http://www.asyura2.com/10/senkyo92/msg/320.html
Tweet |
画像 ゲンダイ的考察日記より
http://octhan.blog62.fc2.com/blog-entry-1582.html
2010/08/12(木) 08:21:45
[厚生労働] 神戸市高齢福祉課〜全員クビか給料を返上しろ!
100歳以上老人105人もほったらかし
役所の怠慢もここに極まれりだ。「消えた高齢者」問題で神戸市がきのう(10日)、仰天の調査結果を発表した。市内に住民登録された100歳以上の高齢者847人のうち、ナント105人もの所在が分からないというのだ。しかも、国内最高齢の113歳を上回る114歳以上が書類上は18人もいるのに確認作業を怠っていたのだから、「税金ドロボーの役立たず」と言うしかない。
不明者の最高齢は東灘区の125歳の老婆です。日本はおろか、世界最高齢になる可能性もありますが、担当の役人はほったらかし。老婆の住民票上の住所は29年前から市が管理する公園になっていました。普通の感覚なら担当者が“おかしいな”“どこへ行ったんだろう”と思うものでしょうが、公務員に“?”はないのでしょうか」(神戸市政事情通)
きのうの謝罪会見で、神戸市の広瀬万希子・高齢福祉課長は「(担当部署が)所管課に連絡しなかったことの積み重なりで、現実と数の乖離(かいり)が生じてしまった」と神妙な顔で言い訳したが、何が“乖離”だ。単に仕事をサボっていただけだろう。何をカッコつけているのか。
これまで神戸市は「区内の最高齢者については、市長や区長が祝いを手渡しており、所在不明はない」と強調してきた。それも全部ウソだったわけだ。おまけに高齢福祉課では「敬老祝い金の贈呈などで高齢者の所在を確かめる中、数年前から居住実態のないケースを把握していた」(担当者)と、とうの昔に「消えた105人」に気付いていながら、ダンマリを決め込んでいたのだ。
とことん、ルーズでモノグサ、ナマケ者の集まりである。
公務員の怠慢極まれり
ア然として開いた口がふさがりません」と、精神科医のなだいなだ氏はこう続けた。
「役人が住民をサービスの対象と見ていない証拠です。所在がつかめなければ、住民サービスなどできっこない。この国の役人はデスクワーク中心で、“足”で働こうとしません。国勢調査にしたってバイト任せで責任の所在は曖昧なままです。自らは動かず、何事も住民任せ、戦前の“お上のおつかい”という意識から抜け切れていないのです」
住民登録は地方行政の基盤だ。住民の数は地方交付税や各種補助金の算定基準でもある。住民票がイイ加減な分だけ、われわれの血税がムダに消えることにもなるのだ。
今年81歳になった、なだ氏は「このまま老人が増え続ければ、医療費がかさむと言って後期高齢者医療制度を導入。われわれ高齢者にも負担を求めました。しかし、増え続ける老人には、どこにいるかも分からない人が含まれているのだから、実にデタラメ。そんな幽霊のような存在のために所在がハッキリしている老人が負担増なんて、バカみたいな話です」と、あきれ返るばかりだ。
行政の根幹を揺るがす神戸市の高齢福祉課の役人は全員辞職もの。少なくとも最低限の仕事をしていなかったのだから、これまでの給料を返上するのがスジである。
(日刊ゲンダイ 2010/08/11 掲載)
---------------------------------------------------------------------------
◆神戸市「国内最高齢者以上」21人…不明100歳以上9区中7区に
(⇒2010/08/11 読売新聞)http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100811-OYO1T00178.htm?from=top
この問題では先日、「行政ばかりの責任とはいえない…」と書きましたが、これは酷い!
神戸市庁舎はもの凄く立派だけど、他の課はちゃんと仕事をしているのでしょうか?
ところで、「高齢祝い金」というのは所在(生存)確認のためにやっていた制度なのかと思うと、バカにされたようでもあり、喜びも半減してしまいそうです。
政治人気ブログランキング
http://blog.with2.net/rank1510-0.html
にほんブログ村
http://octhan.blog62.fc2.com/blog-entry-1411.html
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK92掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。