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岡田外務大臣は、記者会見で、日本による韓国併合から100年になるのを機に閣議決定された菅総理大臣の談話を受けて、朝鮮半島由来の図書を韓国側に渡すための条約が国会で全会一致で承認されるよう、各党に働きかけていきたいという考えを示しました。
この中で岡田外務大臣は、韓国併合100年の総理大臣談話について「植民地支配を行って100年という区切りに日本政府が何も言わないというのは、ありえない選択だ。今の政府の考え方、気持ちをしっかりと表すことは大事だ」と述べました。そして、談話で韓国側に渡すとした朝鮮半島由来の図書の取り扱いについて「渡すにあたっては条約という形になるので、臨時国会に出すかどうかも含め、官邸と相談し関係方面と調整したい」と述べ、韓国との間で条約を締結する意向を示しました。そのうえで岡田外務大臣は「相手のあることだが、こういった性格の問題はなるべく全会一致が望ましいので、ていねいに進めていく必要がある」と述べ、条約が国会で全会一致で承認されるよう、各党に働きかけていきたいという考えを示しました。http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100813/k10013349041000.html
この一件は請求権問題の再燃に繋がるのではないかと懸念されている。私は違うとみているが、万が一にならぬようしっかりとした理論構成をとる必要があることは間違いない。
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