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2010年08月12日
菅直人は、15年ぶりに1ドル85円を切る円高が進行している世界の趨勢を尻目に、家族で軽井沢避暑だそうである。まぁ、余りの自らの体たらくに休息を取りたくなる気持ちも判らんではない。(笑)
しかし、退かないと駄々をこねる敗軍の将・内閣総理大臣菅直人は日韓併合100年に際し、「首相談話」を無理やり閣議決定してしまう等、独断専行の権化に化している。
筆者の眼から観ると「イタチの最期っ屁」のように映る。(笑)
おそらく、この首相談話も「消費税」同様菅直人のオウンゴールの一つとして記録されるのだろう。
09年政権交代時、民意の洗礼を受け承認された民主党マニュフェストを、勝手に改竄すると平気で言い放つ。国家戦略局も放棄、自分のシンクタンクにすると言う始末。
政治主導は名ばかりで、官僚におんぶに抱っこ政権に成り下がった。その上、朝日・読売と云う2大紙と思惑を一致させ、政権延命に必死になっている。
その政権維持が国家レベルならいざ知らず、党内レベルの枠内での権力維持に必死こいているのだから、政策云々の話になるわけがない。マスメディアや一部評論家が菅直人を擁護する趣旨は、「短期間に総理大臣がころころ変わることは望ましくない」の一点張りで、その他 菅直人の首相継続が良いのだと主張する論拠は見出せない。
考えてみれば、直ぐにでも判る話だが、我が国の内閣総理大臣の価値を「長寿が一番」に置くなど滑稽千万である。いくら長寿大国だからといって、政策も発言も「ころころ変わる」菅直人を「コロコロ変わることは良くない」と云う論拠で擁護する等あり得ない話である。朝日や読売は日本国の内閣総理大臣の地位と尊厳を愚弄するつもりなのか! 馬鹿も休み休みに言うべきである。
まぁ筆者の怒りはさておき、今民主党政権は何をしなければいけないかと云う問題である。09年民意の洗礼を受けたマニュフェストを実行出来る人物を 9月の代表選において選出する事が喫緊の課題である。
政治的パワーを持ち、経験豊かで、米国・霞が関・マスメディアと真正面から対峙し、矢継ぎ早に国会改革、政治改革、行政改革が出来る人物は一人しかいない。
小沢一郎である。
鳩山由紀夫政権も09年民主党マニュフェストの実現に向け8ヶ月間、既存の権力と闘いながら努力はした。しかし、本人の人徳が命取り、普天間移設問題で大きく挫折、辞任に至った。
マスメディアや評論家連中は「政治とカネ」が命取りだったと未だに主張するが、国政を司る政権にとって最も重要な政策実行能力が不足だった事がすべてである。それでは何故、鳩山政権は政策実行力を持てなかったのか?
鳩山個人の優柔不断にみえる指導能力の資質的欠如、官邸機能をお座なりに構築した事、自らが組閣した内閣閣僚を掌握出来なかったこと、以上に尽きる。つまり、小沢一郎を内閣に取り込む度量がなかった事が命取りだった。
菅直人もまったく同様の大間違いをしている。菅に至っては、小沢一郎の影も形も無にする方向で船出、瞬時に沈没に等しい状況を呈したわけである。挙句に鳩山の姿まで亡きものにしようと企んだのである。マスメディアや評論家からの評判が悪いと云う理由で政権が左右されるなら、国民の選択の権利は何処に行ってしまったのか? 全くもって不可思議である。
09年民主党マニュフェストを実行する能力があり、既存権力と対峙でき、内閣を充分に指揮指導できる能力を備えた小沢一郎を使わずして、誰が政権を担うと云うのだ。馬鹿馬鹿しいほど当たり前の結論は、小沢一郎が内閣総理大臣になる事である。
日本の政党の中で最も多くの議員150人前後を抱える派閥(グループ)のリーダーが先頭に立たずしてどうするつもりだ。検察審査会の議決が気がかりとか、健康面で不安があるのではないかとか、もう我が国はそんな悠長な事を言っている暇はないのだ。
海江田とか原口とかの代表選出馬も取り沙汰されているが、現時点で09年マニュフェスト回帰で政権を担える人物は小沢一郎以外 存在しない。
小沢一郎が前面に立ち、あらゆる既存勢力と対峙、時には懐柔しながら政権運営していく以外、民主党の与党としての命運は尽きる。民主党の命運が尽きた時、日本の政治地図は“混沌”と云う言葉の10年間に突入するだろう。再び失われた時代が我が国を覆い尽くすことになる。
ねじれ国会運営で小沢一郎の寝技、剛腕を期待するむきもあるが、それは単に国会運営のテクニカルな次元の問題に過ぎない。「日本改造計画」と云う大きなビジョンもあり、議会制民主主義の真の定着を政治理念として持つ小沢一郎が、09年に民主党が国民に約束した事を着々と実施して行く政治姿勢が先ずは重要なのである。
その政策遂行のプロセスを明示し、進捗具合を示し、時には何故実行できない状況であるかを、国会を通して国民に見聞きさせることが、最重要な事である。その意味で、小沢一郎の無口さ、マスメディア嫌いをバックアップする人材の積極登用も重要なポイントになるだろう。その点で、海江田、原口、細野、樽床、田中真紀子や他党の亀井や福島を重用する手もあるだろう。一定の気脈を通じる専門性豊かな民間人の登用もポイントになるだろう。
いずれにしても、小沢一郎が代表選に立候補すれば、必ず当選する。そして内閣総理大臣になれるのである。小沢一郎の檜舞台は準備が整っている、後は彼が決心するだけの話である。国民の為に、小沢一郎は決意し、一身投げうつ最大にして最高の舞台なのである。
今後も菅陣営、マスメディアや評論家連中は嵩にかかって小沢一郎の代表選出馬を邪魔立てしてくるだろうが、無視して強行突破あるのみである。マスメディアが駆使する世論調査政治につき合う義理はない。古舘キャスターに叫びたいだけ吠えさせておけば良い。(笑)嬉しい事に、民主党代表選においてはマスメディアの影響力は僅かなものである。まさか世論調査の数字を盾にして、菅直人も代表選で演説するとは思わない。(笑)
検察審査会の議決の行方もこの際どうでも良い。仮に「起訴相当」となっても、内閣総理大臣をなにびとも訴追することは出来ない。内閣の承認を得ずに閣僚の訴追は出来ないのが現憲法。小沢が「ハァー?」と一言聞き返せば済む事である。(笑)現憲法下では、内閣総理大臣を被告に出来ないのだ。
小沢政権の発足時の朝日・読売の世論調査が今から楽しみである。各メディアは80%以上が小沢一郎の復活を望まない調査結果を出しているのだから、理論的に支持率は20%以下であろう。90%が復活望まないのもあるのだから、整合性を保つためにも15%位を捏造するだろう。そして、ご祝儀相場の支持率もない小沢政権と揶揄するのだろう。そう云う「引かれ者の小唄」、マスメディアの叫びを見聞きしながら、小沢首相の政治を見守るのも一興である。
もう待ったなしで小沢一郎の出番である。屁理屈はもういらない。愚衆の世論もいらない。力のある政治家がトップに立って、政治をけん引し、国民の為の縄文の心を持つ共生政治を推進すべきである。
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