一般行員の給与との格差を問題にし、適正かどうかをみずほにただした経緯があります」（小林佳樹氏）
　今後、金融庁が外資系銀行に目を光らせるのは間違いない。

【給与トップ１０】
順位／銀行名／平均給与／平均年齢
１／新生銀行／８４９．１／３８．７
２／みずほコーポレート銀行／８３１．７／３７．８
３／あおぞら銀行／８０１．２／３９．５
４／静岡銀行／７９２．８／４０．０
５／三菱東京ＵＦＪ銀行／７８７．０／３７．５
６／七十七銀行／７６０．１／３９．５
７／スルガ銀行／７４９．７／４０．２
８／東京スター銀行／７４０．２／４０．５
９／三井住友銀行／７３３．６／３３．８
１０／千葉銀行／７２９．５／３９．５
（※平均給与は単位＝万円）
　

コメント
01. 2010年8月14日 21:28:50: j9lgN8xB9A 日本政府の国家のGDPの占める割合は、なんと60％だ、 政府そのもの, 地方公益団体, 財政投融資, 公益法人, 認可法人, 商工団体,公社, 財団法人 などが国家全体を食い物にしていた. 国民からいろいろな隠れた形で政府がお金を取りつづけている。それを維持するため郵便貯金、年金積立金、官益生命保険積立金や民間金融機関、農林中金などからお金を吸い取っている。 日本型経済がマネー経済以前にすでに破産していることになる。1999年すでに政府の本当の借金は1000兆円だと云われている。毎年40兆円の新しい借金を作っているので最低借金は1320兆円だ。それももう限界に近い。アメリカは、貿易赤字をなくすために、過去日本に円高を命令した。同時に日本にもっと輸入させるために、超低金利対策を命令した。日本政府はアメリカの国益を自国の国益よりも重視した。ドイツは、アメリカの強引な命令を拒んだ。 日本はだまって従った。反対する者は抵抗勢力だと非難して見せしめに脳梗塞などで何人かが消された、その結果、高度成長の原動力だった製造業がみな、円高対策として、海外に移動した。結果雇用問題が発生した、そこで小鼠ｹｹ中が派遣緩和制度や社会保障削減(毎年2200億円削減)などを構造改革だと嘘八百を並べアメリカに財産を献上した。そんな構造改革なんてあるわけない、産業革命なら分かるが、嘘バレバレの構造改革が終焉の道を構築した。金融危機で破産なんてまやかしの付録だ。
02. 2010年8月14日 21:44:40: j9lgN8xB9A ｢無責任国家｣ 国家の指導者はバブルを崩壊させた責任もとらない、公的資金や利子を融資して利子だけ払わせて不良債権隠しに成功してもシステム仕組みの欠陥を放置させて改善しない、自分達だけが潤うことしか考えない連中、損失補填を強権してしまう国家の指導者、制度やシステムを変えないから傷口を益々広げるだけであった。国家や雇用を転覆させても罪にとわれないという矛盾点こそ無責任国家がのさばる仕組みを変えなければならない。 ｢取り付け騒ぎ｣しかし新技術、新流行を開発した企業は生き延びる 預金1000万円までの国家システムをつくり上げたが、これが盲点になり個人や企業の破産が相次ぎ、銀行の取り付け騒ぎが発生する恐れがある。銀行は返済保証のない投資信託を採用した、そのために証券や郵貯と同時に取り付け騒ぎが発生する、全国一斉に起きる、全国の銀行を閉鎖しない限り沈静化できないことになる。劣化したすべての政治経済界の緊急交代が経済信用パニックを回避できる、日本商品の世界的優位性と革命(第二次、第三次産業革命の推進)が千載一遇のチャンスになる、それを支持するものが奇跡的に成功すると見られている。
03. 2010年8月15日 00:48:48: Yb766EfjRw 公的資金を返済しない銀行に直ちに返済を要求すべし。
04. 2010年8月15日 08:22:28: eO1pWSdMiv 小林佳樹氏の発言通りだね。外資はドライだから、結果を出さなければ即クビだよ。給与が高いのは当たり前だよ。まあ、感情とは切り離した考えだがな。
05. 2010年8月15日 12:39:46: l1NDyNLn5M 　地方公務員の平均給与は約700万強。 今回掲示されたエリート銀行マンの給与とほとんど変わらない。 　50代、40代の公務員の中には、1，2時間で出来る仕事をタゥラタラ、タゥラタラやって、１日かけている輩が大勢いる。 　俺の知ってる公務員になった奴を見る限り、仕事するのが嫌で嫌でしょうがなく、昔からタゥラタラ、タゥラタラ仕事をやってる役人でもなって、楽に暮らそうと思っていた奴ばかりだった。本当に国民のために頑張ろうとしたやつは、司法書記になったやつ以外にはいなかった。 　こんな糞野郎どもが、今ではエリート銀行マンと同程度の給料を貰っているのである。 　今の若者が公務員になる理由は、仕事が楽だからという理由でなるのとは違うかも知れないが、こんな50代、40代の糞野郎ばかりが蔓延っていては、良い行政など行えるわけがない。 　外資だけでなく、単なる寄生虫の使えない公務員は、ガンガン首を切り、こやつ等が作ったハロ−ジョブに送り込むべきである。
06. 2010年8月15日 14:53:33: GVHiOtJRs9 ひどい話があったもんだ。税金に助けてもらっておきながらの高額報酬。 実力や仕事の成果が収入につながるというタテマエがまったく成り立っていない現実がそこにある。自分が属するグループの政治力が収入を決める現実。 「どうせ仕事の内容と評価は関係ない。」この不公平感が日本を大きく歪めているのではないか？人々のまじめに働く意欲をそいでいるのではないか？日本の不況の大きな要因に思える。
07. 2010年8月15日 17:56:23: F2S7BabyB2 高給取りと言われてる銀行員でもこのぐらいなのか。公務員の歳費の高さが際立って見える。
08. 2010年8月16日 01:20:35: vi7plUzxcM 新生銀行＝旧長期期信用銀行でしたっけ。長期信用銀行が財務省や金融庁により過度な不良債権処理を強要され破綻→多額の税金投入で一時国営化→破格の安さでゴールドマンサックスの関連会社（米政府の要人も名を連ねていた）が買収→新生銀行と名を改め、政府に瑕疵担保特約という特権を与えられて次々に企業を倒産させて利益を上げる。他の大手銀行も似た様なもの。

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